笑顔になるために欠かすことができないもの、そして時に生きる力にもなるエンタテインメント。そんなエンタメのコンテンツを生み出し続け、今注目を集めている会社「CHOCOLATE Inc.」。この会社でエンタメの最前線に立つ、PR Unitの坂本舞さんと樋口あるのさんにインタビュー。
愛を持って作ったコンテンツで未来をワクワクさせる
――エンタテインメントのコンテンツの企画・制作と言っても、その種類は多岐にわたるCHOCOLATE Inc.。いったいどんな仕事をし、どんな想いで働いているのか、現場の生の声を聞いてみた。
坂本さん 私たちをひと言で表すなら“たのしみな未来をつくる”会社です。そのために必要なエンタテインメントであれば、ジャンルは問いません。多くの人に知ってもらうきっかけになったのは「6秒商店」というプロジェクト。そこでアップした動画「魔法陣充電器」が2018年の国内リツイート数ランキング3位を記録したんです。「あったらいいな」という商品を紹介する架空の雑貨専門店なので、実際には購入することはできないのですが(笑)。
樋口さん 現在は映画、展覧会、カプセルトイ、広告、キャラクターなどさまざまな展開がありますが、エンタメの力で皆さんの明日を少しでも“たのしみ”なものにできるよう、日々業務に取り組んでいます。
――広報という、各コンテンツの制作・運営や世に放たれる瞬間に立ち会うポジションのふたり。そんな彼女たちから見た、“楽しいモノ・コト”の作り手はどんな人たちなのでしょうか。
樋口さん 私たちPRがたくさんのクリエイターやスタッフたちなど、エンタメを作り上げる裏側の人たちと接していて思うのは、みんな“好きを極めている”ということ。やはり作り手自身がそのコンテンツに対して愛を持って取り組んでいる姿を見ていると、その熱意が作品に表れていることを身に染みて感じます。
坂本さん これは弊社代表の言葉なのですが、“エンタメは頭ではなく心を打つもの”。だからこそ、心に寄り添って作っていくことを大切にしています。そのために、まず何よりも作り手自身が心から楽しんで取り組んでいる、その姿が印象的です。
人を笑顔にする前に自分も楽しむ!
――話題のエンタメを発信し続け、注目を集めているCHOCOLATE Inc.。人をワクワクさせ、笑顔にするコンテンツを生み出す秘訣はどこにあるのか。
坂本さん スタッフ同士が互いに尊敬し合い、年齢や立場に関係なく意見を出し新たなものづくりに取り組んでいることだと思います。私たちは常にこれまでやったことのないコト、見たことのない“たのしみ”なモノを目指して仕事をしているので、アイデアを出し合い、受け止め合うことは欠かせません。そこに年齢や経験の差でしがらみが生まれてしまうと、多くの人に“たのしみ”と思っていただくのも難しくなります。その垣根を取り払い、たくさんの意見から新たなエンタメを生み出す、そんな循環ができていることが弊社の特徴のひとつなんだと思っています。
樋口さん さらにいろんな出自を持つメンバーがいるので、ジャンルをも超えて意見を交わし合える。その部分も強みなのかもしれません。
――実際にエンタメを発信する側として、ふたりが働いていて笑顔になる瞬間はいつですか?
坂本さん 制作したコンテンツで喜んでもらえた瞬間でしょうか。例えば展覧会やポップアップストアなど、現地に足を運んだお客さまが笑顔になっている姿を見たとき、自然と笑顔になっています。
樋口さん 私も同じですね。さらにそんなお客さまの姿を見て、スタッフたちがうれしそうにしている顔を見ると、喜びは倍増です!
坂本さん これから先も、もっと見たことのないコンテンツで、“たのしみな未来”のきっかけになれたらと思います。
CHOCOLATE Inc.
2017年に創業した、さまざまな形のエンタテインメントを作り出す会社。キーワードは“たのしみ”。今、そして未来をもっと“たのしみ”にするための、映画やアニメ、キャラクター、広告コンテンツといった枠に囚われない発信を続けている。所属しているのは、アーティスト、映像作家、アニメーション作家にプランナーなど。
https://www.chocolate-inc.com/