必ず訪れたい！ ディオールの歴史とクリエイティビティについて深く知ることができる展覧会をご紹介。
©YURIKO TAKAGI
『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展の見どころは？
パリ、ロンドン、ニューヨークと世界を巡回してきた『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展が、2022年12月21日から東京都現代美術館で開催される。
創設者クリスチャン・ディオールの、75年を超える情熱を振り返る回顧展。彼が影響を受けた芸術や、庭園に対する愛、豪華な舞踏会の魔法、ディオールのコレクションに影響を与えた日本の豊かな創造性の魅力などにスポットが当てられている。
見どころは、ほとんどが初公開となる貴重なアーカイブ資料。ディオールと日本との、真摯かつ貴重な絆を知ることができる。
ディオールを語る貴重な作品が勢揃い
ほかにも、クリスチャン・ディオールが生み出した「ニュールック」の永遠の象徴である「バー」スーツをはじめ、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々も展示。さらにイヴ・サン＝ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリといった歴代のクリエイティブ ディレクターたちが考案した作品も公開される。
東京都現代美術館が所蔵する貴重な作品や、本展のカタログ撮影も手がけている日本人写真家・高木由利子さんが撮り下ろした写真にも注目。また、ブランドのアイコンバッグ「レディ ディオール」や、アイコンフレグランス「ミス ディオール」など、ディオールの歴史と絶え間ない創意工夫の賜物というべきアイテムも並ぶ。
ディオールが表紙を飾った象徴的な雑誌を展示するコーナーでは、『GINGER』のバックナンバーも並んでいるので、会場を訪れた際にはぜひ探してみて。
ため息が出るほど美しいディオールの世界に浸れる貴重な展覧会。お見逃しなく！
『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』
会期／2022年12月21日（水）〜2023年5月28日（日）
※休館日：月曜日（1月2日、9日を除く）、2022年12月28日〜2023年1月1日、1月10日
開館時間／10：00〜18：00（展示室入場は閉館の30分前まで）
会場／東京都現代美術館 企画展示室1F、地下2F（東京都江東区三好4-1-1）
東京都現代美術館
050-5541-8600（ハローダイヤル／9:00〜20:00 年中無休）
03-5245-4111（代表）
