科学の力と家族が掛け合い、本格的なミステリーが展開する新ドラマ「元科捜研の主婦」(テレ東系)が、1月16日(金)よりスタート! かつて“科捜研のエース”と呼ばれた専業主婦・吉岡詩織を演じるのは、松本まりかさん(主演)。一方、捜査一課に異動したばかりの新米刑事で、少し頼りない夫・道彦を演じるのは、横山裕さん。夫婦役で共演するおふたりに、作品の見どころをお話しいただきました!
ミステリー×ホームドラマの「元科捜研の主婦」

――出演の決め手は?
松本まりかさん(以下敬称略) プロデューサーの濱谷(晃一)さんからお手紙をいただいたんです。根幹にあるのはご自身のお話で、仕事をセーブして家庭優先の働き方にされた奥様への贖罪の気持ちや奥様に対する温かい思いがきっかけで生まれたことを知って、すごく胸を打たれましたし、観てくださる皆さんの元にも届くのではないかと思いました。また、濱谷さんがスタッフさん一人一人のことを綴っていて、「こんな最高の布陣でこのドラマ作ります」と書かれていて、すごく信頼できる方だと思い、この方たちと一緒にやってみたいと思いました。
横山裕さん(以下敬称略) 僕も同じように手紙をいただいて、濱谷さんの役が僕ということで申し訳なく思いながら(笑)。奥さん孝行のような思いがいいなと思ったし、物作りに対して真摯に向き合っている皆さんと、ご一緒できるのが光栄やなと思ってお話を受けました。最初、マネージャーさんから「オファーを受けたらさらに忙しくなりますがどうしますか?」って言われたんですが、あたたかい手紙をいただいて、断る理由がなかったです。でも、正直、「働くな〜」って思いました(笑)。

――絶賛撮影中ですが、台本を読んで感じたことや現場の様子を教えてください!
松本 幸せな家庭を築いている妻をあまり演じたことがないんです(笑)。さらに科捜研の元エースと。演じたことのないキャラクターを、どう自分のものにするか想像がつかなかったのが正直なところです。
横山 僕は家庭のシーンがあったり事件現場のシーンがあったり、個性ある役者さんたちが集まっているので飲み込まれないように頑張っています。毎カット、はちゃめちゃなんですよ(笑)。特に、僕はバディ役の八嶋(智人)さんと同じシーンが多いんですが、ずっと喋ってるんですよ。よく「スカすなよ」と言われるんですが、八嶋さんがふざけてる(笑)! でも、現場が明るくなるのですごくありがたいなと思っています。まだお会いしていないですが、エンケン(遠藤憲一)さんや小手(伸也)さんもいらっしゃるので、完成を観るのが本当に楽しみです。
松本 「こんなにステキなおじさまたちが揃う?!」ってくらい濃いよね(笑)。昨日の撮影も、エンケンさん、小手さん、八嶋さんが揃っちゃって、スゴかったよ。
横山 絶対スゴいな。それきっと八嶋さんのシーンなかったやろ?
松本 そうそう。でも現場に来てた(笑)。本当に掛け合いが面白いんです。
横山 温度感が違いすぎて、ほんまに同じドラマを撮影している感じがしないんですよ(笑)。殺人事件が起こってハードなシーンもあるんですが、それを八嶋さんたちが演じることで面白くなって、そこも魅力やなと。あと『踊る捜査線』のオマージュも…。
松本 そうそう。「ここまでやりますか!」と思うほど、テレ東さんならではの遊び心が光っていて(笑)。

――おふたりは20年以上ぶりの作品の共演ということで、当時から印象が変わったことなどありますか?
横山 表裏のない性格は、変わらないですね。でも今作品を一緒に撮っていて、“憑依”ってこういうことなんやと思わされるほど、すごい女優さんだなと思います。バラエティではちょこちょこご一緒していたので、お互い20年以上、芸能界にいるのが感慨深いですし、この作品で再共演できて、縁を感じています。
松本 横山くんは、まずビジュアルが全く変わらない。
横山 そんなことない(笑)。
松本 もちろん中身も変わってないんですが、柔らかい優しさが魅力的ですよね。あと、儚さと繊細さがあって。いろんなことを乗り越えてきたからこその優しさがあって、だからお芝居をしていても伝わってくるものがあるんですよね。すごく奥行きのある俳優さんだと思っているので、今回ご一緒できて本当にうれしいです。
――夫婦役で共演していますが、お互いの演じている姿を見てどんなことを感じていますか? また、ご自身の役を演じるうえで大切にしていることは?
横山 (松本さん演じる)詩織は、科学が好きという役どころでもあるので、専門用語のセリフが多いんですが、それをどう視聴者の方に伝えるかをすごく計算しながら演じている印象で、実際にスッと入ってくるんです。僕は一方的に語られることがダメで、たとえば校長先生の話とか苦手なんですが(笑)、まりかちゃんは伝え方が上手で、興味が出てくる喋り方をするからほんまにスゴいなと思っています。
松本 (横山さん演じる)道彦はとにかく優しい。詩織のことをすごく大事にしているのが伝わるし、抜けているところがあって可愛いんです。私は横山くんのお芝居をもらって、詩織を作り上げることができました。「幸せな主婦ってどう表現したらいいんだろう」と悩んでいたんですが、横山くんのお芝居を見て、自然に生まれたというか。
横山 そうなんや。僕は普通にやってて申し訳ない…。僕がすごく大事にしていることは「家族がいちばん大事」と念頭に置くこと。そこがブレてしまったら、この物語が成立しなくなってしまうんじゃないかと思うんです。詩織がいちばん大事で、尊敬しているという気持ちを大事にしています。
松本 私はカッコつけないで演じること。科学にまつわる難しいセリフをつらつら言うのではなくて、幼稚園生の子どもが聞いても興味を持ってもらえるように話すことを大切にしています。あとは、お芝居のキャッチボールを楽しむこと。1シーン1カットを相手と楽しみたいです。

