毎年恒例のジャニーズ事務所所属アーティストによる年越しコンサート『ジャニーズカウントダウン2022→2023』が開催された。今年は全23組総勢140人の出演者が東京ドームに一挙集結! 生放送のオンエア前、オンエア後を含むステージの模様をボリュームたっぷりにお届け。
ジャニーズJr. の注目グループがオンエア前の東京ドームを盛り上げる!
2022年12月31日23:45から始まる生放送に先がけて行われたオンエア前のステージ。今年は6組のジャニーズJr.グループが代わる代わる登場。『ジャニーズカウントダウン』に初出演のグループも多く、個性あふれるステージで会場を盛り上げた。
【HiHi Jets】
オープニングを飾ったのは、5人組のHiHi Jets。 「はいはいじぇっつ」と書かれた紙を手に持った髙橋優斗さんが「どうも、HiHi Jetsです! 初めての方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、一生懸命パフォーマンスしますので、皆さん名前だけでも覚えていってください!」と挨拶。髙橋さんの隣に「イノッチみてるぅ?」と書いた紙を持つ作間龍斗さんも並び、ユーモアな発想でグループをアピールした。1曲目は「JET」。ファイヤーボールの演出を活かした本ステージで、堂々のパフォーマンスを披露。続く「HiHi Jets」では、得意とするローラースケートで花道を疾走。ラストは自己紹介ラップの「だぁ~くねすどらごん」で会場を盛り上げ、作間さんが「2023年は間違いなくHiHi Jetsの年になります!」と力強く宣言した。
【7 MEN 侍】
昨年グループ初の単独Zeppツアーを実現させたことも記憶に新しい7 MEN 侍が続いて登場。会場に尺八の音色が響き渡ると、ロースモークが広がった本ステージで「サムダマ(バラードver)」をしっとりと披露。ダイレクトに6人の歌声を聴かせたあとは、雰囲気を一変させ「サイレン」でダンスパフォーマンス。途中グループの武器であるバンド形式にスタイルを変え、ボーカルの中村嶺亜さんが1人ずつバンドメンバーを紹介する一幕も。それぞれの見せ場が光った。ラストは嵐の「言葉より大切なもの」をバンドで披露。多くの人が知る名曲に会場からは歓声が沸き起こり、中村さんが代表して「東京ドームの皆さん、改めまして7 MEN 侍です! 今日は大好きなこの歌を歌わせていただきます」と挨拶した。
【Lil かんさい】
関西ジャニーズJr.で、全員が10代というフレッシュな5人組・Lil かんさいが『ジャニーズカウントダウン』に揃って初登場。嶋﨑斗亜さんが「どうも、僕たちLil かんさいです! ちょっとでも気になってもらえるように全力で頑張るので、応援よろしくお願いします」と挨拶し、白地にメンバーカラーをあしらった衣装をまとって、「Lil miracle」を煌めきいっぱいにパフォーマンスした。2曲目は関西ジャニーズJr.で歌い継がれる「関西アイランド」。キャッチーで一緒に盛り上がれる楽曲に、会場のボルテージもアップ。その盛り上がりをキープしたまま、King & Princeの「恋降る月夜に君想ふ」に突入。1曲ごとに場所を移動し、はつらつとしたパフォーマンスで会場内のファンを魅了した。
【IMPACTors】
ここまでの3グループとはまた一味違った演出で引き込んだのは、7人組のIMPACTors。壮大でダークなインストとともに本ステージの巨大モニターにグループ名が表示されると、グループ初のオリジナル曲「Top Of The World」のパフォーマンスがスタート。白衣装を着こなした7人がスタイリッシュで迫力のある歌唱とダンスで魅せ、会場のムードを高めていく。続く「COOL DON'T LIE」では、客席の頭上を通過するムービングステージが稼働。本ステージからセンターステージまで派手に移動し、CO2の噴射とともにインパクトの残るステージを届けた。
【美 少年】
浮所飛貴さんによる「待たせたな! 美 少年がドームに来たぞ!」というあおりで登場したのは、美 少年。那須雄登さんが「来年のアリーナツアーみんな来てくれたら嬉しいな」と今春に開催される全国アリーナツアーについて呼びかけ、グループのオリジナル曲を3曲披露した。まずは青空の映像をバックに、爽やかな「虹の中で」をパフォーマンス。続く「Sing it」では、スパークラーによる演出も見どころの一つに。6人のハーモニーと迫力のステージングがマッチした。ラストは「Cosmic Melody」を歌いながら、ステージ上を移動。外周からBステージ、さらにはレートロ(※)に乗って風を切りながらセンターステージへ。キラキラと楽しそうに歌う姿で、会場を明るく包んだ。
