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2022.12.17

ふぐ、串カツ、たこ焼き…、年末年始は大阪なんばで食い倒れ!

食い倒れの街、大阪。冬の味覚「ふぐ」をはじめ、「串カツ」「たこ焼き」「お好み焼き」など、なんばは大阪グルメの宝庫。また、ど派手なキラキラネオンも立体デコ看板もこの街では当たり前のように溢れ、何を食べようかと街歩きをするだけでも楽しい。(ライター/和多亜希

なんばの街

ふぐ消費量日本一といわれる大阪で、旬を堪能!

ふぐ刺し

関西の冬の風物詩ふぐ。天然トラフグが旬の今の時季こそいただきたい。大阪では、常時下関から天然トラフグが直送され、比較的安くいただけるのだとか。街を歩けば、ランチにふぐの天ぷらや雑炊を出す店も少なくない。

本格的にふぐのフルコースを楽しみたいなら、ふぐの専門店へ。
なんば界隈には有名店が数々あり、特にふぐ刺し(てっさ)はダイレクトに淡白な味わいと弾力ある歯ごたえを堪能できる。他にも、ふぐの湯引きや白子、ふぐのから揚げ、ふぐちり鍋(てっちり)、雑炊など、ふぐ三昧でお腹を満たせば、心も大満足! ふぐは脂肪分約0.1%というヘルシーさも嬉しい。

黒門市場

お土産や自宅用にふぐを買い求めるなら、黒門市場へ。もともと地元の料亭や割烹の料理人御用達の店ばかりだったというが、今では観光客にも大人気。地元民がふぐを買い求めに訪れるのも、安くて旨く、新鮮な証。店先でテーブルにカセットコンロを出して、リーズナブルにふぐちり鍋を楽しめるふぐ専門店も。気軽にふぐを味わうなら、市場へ行くもよし。

おすすめは「太政」。コース料理を味わえる店舗のほか、黒門市場内にはお持ち帰り専門の店舗も。ぜひ立ち寄ってほしい。

大阪発祥の串カツは地元で食べるに限る

串カツだるまの串カツ

「串かつだるま」の串カツ。単品1本¥132~

1本130円程度からの低価格で気軽に食べられる串カツ。大阪の定番グルメだからこそ、一度は味わいたい。食事としてはもちろん、街歩きで小腹が減ったときにも重宝だ。牛、豚、鶏といった肉類ばかりでなく、魚介類や野菜、その他チーズやおもち、うずら卵があるほか、お店によっては季節ものとして冬場は牡蠣やふぐ、岩津ねぎなども。

手軽な串カツばかりでなく、落ちついた店内で目の前で串カツを揚げてもらい、ワインと一緒にいただけるオシャレな串カツ店もおすすめ。カウンターに座れば、旬の厳選食材を使った串カツをおまかせコースで提供してくれる。ランチやディナーにサクッと品よく揚がった串カツを口にする贅沢を味わうのもまた乙なもの。

写真は、老舗「串かつだるま」の串カツ。バリエーション豊富で迷ったら、4種のセットメニューからチョイスするのが正解。

大阪の粉もんは店によって味わいさまざま

大たこのたこ焼き

「大たこ」のたこ焼き6個¥500~

大阪人のソウルフードとも言われる「たこ焼き」。街を歩けば、あちこちで目にすることができ、どこで食べようか迷うのも当然。最近ではたこ焼きの定番であるソースの代わりに、醤油や岩塩、ポン酢の他、トリュフたこ焼きやチーズパルメザンたこ焼き、ペペロンチーノ風といったイタリアンを模したもの、明太もちたこ焼き、エビマヨ入りなどとバリエーションも豊富。とはいえ、外はカリっと、中はトロトロという大阪王道のたこ焼きは、やはり一度はノーマルな濃いめのソースで頂きたい。

ノーマルなら、タコが大きいと評判の「大たこ」がおすすめ! 「大たこ 道頓堀店」と「本家 大たこ 法善寺店」があるので要チェック。

美津ののお好み焼き

「美津の」のお好み焼き。いち押しコンビ(ミニ山芋焼、ミニ美津ののモダン)¥2,300

生地に具材をすべて混ぜてから焼き、中はふんわり、外はサクサクした焼き上がりが魅力の大阪のお好み焼き。ふっくら感を強調させるため、山芋を生地に練りこむお店も多数。つなぎを少なくし、キャベツたっぷりのものや、キャベツの代わりにネギを使ったネギ焼きも人気が高い。
セルフで焼く店もあるが、やはりカウンター席で目の前で職人に焼いてもらうのがいちばん。最後にかけるソースとマヨネーズは美味しさを引き立ててくれるので、カロリーを気にせずにつけてもらいたい。

なかでも「美津の」のお好み焼きは、並ぶのを覚悟してでも食べたい美味しさ!

なんばで食い倒れるのに最適なホテルはココ!

東急ステイ メルキュール 大阪なんば

2022年12月にオープンしたばかりの「東急ステイ メルキュール 大阪なんば」は、東急ステイの快適性とメルキュールのスタイリッシュなデザイン性を兼ね備えたシティホテル。心斎橋となんばの中間という好ロケーションに位置し、御堂筋から1本入ったところにあるので騒々しさからもエスケープ。

東急ステイ メルキュール 大阪なんばのテラスラウンジ

自然光が降り注ぎ、グリーンが心癒すテラスラウンジ。

「アーティストのアトリエ」をコンセプトとしているだけに、映えスポットも多数。ホテルロビーのある1Fでは緑豊かなテラスラウンジで寛げるほか、中2Fのコワーキングラウンジでは仕事も可能。また中2Fにつながる2Fにはビリヤード台が置かれたプレイラウンジやジムもある。

東急ステイ メルキュール 大阪なんばのデュープレックススイート

贅沢な空間を独占できる「デュープレックススイート」はビューバスも備えたメゾネットタイプ。一室料金/¥90,000~(2名まで、朝食なしの場合)

東急ステイ メルキュール 大阪なんばのプリビレッジファミリー

「プリビレッジファミリー」はミニキッチンも完備され、女性グループに最適。一室料金/¥30,000~(4名まで、朝食なしの場合)

なにより魅力はデザイン性の高い客室。12タイプの客室は30㎡中心という部屋の広さも魅力なら、リビングタイプの客室には洗濯乾燥機や電子レンジ、冷凍冷蔵庫がついているから、洗濯ものや冷蔵冷凍品の保存の心配もいらない。そうした設備のない客室でもコインランドリーや電子レンジはホテル内に完備。

東急ステイ メルキュール 大阪なんばのレストラン

クリエイティビティ溢れるレストランは、1日を通して利用可能。

東急ステイ メルキュール 大阪なんばの朝食ビュッフェ

朝食ビュッフェのおすすめは日替わりの「6種のパワーサラダ」とレストラン内で焼き上げる「発酵バターのクロワッサン」。

地元アーティストの作品をはじめ、随所にアートが散りばめられたレストラン「CENTRE M」。朝食のビュッフェ(¥2,200)には日替わりで全40種類の和洋メニューが提供され、お好み焼きや串カツといった大阪らしいメニューも。ランチやディナーには淡路島の生麺を使ったパスタがいただけるほか、「夜のアフタヌーンティー・ハイティーセット」も用意され、朝食以外なら宿泊客でなくても利用できる。

東急ステイ メルキュール 大阪なんば
大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目2-4
https://www.mercure-tokyustay-osaka.com/

大阪ならではのグルメは現地で食べるに限るもの。エネルギッシュな大阪の街を堪能するなら、やっぱり“なんば”がいい。

TEXT=和多亜希

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