栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピもご参考に!
幅広い効能をもたらす、自然がくれたサプリメント
オレガノという名は、ギリシャ語で「山の喜び」を意味するそう。古くから薬用、香辛料として親しまれてきたハーブですが、実は観賞用などさまざまな種類があります。食用のオレガノには、チモール、カルバクロール、リモネン、テルピネン、オシメン、カリオフィレンなど抗酸化成分がずらり。なかでもチモールとカルバクロールという成分は抗炎症、抗菌作用が高いことでも知られ、食品の細菌増殖を抑制します。さらにオレガノはマンガン、鉄、ビタミンE、Kも含有。抗アレルギーやコレステロール値の改善に役立つため、アメリカなどではサプリメントとしてオレガノのオイルを服用している方も多いようです。一年中成長し、自宅での栽培も簡単。今日からオレガノのある生活を始めてみませんか?
1つめの写真は、新鮮なオレガノとドライのオレガノを使ったカプレーゼ。トマトと相性抜群のオレガノ。ビーガンレシピの日は、チーズの代わりに木綿豆腐を使用して。
オレガノの繊細な風味が損なわれるので、新鮮なオレガノは加熱なしがおすすめ。オレガノ、オリーブオイル、レモンの搾り汁がベースのソースは、炒め物、ピザやパスタのトッピングにも◎。
オレガノはチーズ系レシピでも活躍。ドライのオレガノ、卵、豆乳、フェタチーズで作るフリッタータには、お好みの野菜をたっぷり。新鮮なオレガノも一緒に召し上がれ。
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