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TIMELESSPERSON

2025.09.03

櫻井海音の“オタク気質”と安斉星来の“ロックさ”が開花!最新映画の怖いだけじゃないアミューズ感

あの“悪夢”がふたたび…! 9月5日(金)より、映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』が全国公開。今度の舞台は、真夜中の遊園地。圧倒的なスケールと恐怖で映画館を支配する?! 新たなカラダ探しの参加者となる役柄を演じた、櫻井海音さんと安斉星来さんによるクロストークをたっぷりお届け。

櫻井海音「生徒5人の成長にも注目!」

[櫻井さん]ジャケット¥42,900/TAUPE(Broaden Fashion Kpress) シャツ¥37,400/LQUARTET(TEENY RANCH) ニットタイ¥12,100/J.PRESS ORIGINALS(J.PRESS & SON'S AOYAMA) パンツ¥45,100/A NOVEL DAY.(JOYEUX) その他/スタイリスト私物 [安斉さん]ドレス¥248,600/GANNI(GANNI SHIBUYA PARCO) イヤリング¥11,000/ABISTE(ABISTE) その他/スタイリスト私物

櫻井海音さん(以下、敬称略) ホラーって得意?

安斉星来さん(以下、敬称略) めちゃくちゃ得意! ホラーとアクションで育ってきたくらいです。

櫻井 そうなんだ。僕はニガテ…。なるべく避けて通ってきた。

安斉 じゃあ今回の作品は思うところがあったんじゃない?

櫻井 最初はそう。『カラダ探し』の最新作だから、撮影に入る前に前作を観たんだけど正直怖くて。手で目を隠して、指のスキマから観たくらい…。でも同時に、「どうやって撮影しているんだろう」っていう興味も湧いたよね。

安斉 私は公開当時、映画館に観にいっていた作品だったから、出演が決まって素直にすごく嬉しかった! ただ、どうやって前作のスケールを超えていけばいいのかなって思った。

櫻井 完成版は試写室で観たんだけど、すごく面白かった。ホラーがニガテでもただ怖いだけじゃなくて、ポップな要素やコメディの要素に加えて、生徒たちの群像劇的な成長を見られるストーリーで。ただ、音が大きくてびっくりはしたけど(笑)。

安斉 確かに、ビクッとしたね(笑)。個人的にアクションシーンはカッコよくてお気に入り。特にジェットコースターで赤い人と戦うシーンがあるんですが、想像をはるかに超えるシーンが出来上がっていました!

櫻井 あのシーンはリアルだった! 風を受けながら撮ってたんだよね?

安斉 ブワーって音も聞こえないくらいの強風(笑)。実はあのシーンが体力的にいちばん辛かったんだけど、朝方に撮り終えてみんなヘトヘトだったところに、(眞栄田)郷敦さんがハイタッチをしてくださって。寡黙で人見知りだった方が「乗り越えたね」って共有してくださったのがすごくうれしかったな。

櫻井 そうだったんだ。郷敦くんは人見知りだけど、ツンデレでかわいい人。基本的には監督と綿密に話し合って黙々と集中している一方で、生徒キャストのみんなをご飯に連れて行ってくれたりクレープを差し入れてくださったりして。

安斉 そうそう。でもご本人はすでに帰っている、みたいな。

櫻井 そういうかわいらしい面がすごく印象的。

役作りと役との親和性

櫻井 僕と陸人は全然違うと思う。監督から事前にキャラクターの設定資料をいただいたのですが、「オタク気質だけどムードメーカー」って書いてあったんです。

安斉 真反対だね(笑)。

櫻井 「どういうことだろう」と思って監督に聞いたら、スパイダーマンみたいな感じってイメージをくれたんです。

安斉 あー、分かりやすい!

櫻井 それがすごく腑に落ちて、意識したことのひとつかな。陸人はオーバーリアクションだけど、僕もたまに陸人みたいな驚き方はしてしまうかも。飛ぶ虫がとにかくダメで、ブーンって羽音が聞こえるとリアクションが大きくなる。

安斉 私は運動が好きだったり熱心なところは岬と似ていると思うけど、作中みたいに回し蹴りはしません(笑)。

櫻井 脚が顔の前でピタッと止まっててすごいなと思った。

安斉 ありがとうございます! 数ヵ月前からアクション練習に入って、撮影中もホテルで足上げの練習をしていました。重心がブレると説得力がないから、左足だけで立ってパカパカする練習とか。

櫻井 僕から見て、安斉さんの真髄にある“ロック感”は岬に近いところがあるなと思ったよ。女性のカッコよさみたいなものを持っていて。

安斉 ロック感! 初めて言われました(笑)。私は櫻井さんに陸人と近しいオタク気質を感じましたよ。好きなものに対してのまっすぐさ。

櫻井 焼き鳥ね。

安斉 好きな食べ物が焼き鳥らしくて、本当にずっと焼き鳥のお話をされていて。

櫻井 今回の取材では焼き鳥の話を封印しようと思ってたんだよね。どの作品の取材のときでもずっと焼き鳥って言ってるから、今回こそ…と思ったけど、自分発信じゃないからいいか!

安斉 えー! ごめんなさい(笑)!

