今年で10年目を迎える「おにぎりアクション」。私たちが普段の生活のなかで、即実行できるエシカルアクションが世界の食料問題の解決につながるという注目の取り組みをご紹介。
「おにぎりアクション2024」始まってます
仕事合間にランチタイムに、おにぎりをもぐもぐ…という人も多いのでは。そんなときに、おにぎりの写真を撮影してSNSに投稿するだけで、飢餓に苦しんでいるアフリカやアジアの子どもたちに給食が届く——そんなエシカルな取り組みが今年も実施されています。
世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(以下、TFT)が主催するキャンペーン「おにぎりアクション」は今年で10年目。国連が定めた「世界食料デー」(世界中の人が食べ物や食料問題について考える日)が10月16日ということもあり、「おにぎりアクション2024」は10月3日からスタートし、11月16日までの期間にて実施中。
参加の方法はとても簡単。おにぎりにまつわる写真に#OnigiriActionとタグ付けして、SNSまたは特設サイトに投稿すると、協賛企業が寄付し、TFTを通じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食5食(100円)が届くのです。このキャンペーンでは、これまでに累計186万枚の写真が投稿され、アフリカ・アジアの子どもたちに1017万食の学校給食が届けられたという実績が報告されています。
現在、世界では最大7億5700万人が飢餓に苦しんでいるといわれていて、SDGsの達成期限である2030年には6億人近い人々が飢餓の状態にあると予想されているそう。
私たち一人ひとりの小さなアクションが集まると、大きなアクションになっていくのです。さっそく明日のランチタイムからアクションを!
おにぎりアクション特設サイト
https://onigiri-action.com/