Hey! Sɑy! JUMP・山田涼介さんが初のソロコンサートツアー『Ryosuke Yamada LIVE TOUR 2025 RED』を開催。4月にリリースされた初のソロオリジナルアルバム「RED」を携え、全国6都市で公演を行っている。来る6月22日の最終公演は全国の映画館および韓国、香港、台湾でのライブビューイングも決定！ 山田さんの魅力が詰まったコンサート、ここでは5 月24日昼に行われた、ららアリーナ 東京ベイ公演の模様をレポート。
コンセプト、演出面を自身が監修！最高級のエンタメが赤一色に染まった会場で
Hey! Sɑy! JUMPデビュー当時からのメンバーカラー「赤」をテーマに制作された、ソロオリジナルアルバム「RED」を引っ提げての本ツアー。コンセプト、細部に至るまでのステージ演出を山田さん自身が担当。山田さんがこれまで培ってきたエンターテイメントを詰め込んだアルバム同様、パフォーマンスから、ステージングから、“アーティスト・山田涼介”の世界観を存分に味わえるコンサートとなっている。
グループのコンサートとは違い、客席のペンライトが赤一色に染まった会場。オープニングが始まり、高揚感を煽るようなマーチの音楽が鳴り響く。王国の扉が開き、満を持して山田さんがステージに登場。赤いマイクを手にクールに歌い続ける山田さん。その姿がモニターに抜かれると、会場はただちに大歓声となった。初っ端から山田さんワールドに引き込まれるような目まぐるしいステージが続き、落ち着いたところで冒頭の挨拶タイム。少しばかりの沈黙のなか、山田さんが会場の反応を確認しようと耳元で手を動かすと、客席からは黄色い声が噴出。この盛り上がりにはにかんだような笑顔を見せた山田さん。「みなさん、ツアーREDにようこそ。山田涼介です」と挨拶し、続けて「今日僕と会うのを楽しみにしてた人？ 今日幸せになりにきた人？」と客席に問いかけ。「はーい！」と大きく返事が返ってくると、「おまかせあれ」と照れた表情で一言。そして「みなさまに会うのを楽しみにしていました。今日最高のエンターテイメントを用意してきたので、最後まで楽しんでいってください！ よろしくお願いします！」と、次のコーナーへつなげた。
過去と今、これまでの軌跡を辿るようなセットリスト
「RED」収録曲を中心に構成されたセットリストのなかには、先輩曲のカバーや、過去の人気ソロ曲も。当時のパフォーマンスを彷彿とさせる演出など、エモーショナルなステージも見どころのひとつになっている。懐かしいパフォーマンスつながりで、自身が出演したドラマの主題歌をまとめた「Hey! Sɑy! JUMPメドレー」コーナーも披露。当時の映像とともに、その変遷を楽しめる。
中盤には昨年末から今年のはじめにかけて行われたグループのコンサートでもお目見えした、愛と平和の妖精“じゃんぷぅ”が登場。本公演のためにメンバー全員が新しく録音したという、可愛いアニメーション映像で会場を和やかなムードにする。そして自身のYouTubeゲームチャンネル「LEOの遊び場」ともコラボレーション。キャラクターのLEOが着ているコスチュームを実際の衣装にし、山田さん自身が着用。現実とバーチャルの垣根を超えたファンタジックな世界観で、スペシャルなパフォーマンスを披露する。
6月22日最終公演のライブビューイングについて、うれしい続報が！
当初の予定から7公演もの追加公演が決まるなど、その盛況ぶりに話題となった本ツアー。さらに全国250館の映画館で生中継が決定していた最終公演のライブビューイングが韓国、香港、台湾のアジア3ヵ所でも配信されることが決まったと当日のMC内でサプライズ発表！ これには山田さんも「すごくない？」とうれしい表情を浮かべ、会場は大きな歓声と拍手に包まれた。喜びを全員で分かち合うような空間を前に「いいね。なんか一喜一憂できてる感じがして、すごくいいですよ。僕、嬉しいですよ！ ありがとう」と伝えた山田さん。「みんなの喜びが、僕の喜びですから」とも話し、何度も噛み締めるように感謝の言葉を口にしていた。最終公演は6月22日17時半から、マリンメッセ福岡A館にて行われる。ライブビューイングの詳細はこちらをチェック。
さらに洗練されたパフォーマンス、表現力で圧倒
遊び心たっぷりのチャーミングなステージ、大人の色気たっぷりの妖艶なパフォーマンス、ワクワクするエンターテイメントショー、しっとりと歌声を聴かせるブロック――。表情を変えながらグラデーションのようにバランスよく進んでいくコンサートで、ピリッとアクセントになっているのは力強いダンスパフォーマンス。スマートでいてダイナミック、どの角度から見ても美しいキレのあるパフォーマンスは、1秒たりとも目を逸らせない。誰もが釘付けになってしまう、迫力のステージをお見逃しなく。
ステージングにおいても、豪華な演出がたくさん見られた。まずはメインステージからセンターステージまで埋め尽くされた、総面積155m²の床LED。あるときにはレッドカーペット風になるなど、楽曲の雰囲気に合わせて、ステージの表情を多様に変える役目を果たしている。「RED」にちなんだ赤の小道具やライティングも多く飛び出し、いちばんの驚きは球体を使ったフライング演出。メインステージから約10m上空に突如現れた直径2300mの球体。球体が割れたなかから山田さんが登場し、歌唱しながらセンターステージまでの約30mの距離を空中移動、そしてステージに降臨する様はまさに圧巻。今回のコンサートを象徴するシーンとなっている。
約2時間、充実のエンターテイメントは、とにかく隙がなく煌びやか。デビューから今もなおたくさんの人を魅了し続ける、山田さんの人気の秘密が詰まっているようにも感じた。残すは6月14日〜15日の広島公演に、翌週21日〜22日の福岡公演。先述のライブビューイングも是非チェックしてほしい。
山田さんコメント
初のソロツアーなので、山田涼介の軌跡を追えるようなライブ作りをしました。アイドルとしてエンターテイナーとして、今まで自分が培ってきたものをこのライブで全力で出しています。映像含め、最初から最後まで山田涼介を堪能していただけたらと思います。来られない方は、ぜひライブビューイングで一緒に過ごしましょう。
山田涼介（やまだりょうすけ）
Instagram @ryosuke_yamada059
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YouTube @leo_playground
