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MYSELFウェルネス

2022.02.18

いつか産みたいと思っている人へ…漢方で目指す妊活とは?

どこか悪いわけではないのに、なんだか調子が悪い…。それは、もしかしたら日々の忙しさやストレスで、体のバランスが崩れているせいかもしれません。そんな忙しい現代女性におすすめしたいのが「漢方」。漢方薬や食材などを使って私たちの心と体を内側から整えることで、未病の段階で大きく力を発揮してくれます。セルフメディケーションとしての漢方の取り入れ方を、『わたし漢方』監修のもとご紹介します。

パートナーと目指す「漢方での妊活」

わたし漢方

(c)Antonio Guillem/Shutterstock.com

WHOの報告から不妊の原因の約半数は男性にあることが分かっていますが、妊活の初期段階では男性はあまり行動しておらず、女性だけが行動を起こしているケースが多いという現状があります。不妊治療は女性にかかる負担が増えますが、妊娠はひとりではできません。ふたりの心身をベストの状態にキープしていけるように取り組むことが必要です。

そんななか、心も体も整えていける「漢方での妊活」が注目されています。今回は、妊活における漢方の取り入れ方について解説します。

漢方で目指す妊活とは?

不妊の原因、と聞くと何を思い浮かべるでしょうか? 性機能や遺伝子の問題を挙げる方が多いかもしれません。もちろん、これらも大きな原因のひとつではありますが、決してこれだけというわけではありません。西洋医学から見た不妊の原因は、病院での検査で見えてきます。しかし、漢方医学から見る不妊の原因というのは、少し違います。

わたし漢方

漢方医学においては、身体の状態をつくる要素のことを「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」と言い、これら三要素が身体をバランスよく、正常に巡っている状態のことを健康だとしています。身体の働きは互いに影響し合いながら、その相互作用によって様々な変化や循環を見せていく、と考えられているのです。一見、関係ないと思える身体の不調が不妊の原因となっていることがあります。

では、漢方の考えではどのような不調が不妊の原因となり得るのでしょうか? 具体的な例をいくつか紹介していきます。

1. 冷え
不妊の代表的な原因として挙げられるのが「冷え」です。冷えは万病の元、とも言われるくらい、様々な不調の原因となります。
先程の三要素の考え方を「冷え」に当てはめて考えてみましょう。
・「水」がうまく巡っていないせいで水分代謝が悪い
・「血」が不足しており、十分に熱を行き渡らせることができない
・「血」の量は足りているが流れが淀んでいるせいで血行が悪い
単に冷えといっても、冷え方や体質によって欠けている部分は様々です。すると、ケアのアプローチもかなり違ってきます。
冷えは特に血や水との関わりが深く、多くの人が抱えやすい悩みといえます。

2. ストレス
忙しい現代社会において、ストレスが溜まりやすい方は多いと思います。「早く妊娠したいのにできない…」そんな心の不安や焦りが、排卵や月経周期が乱れる一因になる場合もあります。
ストレスは「気」との関わりが深く、ストレスの蓄積のせいで身体に不調があらわれている状態のことを、漢方の考え方では「気滞(きたい)」と呼びます。
身体のバロメーターになる基礎体温が不安定なガタガタとした形をしているのは、典型的な気滞体質の現れといえますし、排卵をコントロールする脳の「視床下部」はストレスの影響を受けやすいといわれています。

3. 疲労・パワー不足
日常生活で溜まっていく疲労というのも、原因となり得ます。パワーがなくなれば、身体には妊娠をするようなエネルギーの余裕がなくなってしまいます。

4. 「腎」の弱り
不妊の頻度は年齢とともにどうしても上昇していきます。東洋医学的には、それは年齢上昇とともに、生殖能力の源である「腎」が弱っていくからだととらえます。
特に高齢で妊活をされる方には、腎をサポートして身体を若い状態に近づけていく漢方で、アンチエイジングのアプローチをとることもあります。

わたし漢方

つまり、「漢方による妊活」というのは、このような人それぞれ違う不妊の原因となる体質を改善して、妊活中から妊娠中、そして産後に至るまでの体調の変化をサポートしていくことを目標としています。

まず大切なのは、きちんと病院へ相談していただくこと。病院での診断を踏まえたうえで行う「身体の土台作り」というのが、妊活において漢方でお手伝いできる部分です。西洋医学での治療と並行して、妊娠する確率を高めていくことを目指します。

