GINGERエディターの「今、これが気になる」アイテム。今回は、山田養蜂場の新ブランドをご紹介。
排水でカイワレが育つ石けん?自然と調和し循環するコスメ

人間が生きていくうえで、ミツバチは欠かせない存在だということをご存じですか? 花はミツバチの訪れを待って蜜を蓄え、ミツバチはお礼に受粉を助ける。この小さな営みが、世界の主要作物の約7割を支えているのだとか。つまりミツバチは、食の豊かさ、生態系の健全さ、そして私たちの暮らしの未来を支える‟環境の要”になっている。
しかし今、世界規模でミツバチの減少が進行。農薬、環境汚染、気候変動──ミツバチは「環境指標生物」と呼ばれるほど繊細で、その減少は、地球環境の悪化を示すサインでもある。ミツバチが減るということは、未来の豊かな食卓が揺らぎ、自然の循環が止まり、人の肌や心の健やかさにも影響する。
そんな危機感を抱いた養蜂家・山田養蜂場が、‟自然と人がともにすこやかでいられる循環”をつくるために立ち上げたのが新ブランド「apiterrapi(アピテラピ)」だ。
アピテラピは、「人も自然の一部であり、自然によいことは人にもよい」という思想から生まれた循環型コスメブランド。自然からいただいた恵みを無駄なく生かし、使い終わったその先まで自然に還す。その循環こそが、未来の豊かさを守ることにつながる。
アピテラピはその思想を、天然由来100%の処方、環境負荷の少ない製法、エコ包材という具体的な形に落とし込んだ。
その象徴ともいえるのが、ブランドローンチと同時に登場した「完熟生せっけん」。これは一般的な固形石けんとはまったく異なる、山田養蜂場ならではの独自製法で作られた‟循環型の洗顔石けん”。
通常、固形石けんはナトリウム石けんが主流。しかしアピテラピは、オリーブ果実油+カリウムからなる「カリ石けん素地」という、固形化が極めて難しい素材を採用。その理由はただひとつ。肌に必要なうるおいを守りながら洗えるから。
また独自の「まるごと炊き込み製法」を採用することで、素材の力をそのまま活かし、廃棄物を一切出さないクリーン設計に。完熟はちみつや天然精油を加え、じっくり乾燥・熟成させることで、天然のうるおい成分を余すことなく閉じ込めている。
その使い心地はというと――‟化粧水を忘れるほどしっとり”という洗いあがりの潤い感がとにかく高い。秘密は、洗浄成分を天然保湿成分が包み込む‟うるおいクッション構造”。必要な皮脂やバリア機能は守り、不要な酸化皮脂や汚れだけを見極めて落とす「選択洗浄性」を発揮しているから。と同時にびっくりするぐらい環境への配慮も徹底。なんとその洗った排水でカイワレが育つほど高い生分解性が確認されているそうで、使う人の肌にも使い終わった後の自然にもとことん優しい!
自然の恵みをまるごと生かし、使い終わったその先まで自然に還す。“巡り巡ってみんなすこやか”というブランドメッセージを、そのまま形にしたような石けん。自分にそして大切な人へのギフトに、地球にやさしいエシカルなアイテムを選択して!