――家族一丸となってミステリーに挑む本作ですが、演じながらこの吉岡家をどうご覧になっていますか?
松本 演じながら、この夫婦・家族はすごくステキだなと思うんです。自分の理想が詰まっているくらい、優しさとあたたかさが広がっていて、幸せだなと思います。
横山 子は鎹(かすがい)と言いますけど、息子の亮介(佐藤大空さん)が繋ぐ空気感があって、夫婦間もすごく良くて。
松本 (渡辺)いっけいさんが「お互いをリスペクトし合っている吉岡家」とコメントされていて、すごくハッとしたんです。今作は夫婦がお互いにリスペクトし合っているのが本当にステキだなと思っています。子どもに対しての良いパパママだけではなくて、まずは夫婦が愛し合って信頼し合っていて、その様子を子どもが見たときに子どもが幸せを感じるということが、良い家族の象徴なんじゃないかなと思っています。
横山 そうですね。ママが子どもに悪口を言わないようなパパでいたいなと思っています(笑)。「パパ、カッコいいんだよ」って奥さんに言ってもらえるように頑張ります。
――最後に、放送を楽しみにしている方にメッセージをお願いします!
松本 “科捜研”という言葉が際立っていますが、タイトルからは想像がつかないような、あったかいホームドラマになっています。また、本当に豪華なキャストの皆さんが面白くしてくださっているので、ひとつのドラマにいろんな要素が詰まっています。まるで、色とりどりのお弁当箱! 面白いも、ほっこりも、サスペンスもあって、観てて飽きないドラマになっているんじゃないんでしょうか。皆さんが想像する科捜研ドラマとは全然違うものになっていますよ。
横山 まりかちゃん、すごくカッコいいですよ。犯人を追い詰めるシーンは、横で見ていてスカッとします。
松本 そんなふうに思ってくれているなんて、知らなかった! 今回、だいぶ破天荒な演じ方をしていて、それは私自身もスタッフさんたちも最初は予想していなかったんです。どうやったら面白くなるか、考えた末にやっているんですが、横山くんは何も言わないので「変だな」と思っているんだろうなと思ってました(笑)。
横山 いやいや、スゴいなと思ってるで。台本が面白いのももちろんそうなんですが、役者さんたちがそこに色をつけているので、完成がすごく楽しみ。ドラマを通して「エンターテインメントってこういうことやな」と思いますし、楽しい作品ができていると信じています。すごく丁寧に作り上げているので、自信を持ってお届けできると思います!
【1月16日(金)スタート!】ドラマ9「元科捜研の主婦」

出演/松本まりか 横山裕、佐藤大空ほか
原作・脚本/尾崎将也、鹿目けい子、岡崎由紀子、光益義幸
監督/堀江貴大、片山雄一、守下敏行
※2026年1月16日より、毎週金曜夜9時~9時54分放送。初回15分拡大。
Prime Videoで見放題独占配信。また、ネットもテレ東、TVer、Leminoで見逃し配信。
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松本まりか(まつもとまりか)
1984年9月12日生まれ、東京都出身。2000年にNHK『六番目の小夜子』でドラマデビュー。その後、モデルや声優としても活躍。近年の出演作に、「ホリデイラブ」(テレビ朝日)、大河ドラマ「どうする家康」(NHK)、「ミス・ターゲット」(ABCテレビ)、「夫の家庭を壊すまで」(テレ東)などがある。
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横山裕(よこやまゆう)
1981年5月9日生まれ、大阪府出身。SUPER EIGHTのメンバーで、2004年に「浪花いろは節」でCDデビュー。バラエティやドラマ、音楽とジャンルを問わず活動する。主な出演作に、ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」シリーズ(フジテレビ)、ドラマ「コタローは1人暮らし」シリーズ(テレビ朝日)、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(NHK)などがある。