では、具体的にはどのようなやり方で妊活を手助けしていくのでしょうか? 妊娠前から産後まで、順を追って見ていきましょう。

赤ちゃんがお腹のなかですくすく育ち、出産を無事に終え、産後の肥立ち良くお母さんの身体が回復して初めて、妊活が無事終了したと言えます。

STEP1:身体の土台づくりをはじめよう【〜妊娠前】

わたし漢方

(c)Urbanscape/Shutterstock.com

まずは、健康で丈夫な身体づくりを目指していきます。何事も健康第一。それは妊活も例外ではありません。

質の良い卵子が育つ体内環境をつくる。
成熟した卵子がリズム良く排卵される状態をつくる。
受精卵が着床しやすいようなふかふかの子宮内膜をつくる。

そうやって身体の土台を整えていき、自然妊娠力を上げていくことが妊活の最初のステップです。

また、女性の卵子の質を気にすることは多いですが、同じように男性も年を重ねることで精子の状態に影響します。日々の生活で精子の状態も変化します。精子に力がないと、受精しても途中で成長が止まってしまうこともあります。

だからこそ、妊娠前は特に女性だけではなく男性の身体の土台づくりも同時に行っていくことが大切なのです。お互いの身体に向き合って、ふたりで丈夫な身体を目指しましょう。

STEP2:赤ちゃんがすくすく育つ子宮環境づくりを【妊娠〜出産前】

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(c)Alex Zabusik/Shutterstock.com

無事に受精卵が着床しても、心配はまだ尽きません。次にやってくる心配事は「ちゃんと元気に育ってくれるか」です。残念ながら、一般的には初期流産が起こってしまう確率15%と言われており、決して低い数字ではありません。また十分に大きくなる前に子宮が耐え切れないと、切迫流産になり低体重児が産まれてしまうなど、母子ともに危険と隣り合わせなのが妊娠です。

妊娠期間中はまずしっかりと安定して赤ちゃんが育っていける子宮環境づくりを行っていきます。これを漢方の理論では「安胎療法」と呼んでいます。

妊活の時点での体質というのは、妊娠したからすぐに変わるわけではないので、引き続き不調の改善を続けていきます。

さらに、妊娠中はつわりをはじめ、便秘、疲れ、不眠、こむら返りなど、これまでにお母さんが経験したことのないマイナートラブルが続出します。西洋薬が飲みづらいタイミングだからこそ、これらにも同時に対応していくのがこの時期の目標です。

STEP3:産後のお母さんの心と体のバランスケア【出産〜産後】

わたし漢方

(c)Javen/Shutterstock.com

無事に出産を終えても、まだまだ大変なことは盛りだくさん。出産は命がけ、とも言われるくらい、本当に多くの体力を消耗します。500g以上に育った胎盤を体外に排出して大量に出血をするという、身体からするとジェットコースターのような変化を瞬時に経験するようなものです。

実際に、うまく悪露(体内に残った老廃物)が排出できないと、その後に体調不良が続いたり、次の妊娠へ影響を及ぼしたりと様々なトラブルにつながります。さらに、この時期は身体だけでなく、心のバランスも崩れやすくなっています。最近では「産後鬱」という言葉もよく聞かれるようになりましたが、心のケアというのは怠ると先何十年と引きずる場合も多くあります。

楽しみと不安の入り交じる産後というのは、トラブルの出方も人それぞれです。漢方で血と水の巡りを良くして悪露をうまく外に排出しながら、身体の疲労回復やホルモンバランスの調整を併せて行うなど、自分に合った回復過程を経ていけるようにします。

わたし漢方

普段通りに生活していても、体質は日々変化していくものです。妊娠ともなればその変化は比べ物にならないくらいに大きくなります。だからこそ、その時期によって必要なケアを取り入れていくことがとても大切なのです。

特に漢方での妊活は、栄養のある食事や質の良い睡眠のような生活リズムを整えることで、よりよい効果が期待できます。生活習慣の養生は、身体の状態を安定させるうえでとても重要です。

妊活はひとりではなく、ふたりで意識して改善していくことではじめて成り立ち、うまくいくものです。たとえば、男性側もパートナーのフォローをするためには、健康で余裕のある状態をキープできることが理想です。仕事で疲労困憊、ストレスでイライラ……そんな状態ではなかなか難しいですよね。だからこそ、お互いの健康がよりよい妊活成功の鍵になるのです。

いかがでしたか? 特に今は新型コロナウィルスの感染拡大に伴う外出自粛により、家庭内で過ごす時間が増えています。妊活についてだけでなく、健康やライフプランを改めて考え話し合う機会も以前より多くなっているのではないでしょうか。

改めてお互いに向き合い、夫婦で相談できるきっかけになれば幸いです。

わたし漢方

監修/水沼未雅氏(わたし漢方創業者・薬剤師)

水沼未雅(みずぬまみか)
京都大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科で博士号(薬学)を取得。アストラゼネカで新薬の上市プロジェクトにかかわった後、マッキンゼー・アンド・カンパニーでヘルスケア関連プロジェクトを担当。漢方で自身の不調が改善した経験から、「もっと漢方の良さを広めたい!」という想いで2017年に『わたし漢方』創業。

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TEXT=わたし漢方

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