日々、数多くの製品が発売されているビューティ業界。そのなかからアラサー世代に本当に必要な化粧品、そして信頼のおけるブランドを美容ジャーナリスト永富千晴さんが紹介。あなたのキレイをひと押しするメッセージとともにお届けします。
粉感ゼロ。夏の極上ヌーディベースメイク
“なりすます系”ファンデーションはここ2年のトレンド。とはいえ、“なりすまし具合”に慣れてくると「もっと、つるん、としたい」「もう少し肌色を明るくしたい」など、あの感動を再び探し求めるもの。美容って“今に満足する”の積み重ねだから、欲無くして進化なし、だと思うのです。そんな欲のなかでも、最大の課題といえば「化粧持ち」。
そこで見直しているのが「フィックスミスト」。ファンデーションの上からシュッと噴射するだけで、まるでネイルのトップコートのような役割をする、というアイテム。ミストなのに?と以前は半信半疑だったんですがアディクションの〈メイクアップ フィックス マイクロ ミスト〉のフィックス力は、まさに“メイクの持ち”をよくさせるために生まれてきた神ミスト。まるで薄膜皮膜ゼリーで包み込んだようなうるうるの生つや感が持続するなんて! もはやコラーゲンいらず。しかも、大気中の見えない悪質な物質も引き寄せない、そんな寄せ付けないオーラが肌から放たれる完成度もお見事です。
このマイクロミスト。手持ちのファンデーションの上からも使えますが、より完璧な化粧持ちや、まるで避暑地で過ごしているような涼感美人肌を目指すなら、バーム状下地〈シルキーバームプライマー〉と〈スキンリフレクト ラスティング UV クッションファンデーション〉のトリプル使いは最強! まず下地は、夏に目立ちがちな肌ノイズが見事にフラットに。これは色素で埋めるのではなく「光でカバーする」という技術を取り入れているから。ほんのりクリアピンクのバームなので、自然なトーンアップ効果もあり、朝起きたら即つけたいほど。さらっとシルキーな使用感が続くのも汗ばみがちな季節にぴったりの一品です。
さらに、カバーしたい時はクッションファンデーションを。こちらヌーディな仕上がりで、こんな肌だったらいいのに!と落としたくなくなるほど。しかもテクニックといったら…顔を保湿してからスタートする、ということだけでしょうか。夏でも保湿は美肌の鍵。侮ってはヌーディ感も台無しなので、ここはポイントです。18時間のロングラスティングなのですが、マイクロミストを付ければ粉要らず。水着や肌露出の高いワンピースなども、こんな肌なら合格!
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