華々しいデビューから半年、&TEAMの2nd EP『First Howling : WE』が6月14日(水)にリリース。6月18日(日)にはそのショーケースが行われ、ファンと盛大に盛り上がったその様子をレポート。
会場が9人に魅せられる!
&TEAMは、HYBE LABELS JAPANに所属する、EJ・FUMA・K・NICHOLAS・YUMA・JO・HARUA・TAKI・MAKIの9人で構成されるグローバルグループ。異なる出発点から繋がった彼らは、「それぞれ個性を持つ9人が一つのチームとなり、多様な世界を結びつける」という意志を掲げている。パフォーマンス・ビジュアル・クリエイティブで別格のクオリティを示し、その人気は国内にとどまらず、海外からも注目されているグループ。
2nd EP『First Howling : WE』は、リリースされてから瞬く間に、オリコンデイリーアルバムランキング1位(6/13、6/15、6/16付)、iTunes世界14の地域でチャート1位など、大ヒット中。そして今作から3週間にわたる音楽番組を含む韓国活動の本格化も発表された。
リリースを記念し、6月18日(日)に行われたショーケースには、多くのLUNÉ(※ファンの呼称)が集まり、その登場を今か今かと待っていた。
Q. デビューしてから半年経ちますがいかがですか?
K「たくさんのことを経験しながら、いろんな欲が湧いた半年でした。その中で僕たちも話し合う時間が増えましたし、創造意欲とかもっといろんな姿を見せたいという欲が出てきました」
NICHOLAS「&TEAMとして活動しながら足りない部分が分かるようになったので、補うために一生懸命頑張ってきて、成長した姿を皆さんに見せたいと思います」
Q. 2nd EPに込められたストーリーを教えてください。
TAKI「Debut EP『First Howling : ME』では、同じ思いを持つ“君”の存在を知ったんですけど、今回はその“君”を探す僕たち9人の旅路や成長などが現れていて、ようやく僕と君が出会い『WE』となる瞬間を描いた作品となっています」
Q. 2nd EPのタイトル曲「FIREWORK」についてお話しいただけますか?
FUMA「変わりたいと思う少年が同じ思いを持つ仲間を探し続けて、やっと出会えた瞬間を花火を用いて表現した曲になってます。僕たちの手元に音源が届いて初めて聞いたときに、良すぎて車の隅で泣いてしまって(笑)。それくらい初めて聞いたときはすごく感動したんですけど、なかでも自分のパートが大好きで。いつもSoma Gendaさん(HYBE LABELS JAPANのサウンドディレクター)が一人一人に合うパートを振り分けてくださって。僕のパートは『湿りきった導火線にもう一度火をつける』というサビ前のパートなんですけど、諦めそうになった自分が&TEAMという目標を探してもう一度走り出すっていう、自分の気持ちと歌詞がリンクしていて、お気に入りの曲ですね」
――振り付けも難しいように感じますがいかがでしょうか?
K「FUMAも言ってたんですけど、ずっと探してた君に出会う衝撃的な瞬間や爆発的な喜びを表現している曲なので、その爆発的な部分を表現するためにパフォーマンスもハードな仕上がりになってます。最初の頃は、1サビ終わりにみんな倒れるほどキツかったくらい。本当に何度も練習して体力も慣らしていって、何度もモニタリングをして…メンバーと切磋琢磨して完成度を高めていきました。
実際にこの曲をやる前に『花火』について調べて、こういう表現にしよう、指の開きはこうしようとか、ずっと話し合っていました。花火師さんたちもすごく繊細に仕込んで花火を空に打ち上げるじゃないですか。僕たちのパフォーマンスもそれくらい繊細に丁寧に作り込んでいるので、本当の花火のように見えたら嬉しいです」
Q. 「Road Not Taken」はいかがですか?
YUMA「この曲は“君”を探し走り出したその道のりを表している曲になります。君を探すために誰も行かない険しい道を、苦しいことも君に繋がる道だと信じて進んでいくストーリーです。振り付けもアクロバティックで、前向きで生命力のある曲になっています。途中にウルフフェイス、狼の顔を作る振り付けがあるので『隠れウルフ』を見つけてください!」
NICHOLAS「この曲は移動が多くて、重要なのはチームワークだと思っています。難しい振り付けやアクロバットがあるので、少しでも気を逸らすと怪我をする危険があるので、気をつけています。以前はできなかった部分も練習して今ではできるようになったのでproudですね」
