大阪万博が開幕したものの、ホテル価格の高騰や市内の混雑、会場までのアクセスが懸念されるところ。日本初のヴィニェット コレクションとして今春リノベーションしたホテルなら心配無用。万博もホテルステイも大いに満喫できる!(ライター/和多亜希)

ホテル前から万博会場まで直通バスで30分!
1935年創業以来、国賓や皇室をはじめ多くのゲストを迎えてきた伝統と格式あるハイクラスホテルが今年4月、IHGホテルズ&リゾーツの初のコレクションブランド「リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション」として生まれ変わった。全1001室の客室を改装し、より心地いい空間へとリニューアル。長年続く大型ホテルだけにホテル前には京阪電車「中之島」駅があり、万博会場までも中之島駅前から駅シャトルバスが運航。また、6月30日まではホテルグランドオープン記念のお得な宿泊プランもあり、見逃せない!
洗練さと気品、落ち着きあるゲストルームで寛ぐ
「伝統美と水の融合」という日本の伝統美を取り入れたレガシーを引き継ぎつつ、大きく刷新した同ホテル。ゲストルームはホテルのコーポレートカラーであるロイヤルグリーンを基調に、カーペットやヘッドボードで水の揺らめきを表現し、よりリラックス効果をもたらす空間に。優しい印象のダスティピンクの家具も安らぎをプラス。客室からは中之島を囲む川の煌めきを眺められ、都会にいながら喧騒とは無縁の滞在に心まで豊かに満たされるに違いない。
迫力あるロビーで日本の伝統美に触れる
ロビー床一面に敷かれた日本最大級の大緞通「万葉の錦」、2面にグレーンペンミラーを取り付けて空間の繋がりをもたらしたという金蒔絵柱など、ヴィニェット コレクションになっても歴史や伝統を継承した設えは変わりのない圧巻の素晴らしさ。レセプションにはHOSOOの西陣織屏風が新たに設置され、和の美が一層息づいている。
食も癒やしもショッピングも館内で完結できる幸せ

万博で疲れても、ホテルに帰れば充実した設備であらゆる望みが叶うのもこのホテルの魅力。18のレストラン&バー、プールやサウナ、ジャグジーに加え、今年3月から宿泊者専用の24時間使用可能なジムが新設された。デリカテッセンの「グルメブティック メリッサ」ではホテルのお惣菜をはじめ、パンやスイーツ、チョコレートなど約300種類を販売。Tシャツやコースターなどの万博関連グッズも販売予定だとか。万博でお土産を買いそびれたならココで調達する?
リニューアルした2つのレストランでハイレベルな美味を堪能
朝、昼、夜とカジュアルなビュッフェ形式で、万博のように世界各国の料理をいただけるのは「All Day Dining REMONE(オールデイダイニング リモネ)」、とびきりおしゃれして29階から大阪の街を見下ろしながら極上のフレンチをいただけるのはグランメゾン「レストラン シャンボール」。どちらも洗練と温もりが調和したレストラン。混雑した街中へ出るのは避けて、生まれ変わったホテルレストランで至福の時を過ごすのもいい。