コロナうつを予防、改善するには食事から。あるフルーツが効果発揮!

コロナの感染拡大に伴ってリモートワークが増え、孤独感や先の見えない不安感に苛まれる人も多いのでは!? 気分が落ち込んだり、憂鬱になっていたりしたら要注意。コロナうつの症状が表れ始めているのかもしれません。

そもそも私たちの体や心、脳は、すべて食べ物(栄養)によって構成されています。必要な栄養がきちんと取れていれば、自然と脳も整ってくるはず。なかでも、たんぱく質、鉄、ビタミンC、食物繊維の4つは、脳に効く抜群な栄養素。うつを予防、軽減させるために栄養をいかに取るべきか、「ひめのともみクリニック」心療内科医の姫野友美院長が教えてくれた方法を伝授します。

不安感を緩和するのに、たんぱく質が有効

たんぱく質を取ると、体内で分解されて心身を健全に保ってくれる脳内ホルモンが分泌。たとえば、幸せホルモンのセロトニンや睡眠ホルモンのメラトニンなどはよく知られているところ。そうした精神を安定させる脳内ホルモンが自律神経を整えて、心身の不調を安定させる作用があるのです。

鉄が不足すると、うつ病を招く?

ダイエットや偏食などによって女子に多いといわれる鉄不足。鉄が不足すると、寝起きの悪さやイライラ、頭痛など、原因がはっきりしない鬱とよく似た症状が表れます。新陳代謝が低下して、肌荒れや抜け毛などの症状も。

鉄には、肉や魚などの動物性食品に含まれるヘム鉄と、植物性食品や卵などに含まれる非ヘム鉄の2種類があり、ヘム鉄は体内への吸収が高いのですが、非ヘム鉄はたんぱく質やビタミンCを多く含む食品と一緒に取ることで吸収率がアップします。栄養バランスの良い食事こそが、うつの予防、改善につながります。

女子はいつだってビタミンCが必要

美肌のためにビタミンCが不可欠なことは大人女子なら常識。ビタミンCは抗酸化作用や抗ストレス作用ばかりでなく、免疫機能を正常化してウイルスの撃退にも大きな力を発揮。また、セロトニンやドーパミンなどの脳内ホルモンの合成にもビタミンCは不可欠なのです。

食物繊維の摂取量が減ると、うつに直結

腸は腸内細菌と共に、酵素やビタミン、ホルモンなどの合成や、消化、吸収、排泄、解毒、免疫と大きな役割を果たす場所。セロトニンやドーパミンなどの合成にも関与しています。また脳腸相関といわれるほど脳と腸は直結し、脳にストレスがかかれば便秘や下痢など腸の状態は悪くなり、その反対も然り。だから腸を健康に保つための食物繊維の摂取量が減ると、うつが増えるという明らかなデータも。腸を整えるために、食物繊維は欠かせないのです。最近注目の発酵性食物繊維を取ることも忘れずに!

4栄養素に関与。メンタルヘルスケアにキウイが最適

ビタミンCや食物繊維が豊富なキウイは、心身の抵抗力を高めるために有効な食材。熱に弱いビタミンCもキウイなら生でそのまま食べることができるうえ、1日に必要なビタミンCの大半を1個で補うことができます。なかでもゴールドキウイならビタミンCはグリーンキウイのほぼ2倍。さらにキウイはタンパク質の分解を促すアクチニジンという特有の成分が含まれるほか、鉄の吸収を高める有機酸、健康な腸内フローラをキープする発酵性食物繊維を含むスーパーフルーツ。キウイを味方にすれば、憂鬱な気分になることはないかも!

文/和多亜希

ひめのともみクリニック
http://www.himeno-clinic.com/

和多亜希/フリーライター
ナビゲーター
和多亜希/フリーライター
神戸在住のフリーライター。出版社勤務の経験を生かし、衣・食・住はじめ、美容や旅など全方位的にアンテナを張り、関西の旬の情報をキャッチ。特にスイーツネタが得意。
このナビゲーターの記事を見る