ディーン・フジオカさんと岩田剛典さんが映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』で再共演。前回に引き続き、撮影を乗り越えたふたりにインタビュー。
気になること、根掘り葉掘り聞いてみた!
――2019年の撮影時に出会ったおふたり。お互いの第一印象は?
ディーン 「わー岩ちゃんだー!」です。初日から絶対「岩ちゃん」って呼ぶって決めていたので、どのタイミングでいくか緊張していました。
岩田 僕も「ディーン・フジオカだ! 本物だ!」でしたね。初日から岩ちゃんと呼んでくださったのはうれしかったです。主役は現場をひっぱる座長ですから、その座長が気を遣ってくださったのがわかったので。
ディーン とにかく、最初のうちに打ち解けておきたかったんです。撮影が厳しいのは知っていたからね。
――お互いに尊敬しているところは?
ディーン 岩ちゃんの役者としてのチャレンジ精神はすごい。役の幅がすごいよね。「これも岩ちゃんか。え、この役もそうなの?」って映画館で驚いてました。
岩田 出たがりなんで(笑)。ディーンさんはスクリーンの中で異彩を放っている。個性というか華というか、ぱっと見て空気が違うっていうのが、尊敬するし、ただただうらやましいです。
――ディーンさん、岩田さんの意外な一面を紹介してください!
ディーン 岩ちゃんは、荷物が異常に少ない。
岩田 そんなにですか?
ディーン 僕は旅の多い人生でして、常に荷物は最小限で動いているんですが、その僕からしても驚くぐらい。手提げひとつで山奥に来たよね?
岩田 携帯と財布、充電器があれば大丈夫なんで。
ディーンさん どうですかこれ!? 1ヵ月の地方ロケですよ!?
――岩田さん、ディーンさんの意外な一面を紹介してください!
岩田 撮影は毎日やることが決まっていますので、スケジュールが押すと大変なんです。そこをディーンさんがみんなをまとめて、なんとか撮り切ることができるんですよ。そういうことって本当は役者さんはあまりやらないんですけど。
ディーン 制作進行みたいなことしてるね。これが早く終わればみんな時間ができるとか、周りの福利厚生も考えてますから(笑)。
岩田 芝居だけでなく、周りを見ている。アンテナを常に張ってるんですよ。おかげで現場がスムーズで、本当に助かりました。
――映画撮影中、合間にどんな話をした?
岩田 えっ! それは内緒!
ディーン 覚えてないだけでしょ(笑)。お互いの活動の今後とか。まぁ企業秘密なんで詳しくは言えないですけどね! でも岩ちゃん自分のことあまり話さないね。そういうスタイルなの?
岩田 僕のことなんて興味ないかなって…。
ディーンさん ある、すごくあるよ!
――お互いに似ているなと思うところは?
岩田 アーティストでもあり俳優、活動のフィールドが多岐にわたっているというところはシンパシーを感じます。僕はまだまだ形にできていないものが多いんですが。
ディーン いろんなチャンネルがあるけど、普遍的な何かをひとつ持っている、っていうところは似ているかもね!
――プライベートで一緒にやってみたいことは?
ディーン 釣りとかいいんじゃない?
岩田 いいですね! 僕やったことないけど、やってみたいんです。
ディーン 釣りは贅沢に時間が使えるよね。
岩田 ほぼ待ち時間でしょう? そこでやっとゆっくり話せますね♡
――ふたりの釣り。海釣り、川釣りどっちがいい?
岩田 どっちもいいですね!
ディーン でも海は船出したり大変だからなぁ。
岩田 なら川にしましょう。キャンプとかBBQとか、川ならほかのことも楽しめますしね!
『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』
監督/西谷弘
出演/ディーン・フジオカ、岩田剛典、新木優子、広末涼子ほか
配給/東宝 全国公開中
ディーン・フジオカ(でぃーん・ふじおか)
1980年8月19日生まれ、福島県出身。2004年香港でモデルとして活動を始め、香港にて俳優デビュー。音楽家、映画プロデューサーとしても活動。ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」が配信中。シングル『Apple』がリリースされたばかり。
岩田剛典(いわたたかのり)
1989年3月6日生まれ、愛知県出身。2010年三代目 JSOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのメンバーとしてデビュー。近年では映画『ウェディング・ハイ』『死刑にいたる病』、配信ドラマ「金魚妻」など、役者としての活動も目覚ましい。