ベッキーの片付け思考「30歳を少し過ぎてから、物の手放し方を覚えました」

日々生まれいづる悩み、誰かに相談したい。読者の皆さんのお悩みを“ゆるり”とキャッチして、“くるりんぱ”とひっくり返して、幸せの種に！　この連載「お悩みゆるりんぱ」で、ベッキーさんがポジティブな方向へと導きます。

自分にいいこと、しましょう

年末です！　2024年、私、すごく楽しかったです。お友だちや、お仕事仲間のみなさんとの絆が深まり、ただただ感謝の年でした。みなさま本当にありがとうございます。では！　今年最後のお悩み大掃除！　いってみましょう！！

いいお悩みです！　断捨離シーズン真っ只中ですし！　なんか冒頭で“大掃除”みたいな伏線張っちゃってすみません。いやーこのお悩み、わかります。私も昔はそうでした。だって思い出してください。私がつけていたジャラジャラの携帯ストラップ。最高2キロの重さまでいきましたが、あれはまさに“捨てられない”からだったのです。捨てられない、とっときたい、みんなに見せたい！　そんな私の性格を具現化したのがあのジャラジャラストラップだったのです（笑）！　でも私はストラップだけではありません。服も、おもちゃも、レターセットも、とにかく集める集める集める。家が物で溢れかえっていました。子供の頃からずっとその生き方でしたが、30歳を少し過ぎてから考え方が変わり、物の手放し方を覚えました。なので私がどう変わったのか少し書かせていただきますね。

まず第一に。“物が減ると、運気が上がる”と思うようになってから、私は物が捨てられるようになりました。科学的に立証されてるわけではありませんが、なんとなく物がたくさんあると、空気も停滞して何かが“こもる”感じがしませんか？　気がいい場所や、運気がいい人のおうちはいつもスッキリしていて気持ちがいい。なので私は運気を上げるためにものを捨て始めました。

でも30年もの間、物が捨てられなかった人がイキナリどうやって物を捨てられるようになるのか。“目的”を変えるのです。“断捨離しなきゃ”という目的だと自分に変な圧がかかり“捨てなきゃ、でも捨てたくない”とぐるぐる考えてしまいます。でも目的を“運気を上げるため！”にすると、ちょっと前向きになれるんです。物を手放す度に『やった。手放した分、何かいいことがやってくるんだ！』と思い始め、それが快感になっていきます。まるで自分にいいことをしてあげてるような気分になるのです！！　なので“運気を上げるため”という目的でチャレンジしてみてください。幸せはいつも“余白”のあるところに舞い込んできますよ♪

次に。お金に換えると楽しいです！　メルカリ、フリマ、買取業者さん…何かを手放して少しプラスになるって楽しいですよね。シンプルですがそんな楽しみをつくってみたり。

偉そうに書いてますが、私もまだまだ服をとっておくクセ、あります。いつか着るはずと思っちゃうんですよね。でも、そんな自分に対してふわっと決めてるルールがあります。それは、服を1着買ったら1着捨てる、服を3着買ったら3着捨てる、というものです。最初はキツイかもしれませんが、それが習慣になると、戸惑いなくできます。むしろ、過去を手放して新しい未来を手にする流れみたいなのが体験できて、いいです！

ぜひ勇気を出して、断捨離やってみてください！　クセにしちゃえばこっちのもんです！　人からのプレゼントというのは、もう受け取った時点でお役目は果たしてくれています。一生とっておくことはできませんし、どこかのタイミングでさよならしていいと思います。みんなもバンバン人からのプレゼントにバイバイしてますよきっと（笑）！　年末でも、年明けでも、節分でも、どこかをきっかけにぜひ！！

これを読んでくださってるみなさまが最高な2025年を迎えられること、祈っております！　本年も大変お世話になりました！　良いお年を！　

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