“好き”を仕事にするのは楽しそうだし、自由な面が魅力の一方で、何かと不安も多いフリーランスという働き方。実際にフリーランスとして働く人たちに、独立したきっかけや仕事に対する想いを聞きました。
File06 フリーアーユルヴェーダ・ヨガ講師 岡清華さん(28歳)
前職のヨガスタジオで心と体のバランスを崩し、2年間の会社員生活を終えて独立を決意。何の目処もなく、フリーランスになって知ったのは、自分のやりたい仕事は簡単に掴み取れないということ。気になるカフェやイベントを見つけては、一生懸命に企画書を持ち込んでいました。
独立当初は提案書からすぐに仕事に繋がることも少なかったのですが、「この人、何かいい情報を持ってそうだな」「この人に頼めば何か面白いものができそう」と思ってくれる人が数人でもいれば、それが後々の仕事に繋がる気がするんです。
オンライン上で仕事のオファーが行き交う今の時代だからこそ、実際に足を運んで、自分の存在を未来のクライアントとなる人に認知してもらって、想いを伝えるのもひとつの手だと思います。
岡さんにQ&A!
独立する前に準備しておくべきことは?
HPの開設。自分の簡単なプロフィールや実績などがわかる個人HPがあると、クライアントからの信用も得やすいのでおすすめです。
今後成し遂げたいことは?
アーユルヴェーダコミュニティの拡大。アーユルヴェーダを基にするヨガや、食を通じたエシカル事業など、多方面から事業を展開しながら、コミュニティの輪を拡大したい。
独立後の収入源は?
カフェのプロデュースやセミナー・イベント。会員制スタジオでヨガや栄養指導を⾏ったり、フード開発やレシピ監修、イベントの企画運営が中心。
独立後、収入の変化は?
独立時は0円、2ヵ月後には会社員時代の3倍に! 独立当時は無一文状態。営業活動を頑張ったことで、イベントやカフェプロデュースの契約にこぎつけて、月収は独立前の約3倍に。
仕事の獲得方法は?
企画書を手にカフェやイベントスペースに売り込み。昔ながらの営業手法「足で稼ぐ」を実践していました。実際に会って、熱量を持ってプレゼンすることで契約をゲットしたことも。