コロナ禍で給与・賞与カットに踏み切った企業も。そこで今回は読者の皆さんにボーナスにまつわるアンケートを実施。夏はどうだった? 冬はどうなる?
Q. 今年の夏のボーナスは出ましたか?
約6割の人が夏のボーナスが出たと回答。出なかった人のなかには、コロナの影響ではなく、元からボーナスがないという人も含まれています。
「昨年は前年と同様だったにもかかわらず、今年はかなりカット(涙)。会社も厳しいんだなと実感」(29歳/サービス)
「2年前から年俸制なので、ボーナスはなし。不安の多いご時世だから余計にもらえる人がうらやましい!」(28歳/メーカー)
Q. ボーナスの額に満足していますか?
額には満足している人が多め。その理由には意外なことに、働き方の変化も関係しているようです。
「在宅が中心で、移動時間が少ない分、拘束時間も短縮。それでも変わらずもらえるのはありがたいです」(30歳/IT関係)
「役職がついて、後輩の指導にもかなり時間を割いたのに額に反映されていないのが悔しい」(30歳/IT関係)
Q. コロナ禍前と比べてボーナスの額に変化はありましたか?
現状維持または、順当にアップしたという人が多数。減った人は1割ほど。コロナの影響で給与・賞与カットした企業は全体の1割程度、というニュースに合致する結果となりました。
「毎年アップしているのに今年は据え置きでした。みんなそうなので、仕方ないです」(29歳/通信)
「業績が思わしくなく、減ってしまいました。来年こそは挽回したいです」(30歳/金融)
Q. 夏のボーナスの使い道は?
大人買いをやめました
「毎年、ハイブランドの大人買いを楽しみにしていましたが、今年はセーブ。味気ないけど貯金だけに」(30歳/デザイン)
自己投資で資格取得
「この先どうなるかわからないので、行政書士の資格を取ることにしました。ボーナスを通信教育費に充てました」(31歳/サービス)
スポット的に投資信託
「旅行などまとまったお金を使うことがなくなったので、財テクに。少しずつですが投資信託を始めました」(28歳/教育)
Q. ボーナスについて思うことはある?
会社に対して感謝がわく
「このご時世でも勤続年数に応じてボーナスがきちんと上がっているので、とてもありがたいと思ってます」(30歳/通信)
ボーナスなしで心がすさむ
「ボーナス時期だけ贅沢ができるのが楽しみだったのに、昨年からナシに。そろそろストレスが限界に達しそう」(28歳/不動産)
ボーナスなし制度がいい
「減った、増えたで一喜一憂したくないので、年俸制がいいなと思っています。選べる体制になってほしい」(29歳/IT)
ボーナスの使い道についての設問では、全額まではいかずともほとんどを貯金に回したという人が圧倒的多数でした。この結果は、不安の多い今のご時世だからこそ。今は不満を感じるかもしれないけれど、その貯金があとあとの福となるはず…!
※この記事はGINGERサポーター(約3,000人)へのアンケートを基に構成しました。