櫻井 いいのいいの。話し始めちゃうと止まらないから…。

安斉星来「ムードメーカーは(鈴木)福ちゃん!」

安斉 何度もループすることとバリエーション豊かな殺され方は“カラダ探し”ならではだったよね。

櫻井 キャラクターたちと一緒で、自分が今何回目のループなのか分からなくなってくるんだよね。この前はこういう殺され方をしていて、○回目のループにいるから、このぐらいの恐怖心かなと考えながらやっていたかも。

安斉 たしかに、台本を見ながら今は○日目だって言ってたよね。

櫻井 死体役も難しかった。すごく覚えているのがフリーフォールでの死に方。そもそもフリーフォールがニガテで上で待っている時間が怖いんだけど、落ち始めたら動いてはいけないからその緊張感があった。

安斉 私は、下半身がなくなるシーンが印象的。下だけグリーンスーツを着ていて、上半身はワイヤーで引きずられるから、地味に痛くて(笑)。死ぬシーンは結構みんな苦労していると思う。

櫻井 みんな傷だらけだったよね。

安斉 撮影現場は、明るくて和気あいあいとしてたよね。5人のなかでムードメーカーと言えば、(鈴木)福ちゃん!

櫻井 地方での撮影中、「ご飯行こう」って言ってくれるのは福ちゃんだったね。東京と九州を何度か行き来していたんですけど、東京から戻ってきたときに、福ちゃんが「プレゼントがある」って。それが、3Dプリンターで作った焼き鳥のストラップだったんですよ。

安斉 あったね(笑)。「海ちゃーん!」って渡してた(笑)。

櫻井 現場バッグにつけてます!

安斉 まりりん(本田真凜)も「東京から持って帰ってきた!」って、みんなにTシャツとか靴下とかお土産を配ってた。

櫻井 僕は「焼き鳥」って書いてあったんだけど、安斉さんはなんだっけ?

安斉 「猫と話せます」。

櫻井&安斉 (笑)。

櫻井 僕は、赤い人役の女の子に誕生日プレゼントをあげましたよ。

安斉 そうなんだ。何をあげたの?

櫻井 刺しゅう入りの台本カバー。

安斉 えー! そうなんだ!

櫻井 子役の子が誰がいちばん好きか、争ってたんだよね(笑)。だから、好感度を上げようと。

安斉 でもいちばん好きだったんじゃない?

櫻井 いやいや、福ちゃんには勝てない(笑)。

ふたりの意外な共通点

安斉 “カラダ探し”のルールにちなんで、自分ルールはありますか?という質問が届きましたよ。

櫻井 僕は、基本的に1日1食。

安斉 え?! お腹空かないの?

櫻井 たまに昼食を食べることもあるけれど、夜に焼き鳥を食べに行くのね。そうするとベストコンディションで向かいたいから、朝昼を抜くような生活をしていたらそれが馴染んじゃって。仕事に影響を及ぼさないし、健康的にも良い状態を保ててるから、自分ルールになるのかな。

安斉 愛がすごいね。私は、家のなかの物の位置が全て決まっていること。スキンケアアイテムは向きを正面に揃えているし、リモコンも高さ順にしているし、服もグラデーションに。

櫻井 すごい分かる! 取材のときも、水の位置とか資料の位置を均一に整えたくなる。

安斉 (櫻井さんのテーブルを見て)(机の)木目に合わせてる(笑)! 超えてきましたわ!

櫻井 ピシッピシッとしたいのよ。でも服のグラデーションはすごい。

安斉 アイテムごとに色のグラデーションに並べて…生きづらいですよ(笑)。

櫻井 将来結婚して、相手がガサツな人だったらどうしましょうかね。でも、やってあげたくなっちゃうと思う。

安斉 確かに、ガサツな人でもそれは苦じゃないと思う。自分が気になっちゃうからやるって感じかな!

2022年ホラー映画No.1(※興行通信社調べ)の『カラダ探し』、その最新作は“カラダ探し”の謎の根幹に迫るストーリーに。暑さを忘れてしまうほど背筋が凍る今作はぜひ、一段と涼やかに感じられる映画館で!

【9月5日(金)全国公開】映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』

©2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会 

出演/橋本環奈 眞栄田郷敦 櫻井海音 安斉星来 鈴木福 本田真凜 吉田剛明 木村佳乃 
原作(小説)/ウェルザード(エブリスタ) 
監督/羽住英一郎 
配給/ワーナー・ブラザース映画
映倫レイティング/PG12
karadasagashi.jp
X @karadasagashi_m
Instagram @karadasagashi_movie
TikTok @karadasagashi_movie

櫻井海音(さくらいかいと)
2001年4月13日生まれ、東京都出身。2020年に連続テレビ小説『エール』で、俳優デビュー。近年の出演作にNetflixシリーズ『君に届け』(2023)など。2024年に公開されたAmazon×東映『【推しの子】-The Final Act-」』で映画初主演を務め、2025年は日曜劇場『御上先生』、映画『お嬢と番犬くん』などに出演。
Instagram @kaito_0413

安斉星来(あんざいせいら)
2004年2月17日生まれ、神奈川県出身。2022年のドラマ「卒業式に、神谷詩子がいない」で俳優デビュー。近年の出演作に『君は放課後インソムニア』(2023)、『赤羽骨子のボディガード』(2024)、『聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメン VS 悪魔軍団〜』(2024)、日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(2024)、日曜劇場「御上先生」(2025)などに出演。
X @seiraanzai
Instagram @seiraanzai
TikTok @seiraanzai

SHOP LIST

Broaden Fashion Kpress 03-6427-1405
TEENY RANCH 03-6812-9341
J.PRESS & SON'S AOYAMA 03-6805-0315
JOYEUX  03-4361-4464
GANNI SHIBUYA PARCO 03-6820-6215
ABISTE 03-3401-7124

PHOTO=古水良

STYLING=[櫻井さん]藤井晶子、[安斉さん]柴田一宏(Dragonfruit)

HAIR & MAKE-UP=[櫻井さん]高草木剛(VANITÉS)、[安斉さん]イワタユイナ

TEXT=GINGER編集部

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