美肌とすっきりボディは毛細血管が決め手！“めぐり”コスメとサプリでゲット

女性医療ジャーナリストの増田美加さんによる連載。人生の基礎になる“健やかな体”を手に入れるための最新知識をお届けします。

今、毛細血管は、美容、健康、医療分野で注目したい新たなトピックスです。毛細血管はとてももろく、傷つきやす存在。加齢や不規則な生活習慣で、血流のない“ゴースト血管”になってしまいます。ゴースト血管が増えると、肌や体の老化が進みます。それを防ぐキーワードは、“めぐり”です。シワ、たるみ、くすみを防ぎ、すっきりボディを目指すための“めぐり”の技をお伝えします。

“めぐり”力が失われる！“ゴースト血管”を防ぐ方法

(c)Golubovy/Shutterstock.com

毛細血管は、健康と美容のキモ。全身の血管の9割以上が毛細血管です。毛細血管は約60兆個を超える私たちの細胞に酸素や栄養を届け、老廃物を回収するという大事な働きをしています。

この毛細血管は、とてももろく、傷つきやすく、血流のない（“めぐり”のない）“ゴースト血管”になりやすいのです。これこそが毛細血管の老化です。

健康な毛細血管は、血管の壁の細胞がピッタリ接着しています。ところが加齢や悪い生活習慣で壁細胞が傷つくと、はがれて隙間ができてしまい、大事な栄養分や酸素が漏れ出してしまいます。

そして、血液が届かない抜け殻のような“ゴースト血管”になってしまうのです。“めぐり”に力が失われると、体の隅々まで栄養分や酸素を運ぶ血液が行きわたらないため、美肌や健康に障害が起こります。

最も影響を受けるのは“肌”。シワ、たるみ、むくみ、くすみなど、目に見える老化が現れます。

毛細血管を修復するタイツー(Tie２)作用とは？

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では、どうすれば“めぐり”力をキープし、ゴースト血管になるのを防いで、毛細血管を若返らせることができるのでしょうか？

ポイントとなるのは、血管の壁細胞をピッタリ接着させる“タイツー(Tie2)”という受容体の働きです。
このタイツー（Tie2）を活性化することで、毛細血管の壁細胞を接着させて、毛細血管を修復して血管からのモレを防ぐことができます。

タイツー（Tie2）活性化によって、毛細血管が元気になると、肌や体にさまざまな効果が期待できます。シワ、たるみ、むくみ、くすみ予防、冷え改善、育毛、シェイプアップ、アイケア、デトックス、メタボ予防、関節の健康維持、抗アレルギーなどなど。

タイツー（Tie2）を活性化する方法は、“めぐり”をアップするための呼吸法や有酸素運動、入浴法やマッサージなどが有効。良質な睡眠、生活習慣病の予防食と同じバランスの良いメニューや食生活などの生活習慣も大切です。

“めぐり”の力を引き出す“タイツー(Tie2)”植物を活用する

タイツー（Tie2）

さらに、タイツー（Tie2）を活性化する画期的な方法が見つかりました！　
それは、タイツー（Tie2）にアプローチする作用のある植物の力を使うことで叶います。

タイツー（Tie2）にアプローチして、毛細血管の壁細胞をピッタリ接着する作用のある植物は、ヒハツ（沖縄の長胡椒の一種・写真）、シナモン、ルイボス、かりん、スターフルーツ、サンザシ、月桃葉、ハス胚芽など。

たとえば、ヒハツは沖縄のソーキそばにかける香辛料として使われていますし、ルイボスティーでも摂れます。シナモンをティースプーン1日1杯ほどでもタイツー（Tie2）作用が期待できます。

これらの植物そのもので摂りにくい場合は、サプリメントやコスメとしても売られていますので活用してみてください。

タイツー(Tie2)植物で“めぐり”をサポート
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1日目安量2粒 60粒入り￥4,500／白鳥ウェルファーマ

めぐりをサポートするタイツー（Tie2）植物をサプリメントで摂取できます。最新の研究に基づき4種類のタイツー（Tie2）植物を中心とした健康素材を配合。タイツー（Tie2）植物は、ナガコショウ、ロングペッパーとも呼ばれるコショウの仲間の“ヒハツ”。スイーツの原料や香辛料として有名な“シナモン”。健康茶として人気の“ルイボス”や、沖縄ではサンニンと呼ばれる“月桃の葉”。めぐりに良いといわれる成分が含まれています。

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