“好き”を仕事にするのは楽しそうだし、自由な面が魅力の一方で、何かと不安も多いフリーランスという働き方。実際にフリーランスとして働く人たちに、独立したきっかけや仕事に対する想いを聞きました。
File08 フリーランス助産師 橋本紗稀さん(28歳)
助産師になって直面したのは、忙しさや時間の制約で、担当するママや赤ちゃんのケアを十分にできないという現実。私は会社員として守られるよりも、リスクを取ってでも自分の望む産前・産後ケアをやっていきたかった。そんな想いから独立を決意しました。
正直、フリーの助産師としてごはんを食べていけているか…というと微妙なところですが、現在絶賛奮闘中。収入も病院勤務時代に比べれば大幅に減ってしまいましたが、自分の理想とするママと赤ちゃんの産前・産後ケアやリモートでの相談会の開催など、気持ち的には充実感に満ちあふれています。
自分の提供するもののクオリティを落とさないこと、あとは何事にも誠意を持って取り組むことを大切にしながら、フリーランス助産師としてのキャリアを歩んでいきます。
橋本さんにQ&A!
独立後、収入の変化は?
収入はかなり減ってしまったので、派遣助産師や看護師としてクリニックや病院に勤務して、生活費を補填する月もあります。
独立して良かった?
思う存分、ママと赤ちゃんのケアができて幸せです♡ まだまだフリーランス助産師一本で生計を立てるのは厳しいけれど、自分の理想とするケアができることには充実感と幸福感が。
独立資金は貯めた?
最低限の生活資金のみ。計画的というよりも、想いが爆発して独立したケースなので(笑)、独立資金や運転資金はゼロでフリーランスになりました。
仕事の獲得方法は?
InstagramやLINEを通じて。独立前にSNSを育てておけば良かったと、若干の後悔が…。今はInstagram(@hachi_salow.22)やLINEからの依頼も。
今後の目標は?
ゆくゆくはママと赤ちゃんの集う、サロンを開きたい!
ママと赤ちゃんの産前・産後ケアをメインにした、妊婦さんの心の拠り所になれるサロンを将来的には作りたいです!
フリー助産師の仕事内容とは?
オンライン相談会や1対1の両親学級、産後のケアなど。
フリーの助産師としての仕事が少ないときは、派遣助産師・看護師としてクリニックや病院で働くことも。