スタイリスト青木貴子さんによる、素敵な人に一歩近づく生き方指南。こんな時代だからこそ、前を向いて歩いていくためのヒントをお届けします。
何かに迷ったときは?

いま悩みはありますか? 何か迷っていたりすることはあるでしょうか? 前にも後にも動けない、そんなとき、あなたはどんなふうにそれを乗り越えたり、解決したりしていますか?
誰かに相談する。それもとってもいい方法のひとつです。他者の考え方を知ることで、新たな視点が見つかったりします。それが問題解決の糸口をつかむきっかけになる場合は大いにあります。ひとりで悶々とするよりは解決の早道のように思えます。こんがらがってた自分の気持ちも不思議なことに人に伝えることでするっと整理できたりしますしね。そう、話すだけでもちょっと事態は動きます。
相手は友人だったり、上司だったり、親だったり、彼氏だったり、占い師さんだったり、いろいろ考えられます。が、誰にも相談できない!って場合もありますよね。相談する相手に心配かけられないとか、のっぴきならない話すぎて誰にも話せる内容じゃない、シンプルに相談したいと思える相手がいないなどなど。
そんなときにその悩みごとを解決するのに使える指標があります。「死ぬときに振り返ってどう思うか?」です。いきなり死ぬというワードはちょっと重めというか、物騒な響きですが、よく「死ぬ気になれば乗り越えられる」や「このままじゃ死んでも死にきれない」や「死ぬまでには実現したい」なんていうように何かの解決や実現のリミットとして使われている塩梅の例えなのでびっくりしないで下さいね。でもこれって実は本当の気持ちを測るうえでとっても使える指標なんです。
たとえばいま抱えている悩みごと、それが何かをやるかやらないかの判断だったとします。「それをやらなかったら死ぬときに後悔するかな?」。後悔しなさそうだったら、そこまで重要なことじゃないのかも。「やってうまくいったら死ぬときに嬉しかったって思い出すかな?」。あんまりどうってことないかもって思ったら、やっぱりそこまで悩むことじゃないのかもしれません。絶対嬉しかったって思い出す!と捉えられたら、やった方が良いって思い切れるのではないでしょうか。
またいま特段の悩みもなく、逆になんかやり甲斐を見つけないとなぁなんて漠然と思っているなら「死ぬときに何を後悔するか?」を考えてみるといいと思います。そのことを想像すると意外とやりたかったことが浮かんできます。なんでもいいから思いついたものを始めると日常が輝きだしたりしてきます。潜在的に心のどこかにあっても普段は気にしていないことって沢山あります。またいるものや、いらないもの、大切な人やそうでない人も死ぬときに「あって欲しい」や「いて欲しい」かどうかで大切具合の判断がついたりします。ナチュラルな断捨離にも有効そうです(笑)。
死ぬことは大きなリミットだから、何かに迷ったときや悩んだときにそのリミットについて思い起こすのは有効手段。死ぬときにどう思うか?はとってもおっきなスケールになるので、なぁーんだこんなことに気を取られている場合じゃないぞ!とか、もっと頑張って早く次に進もうって気持ちも生まれます。そして後悔のない楽しい毎日を過ごす! 出来ればひたすらに毎日を大切に過ごす。それが実現できたら、これぞ幸せってことではないでしょうか。毎日の積み重ねが人生ですからね。