※Bステージとセンターステージ間の通路を通る移動車。生放送ではNEWSの『NEWSニッポン』、King & Princeの『ジェットコースター・ロマンス』披露時に使用。
【Aぇ! group】
オンエア前のブロックを締めくくったのは、関西ジャニーズJr.の6人組・Aぇ! group。末澤誠也さんが「関西から来ましたAぇ! groupです。東京ドーム、俺たちと一緒にぶちあがろうぜ!」と挨拶し、パワフルなシャウトを響かせた。1曲目からギラギラを印象付けるロックナンバー「Firebird」で勢いづけ、カラフルなペンライトが揺れる熱狂のステージに。福本大晴さんの「がむしゃらに行こうぜ!」を合図に、関ジャニ∞の「がむしゃら行進曲」のパフォーマンスも披露。盛り上がること間違いなしの先輩の曲で一体感を誘い、ラストの「Aッ!!!!!!」につなげた。トロッコでアリーナ内を移動しながら、歌を届ける6人。ここでも簡単な振り付けで全員が楽しめる空間を作り出し、このあとの生放送に向けて会場を温めた。
生放送では『ジャニーズカウントダウン』ならではの豪華メドレーが連続
今回のコンサートを仕切るのは、国分太一さんと井ノ原快彦さん。おふたりが総合司会として登場するのは3年ぶり。登場するやいなや「各アーティスト同士が記念写真を撮っていた」と舞台裏の様子を語った。オンエア直前のあおりMCには、昨年10月28日に全世界配信デビューを果たしたTravis Japanが登場。宮近海斗さんが「皆さん、カッコいいジャニーズ上にいっぱいいました! 是非楽しんでください!」とコメントした。
生放送は、Hey! Sɑy! JUMPの「ファンファーレ!」からスタート。「ジャニーズヒットソングメドレー」として、各グループのヒットソングを続けて披露した。ピンクの衣装をまとったなにわ男子は「初心LOVE」を、本ステージではTravis Japanがデビュー曲の「JUST DANCE!」をパフォーマンス。KAT-TUNは2008年にリリースした「DON'T U EVER STOP」。続くKis-My-Ft2は、スタンドマイクを使って「Luv Bias」を歌唱した。2022年のラストを飾る1曲は、King & Princeの「シンデレラガール」。ここで出演者全員がステージに集合。本ステージ2Fで歌って踊るKing & Princeに向かって、1Fから手を振る他グループの姿も見られた。10秒前からのカウントダウンとともに、あっという間に2023年へ突入!
新年を迎えた余韻も冷めやらぬまま、コンサートは「一夜限りのジャニーズシャッフルメドレー」へ。各グループのメンバーをシャッフルし、ここでしか見られないユニットで、長年愛されている名曲をパフォーマンス。毎年大好評の年男企画には、卯年の「うさピョンセブン」が登場。メンバーは1987年生まれの加藤シゲアキさん(NEWS)、藤ヶ谷太輔さん(Kis-My-Ft2)、河合郁人さん(A.B.C-Z)、中間淳太さん(ジャニーズWEST)。そして1999年生まれの永瀬廉さん、髙橋海人さん(King & Prince)、松田元太さん(Travis Japan)。うさぎモチーフのカチューシャを頭につけて、KinKi Kidsの「フラワー」を披露した。
続いては他グループの曲を歌う「グループチェンジメドレー」。A.B.C-ZはジャニーズJr.の少年忍者をバックに、KAT-TUNの「Keep the faith」をパフォーマンス。TOKIOの「LOVE YOU ONLY」を寸劇仕様で魅せたのは、ジャニーズWEST。ファン人気の高いキラキラソング、King & Princeの「koi-wazurai」はSnow Man、なにわ男子の「初心LOVE」は関ジャニ∞が担当。SixTONESはタッキー&翼の「夢物語」をカバーした。
ここからは「次世代ジャニーズメドレー」と称し、4組のジャニーズJr.グループが先輩の曲を披露。トップバッターのAぇ! groupは、関ジャニ∞の「ズッコケ男道」。HiHi Jetsは、Kis-My-Ft2の「Everybody Go」。Lil かんさいはジャニーズWESTの「ええじゃないか」。そして美 少年がHey! Sɑy! JUMPの「White Love」をパフォーマンスした。
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