Q. 「月が綺麗ですね」については?
EJ「困難を乗り越えてようやく出会った“君”は、言葉にしなくても心で通じあっている特別な存在で、2人でいればどんなこともできそうな、愛しい人に対する思いを込めた曲です。サビ前にHARUAと僕のパートがあるんですけど、レコーディングのときに『ロボットっぽく歌って! 感情を入れないで!』って言われて。どういう意味かなって考えてたら『I LOVE YOU』ってストレートに言えないぐらい、好きな人の前で緊張しすぎてロボットみたいになっちゃったのかな」
MAKI「この曲は、今回のEPの中で1番LUNÉの皆さんのことを歌っている曲なんじゃないかなと思っていて。月にまつわる歌詞がたくさんあるので、この曲を歌うときはLUNÉの皆さんのことを思って歌っています」
Q. 放送中のドラマ「Dr.チョコレート」の主題歌でもある「Blind Love」について教えてください。
HARUA「ありがたいことにドラマの主題歌に起用していただいて、僕たち&TEAMもドラマに出演させていただいて、いろいろ思い入れのある楽曲になってますね。この曲は愛を伝えることに対しての戸惑いだったり、ふとした瞬間に君のことを考えてしまうという、甘くて切ない歌詞がエモーショナルなサウンドに表現された曲です」
Q. 今回は日本語バージョンだけでなく、韓国語バージョンも収録されているということですが。
MAKI「『FIREWORK』とDebut EP『First Howling : ME』に収録されている『Scent of you』の韓国語バージョンも収録しています。『Scent of you』のレコーディングのときに心から楽しめた感じがしました。なんとなくやってみたフェイクが実際に使われて、形になったことに達成感を感じています。よく聞くと日本語バージョンと韓国語バージョンで違うところがあるので注目してみてください」
Q. タイトル曲「FIREWORK」のMVについて教えてください
JO「今回は火花のようにほとばしる9人それぞれの感情――切なさ、愛、嫉妬が描かれています。喜んだり悲しんで泣いたりという、9人の演技が光っているので注目してみてほしいです。撮影も大掛かりで、ロードムービーのような仕上がりになっているのがお気に入りです」
――演技はいかがでしたか?
YUMA「僕は常にLUNÉのことだけを胸に演技しました。EJくんが僕に嫉妬するシーンがあって(EJさんがYUMAさんの肩に軽くパンチする)、EJくんと激しく喧嘩するシーンがあるのでみてください」
EJ「YUMAとそのシーンを撮るときに、笑っちゃダメなのについ笑ってしまって。でも真剣に頑張りました!」
Q. コンセプトフォトも話題になっていますね
HARUA「コンセプトが2つあって、『THIRSTY』と『BLOOM』。『THIRSTY』は、同じ思いを抱く“君”に会いたいと強く願って探し彷徨う様子を描いた作品です。『BLOOM』は“君”にようやく出会えて爆発するような喜びを表現した作品です。EJくんがピンク、Kくんが金髪、僕も初めてブルーに髪を染めて撮影に挑んだのがすごく記憶に残っています。
ひとつ裏話があるんですけど(笑)、自転車を漕いでいる様子を撮影していただいたんですけど、漕いで遠くまで行った帰り道、強めの向かい風で。みんなすごく頑張って漕いだんですけど、FUMAくんだけ自転車を片手に担いで走って、思い出すだけでめっちゃ笑えるよね。しかも1番早いんですよ。それがヒーローみたいでかっこよかったです」
FUMA「自転車は、メンバーの雰囲気に合わせてひとつひとつ作ってくださって。いろんなメッセージが込められたものになっているのでチェックしてください」
2nd EPより2曲を圧巻パフォーマンス!
オープニングで「Road Not Taken」、トークセッションの最後に「FIREWORK」を披露。“君”を探して困難に立ち向かう姿を力強く表現した「Road Not Taken」ではアクロバティックな振り付けで9人の結束力を見せ、“君”に出会った衝撃的な瞬間を夜空に咲く花火に例えて表現した疾走感溢れるタイトル曲「FIREWORK」では一糸乱れぬダンスを披露し、会場を盛り上げた。事前に曲中の応援方法が自身のYoutubeにアップされ、完璧な掛け声でさらに盛り上げるLUNÉ。&TEAMとLUNÉが一体になれるパフォーマンスに、カムバックへの期待が高まった。
JOさんは「これから3週間韓国でも音楽番組に出演するなど、本格的な活動をするので、楽しみにしている」と語り、&TEAMがこれからグローバル活動を本格化していくことを発表。また、「9月に&TEAMは結成1周年を迎えます。そこでLUNÉの皆さんに喜んでいただけるものを、実は今計画中なので、楽しみにしていて欲しいです」と語り、2023年後半もさらに盛り上がる予感。世界に向けてハウリングする9人の姿をcheck it out!
&TEAM
HYBE LABELS JAPAN初のグローバルグループで、BTSの生みの親バン・シヒョク議長がプロデュースしていることでも注目を集める9人組。
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