新型コロナウイルスの影響で、収入がダウンするなどし、お金に対する不安が増した人は多いのでは? こんなときは、転職したり、副業を始めて収入を増やそうとするよりも、今あるお金の流れを見直し整え、無駄遣いを防ぐのが賢明!
今回は、現状の収入を賢く整えている松田弥生さん(仮名/メーカー勤務/32歳)の1日を取材。ケチケチした節約はしていないのに、お金が貯まる理由を探しました。
24時間密着!お金にまつわるトピックスをピックアップ
松田弥生さんの仕事は、医療系メーカーの営業。一日に何軒もの得意先回りや、商談などを行っています。GINGER9月号のマネー企画で1,000万円という貯金額&マネーテクを公表したところ、反響が大きく、再び登場していただきました!
6:00 朝の身支度
アイシャドウは本当に使う色の単品のみ購入。パレットはテンションが上がるけれども、使わない色もあるので買いません。
7:00 通勤途中
営業なので社用車(毎月の駐車場代は会社持ち!)で出勤。満員電車に乗らなくて済むのは車通勤の良さ。車内では音楽配信サービスのAWAを利用し、iPhoneから音楽を流しています。年間払いをすれば、1~2ヵ月分の月会費分がお得に♪
8:00 商談スタート
商談場所に到着したら、車内で運転時のペタンコ靴から、パンプスに履き替え。値段は張りますが、ヒールが高くても靴擦れしないものを買っています。
仕事服は基本的にスーツonly。シンプルかつ女性らしいデザインのものを3セットほど持っているので、インナーを替えて着回し。
10:00 遅めの朝食、14:00 遅めの昼食
食事は外回りの合間に、車の中で。節約の観点で考えると、手作りおにぎりなどが良さそうだけど、節約よりも時短や睡眠時間確保を優先し、市販に頼るのが私流です。
手作り弁当を持参することも。ただし、夏場は車内の気温が上昇するために保管が難しく、食べる直前にコンビニでおにぎりなどを購入します。
20:00 帰宅&夕食
仕事は大体19時ごろに終わるので、そこから車で移動し、20時ごろに帰宅。夕食は可能な範囲で、自炊をしています。疲労困憊な日はコンビニに頼ることもしばしば。自炊のときに必ず作るのは味噌汁。安いとき大量買いしたきのこや油揚げを一口大に切って冷凍ストックしてあるので、節約&時短が叶います!
21:00 自由時間
夜はテレビを見ながらネットショッピングをしたり、欲しい物リストをチェックしたり、家計簿アプリでお金の管理をしたり。
バッグやアクセサリーは一生使える上質なものを買うように。次のボーナスで何を買おうかなと、スマホにメモしてある欲しい物リストを見て考える時間は密かな楽しみ(笑)。バッグは、3.1 Phillip LimやLOEWE、FENDIなどのもの。アクセサリーは Van Cleef & ArplsやCartier。すべて三越伊勢丹で購入しました。
24:00 バスタイム&美容ケア
一日の疲れを取る癒しの時間。ヘアケア用品は少し高くても、品質の良い美容院専売品を使うのがこだわりです。スキンケアは自分の肌に合う&コスパの良いものを選ぶように。ヘアケア用品はAujuaで統一、化粧水はLANCÔME、乳液はALBIONなどを愛用。浮気せず、最後まで使い切ることで無駄遣い防止に。
まだまだある!松田さんのお金ルール
財布の中は毎晩整え、常にスッキリ!
カード類はZOZOCARDなど、よく使うものを2、3枚に限定し、不要なものはすべて自宅で保管。領収書も一日の終わりにすぐに取り出し、財布の中を常に整えることで、お金の無駄遣いや精算忘れが減ります。
冷凍ストックも定期的に整理
作り置きは最長4、5日だけど、冷凍なら数ヵ月は持つので、ひとり暮らしには無駄が出ずに◎。食材の重複買い回避にも、庫内は詰めすぎず、どんな食材がどれくらいあるかがすぐわかるように余裕をキープしています。
常に持ち物を把握しておく
クローゼット内は月1で断捨離し、持ち物を把握。これで重複買いや似たアイテムを買うのを防ぎます。不要の洋服は古着買い取りサービスなどで、こまめに売却して換金するように。
いかがでしたか? すぐに真似できそうなポイントがたくさん見つかったはず。松田さんを参考に、さっそくお金の整理整頓を始めましょう!