都会の真ん中に色彩豊かな庭園が現る！ヴァンクリーフ＆アーペルからの招待状

春の訪れに心が浮き立つのは、草花が美しく輝き出す時季だから。植物の持つ偉大なるパワーは、人を癒やし幸せな気分へと導いてくれるもの。もうすぐ東京に出現するパワースポットで、どうぞエナジーチャージを。今回は、そんな期間限定イベントのお話。【連載「青木貴子のラグジュアリー案内」】

ヴァンクリーフ＆アーペルが織りなす、魅惑のフラワーガーデン

美しい花が咲き乱れる良い季節が巡ってきましたね。生命力を感じさせてくれる花という存在、見ているだけで幸せな気持ちとパワーを受け取ることが出来ます。お花見に行くとウキウキと楽しい気持ちになったり、自然とニコニコしちゃいますよね。それは体全体で花から発せられている躍動的でポジティブなエネルギーを感じるから。花のある場所はある意味、強力なパワースポットなのです。

桜の季節が終わってしまうと、野原や大きな公園が少ない都会では花の持つエネルギーを体感・実感できる場所や機会を見つけることはなかなか叶いません。都会にもお花畑があったらいいのに…。そんな願いが、今年は叶います！

4月11日から5月12日まで、東京丸の内というビル群に囲まれた都会の真ん中に鮮やかな色彩の花で溢れた庭園が出現！　丸の内は東京でも有数のオフィス街。そんなところに庭園！？と想像できない方も多いかと思います（笑）。そう、リアルな庭園ではないのですが、実際の庭園よりもうんと刺激的でエモーショナルな架空庭園が登場するのです。

こちらは創業以来、花を始め多くの自然界に存在するエレメントをクリエイティブのインスピレーションソースとして大切にしてきたヴァンクリーフ＆アーペルが、フランス人アーティストのアレクサンドル・ベンジャミン・ナヴェとのコラボレーションで開催するイベント。彼が制作する豊かな色彩とエネルギッシュなタッチで描かれたパステル画や、大型の彫刻作品、アーチやベンチなど、花の生命力と躍動的魅力に満ち満ちたオブジェなどで構成された架空の庭園が丸の内ストリートパークを埋め尽くすというビッグプロジェクト。

これまでパリ、ニューヨーク、ドバイ、東京などのヴァンクリーフ&アーペルのブティックのファサードにおいて、色彩豊かな世界を表現してきたアレクサンドル・ベンジャミン・ナヴェ。2022年にはニューヨークの五番街で花の息吹を感じさせる様々なアートピースを展示、ニューヨーカーにパワーと癒やしを与えました。そして今回は舞台を東京に移して花々の祝祭が行われることに。丸の内中通り全体がエネルギッシュな花に囲まれるインスタレーション・アートの場になり、ビルの狭間で一層映える色彩が感性をぐぐっと刺激してくれることでしょう。