フリーアナウンサーの青木源太さんによる美容×コミュニケーションにまつわる連載。第12回目の今回は、髪型について気をつけていることについて。
vol.12 好感度の高い男性の髪型とは
髪型について、僕は気をつけていることが2つあります。
1つは、セットしたときには必ず「おでこを出す」ことです。僕がかつて出演していた「スッキリ」の中で、テリー伊藤さんが「スターはみんなおでこを出している!」と話したことがありました。それは2009年、木村拓哉さんとイ・ビョンホンさんが共演したときの映像を見たときのことです。日韓2大スターの共演が大変話題になりましたが、テリーさんによると、これは決してスターだけに大切なことではないそうです。「おでこを出すとね、それだけで相手に明るい印象を与えることができるんだよ」と言っていました。それ以来、僕はセットするときは、前髪を分けて必ずおでこを出すようにしています。それまでの僕は前髪がおでこにかかっていたからか、よく暗い印象だと言われていました。でも実感として、おでこを出すようになってからは、そのようなことを言われなくなりました。
もう1つは「髪が耳にかからない」こと。さすがにロン毛のアナウンサーはほとんどいませんが、耳に髪がかからない方が、清潔感は増します。逆に言えば、耳に髪がかかったときが「切りどき」でもあるのです。僕はその基準で、20日に一回のペースで切っています。
また、薄毛で悩んでいる方もいるでしょう。僕もこれから徐々に頭髪の毛量が減ってくることがあるかもしれません。もしも薄毛になったら、僕なら思い切って短めの髪型にします。毛量が減るとどうしてもまとまりにくくなります。そうすると髪が乱れているようにも見えて、清潔感を保つことが難しくなるからです。
このように考えてみると、やはり清潔感に勝るポイントはないように思います。頭の形や髪色、髪質は人によって様々ですが、どうすれば清潔感を保てるかを考えながら、髪型を決めていくことをオススメします。
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