田中みな実さんの家が、いつも片付いている理由は? 心がけをチェック!【連載「田中みな実のここだけ話」】
今回のテーマ:鬼の断捨離
買い物をした日は断捨離®をする。「1着買ったら1着手放す」がマイルール。日常にルールや決め事、ルーティンなどは作らないことにしているのだけど、これは長年心地よく実行できている。今日はforte-forteでブラウスを、AURALEEでスカートを購入したから、それぞれのカテゴリーから1着ずつお別れする子を探し出す。クローゼットと睨めっこをして最終的に5着手放すことにした。別れは惜しいけど、新たな3着を迎え入れるスペースができたのは喜ばしい。
服に限らず、下着も、靴も、タオルも、食器も、何だってこのやり方をしているから持ち物が一定量を超えることはない。化粧品はシーズン毎に入れ替えをして、よほど気に入った限定品以外は開封後1年経ったら感謝を伝えお別れをする。収納しきれる範囲内でしか物を増やさないというシンプルな心掛けで、整頓された空間は保たれる。“なんとなく”で物を買う癖もなくなった。
どうしても片付けられない人は、一度収納を見直してみてはどうだろう。ギッチギチに詰め込まず2~3割の余裕を持たせ、新しい物が収まるべき場所を確保するのが最重要ポイント。で、入りきらなかったものは心を鬼にして手放す!(或いは収納の多い家にお引っ越し)「どれも大切で思い入れがあって…」という場合は、トランクルームを借りるか“一旦”実家に送る手も。大切だと思っていても2~3年必要としなければ踏ん切りがつく。
私も、学生の頃ミスコンで着たワンピースや初めて担当した番組の台本類、大量のDVDを捨てられず、引っ越しのタイミングで実家に送り付けた。何年か経って「これどうする?」と母に聞かれた頃にはすっかり忘れていたから、「適当に処分しておいて」とお願いした。それでも親心でDVDやアルバム、卒業文集なんかは保管してくれているみたいだけど。限られたスペースに入らなければ、手放す。そうすれば、もっといい物が入ってくるに違いない!と自分に言い聞かせたところで、重い腰を上げて靴の衣替えを始めよう。
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