コロナ禍でお金の心配が増す今こそ「株式投資」に注目してみませんか? 株式投資を始めた女性に、リアルにやっているからこそ感じるメリットや、トライする前後で変わったことなどを聞きました。
平井直子さん(ネット広告代理店営業/36歳)
コロナ禍で世界中の株価が下がったのをチャンスと捉え、本格的に投資に挑戦。最初は貯蓄を増やす一心だったものの、最近は趣味と化すほど楽しく! 脳トレ効果も実感中。
お金を育てたいなら、株式投資をしない手はない
「2020年年頭に1銘柄だけ買って、同年4月に米国株を含め、本格的にあれこれ購入。もともと、貯蓄という概念がなく、給料はあるだけ使ってしまう人間でした。でも、30代半ばに差し掛かり、老後のことやマンション購入、親のサポートなどを考え始めたら、『あまりにも貯蓄がなさすぎる、やばい!』と焦りだして。そこでまず思いつくのは貯金だけど、銀行の金利は0.002%。『これじゃ、お金が育たない! 銀行はただのお金の置き場、財布でしかない』と思い、何か道はないものかと調べ、投資へたどり着きました。まだ売却益は小さいけれど、配当金と株主優待をもらえて楽しい日々。みんなも一度でいいから、やってみてほしいです!」
平井さんの投資DATA
投資資金は?
「トータルで140万円くらい」
最初に買った銘柄は?
「美容機器で有名なヤーマン。1株700円で100株購入しました」
現在、保有する銘柄は?
「国内株式はイデアインターナショナル、ポーラ・オルビスホールディングス、ライオン、MTG。米国株はアップル、ファイザーなど」
現在の利益は?
「売った株で7万円の儲け。現在保有中の株は、含み益5万円ほど」
平井さんのMY株式投資ルール
余剰金のみで投資をする
「生活防衛資金(生活費×6ヵ月分)は銀行預金を。さらに、老後資金形成のためにやっているつみたてNISAに積み立てることも鉄則です。それでも余っているお金(=自分にとっての余剰金)を株式投資に回すように」
どんな状況でも+20%で売る!
「保有銘柄がぐんぐん値上がりすると、まだ上がるんじゃないかしらと欲が出てくるけど、そういう欲を排除し、20%値上がりしたら絶対売るように! チャンスを逃すよりは、利益を確定させることを大切にしています」
知らない分野の銘柄は買わない
「自分が理解できない、まったく想像もできないような企業の銘柄は買いません。なぜなら、自分で責任が取れない気がして(笑)。製品を使ったことがないにしても、せめて見たことがある、想像がつく企業の銘柄を買います」
ほかにも投資ルールを知りたい人は「初心者のための株式投資ルール9」の記事をチェック!
株式投資を初めて変わったことは?
株主優待品や配当金で生活が潤うように!
「製品が送られてきたり、配当金が振り込まれているのは、株式投資の醍醐味。『お金が働いてくれている♡』とも感じます。先日は株主優待品として、クレンジングジェルをゲット」
資金捻出のために自炊生活にシフト
「株式投資をするには、余剰金を作る必要が。そのためにほぼ毎日していた外食をやめて自炊にしたら、月1〜2万円が浮くように。そのお金を種銭にして、株でお金を育てています」
マンション購入の夢がリアルに!
「株式投資を始めて、刹那的なお金の使い方は浪費と考えるように。住居も『ちゃんと残るもの』『価値が続くもの』にお金を使いたいと、マンション購入準備に動き出しました」
平井さんおすすめ!株式投資の助っ人アイテム
投資の本&日経は大切なお供
「『投資の大原則』(日本経済新聞出版)は時々読み返すバイブル。貯蓄に励むこと、気長に投資に取り組むことの大切さを思い出せます。ベタながら、電子版の『日本経済新聞』もマスト。毎日チェック!」
いかがでしたか? 無理なく楽しく、株式投資に取り組む平井さんのお話をぜひご参考に!
※本企画は株式投資の勧誘を目的にしたものではありません。個人の判断・責任で行なってください。ご紹介した内容に従って株式投資を行い、損失を出した場合も責任を負い兼ねます。