グローバル化が進む今、スキルアップのために英語を習得したいと考えている人も多いはず。個々の学習目的に合わせて最適なカリキュラムを提供するミライズ英会話が、使いたくなる言葉や雑学、基礎的な英語の知識をお伝えします。
Ground Hog Dayとは?
2月は季節が変わる月ですね。日本では節分、春と冬を分ける日がありますが、北米でも同じように「Ground Hog Day」という、2月2日に催される、グラウンド・ホッグ(ウッドチャック、リスの一種)が春の訪れを予想する天気占いの行事があります。
グラウンド・ホッグは2月2日に冬眠から目覚めます。ただし、外に出て自分の影を見ると、驚いて巣穴に戻ってしまうので、その日が晴れて、グラウンド・ホッグが影を見て、巣穴に帰った場合には「冬があと6週間は続く」、曇りや雨で影が見えない場合には「春は間近」、と占われます。
2021年の冬はもう少し長引きそう
この占いは、アメリカやカナダでイベントとして行われていますが、一番有名なのは、アメリカのフィラデルフィアに住む、「Punxsutawney Phil」というグラウンド・ホッグ。今年2021年、Philは、影を見て巣穴に戻ったそうです。つまり、今年の冬はあと6週間長引くということですね。
このグラウンド・ホッグ・デーが題材の映画があります。
日本で公開された時には、『恋はデジャ・ブ』という名前になりましたが、原題は「:Groundhog Day」という、1993年制作の作品です。物語の舞台となるのが、ペンシルベニア州の町パンクスタウニー。主人公がグラウンド・ホッグ・デーから次の日に進めず、繰り返しこの日を生きるというストーリーです。
映画の主人公Phil(グラウンド・ホッグと同じ名前)は、グラウンド・グラウンド・ホッグによる天気占いについて、以下のように言っています。
“There is no way that this winter is ever going to end as long as this groundhog keeps seeing his shadow. I don't see any other way out. He's got to be stopped. And I have to stop him.”
グラウンド・ホグが影を見るたびに冬が続くなんてありえないよ。それじゃにっちもさっちもいかない。やめさせなきゃ、というか、僕がやめさせてみせる。
早く春が来るとよいですね!