性に関する悩みは、昔に比べればオープンに話せるようになったとはいえ、なかなか気軽に相談しにくいもの。そこで、女性が抱えるセックスに関するモヤモヤについて、3人の性のエキスパート(一徹さん、髙橋怜奈先生、ラランド サーヤさん)がアドバイス!
結婚を考えている彼と、体の相性が最悪なんです…
「4歳年上の彼と付き合って、今年で4年目。そもそも彼は結婚願望がない人で、私は結婚願望が強いので一度別れたものの、1年後に、彼から結婚を視野に入れてもう一度付き合いたいと言われて、再び付き合うことに。彼は年収も高いエリートなので、周りの友達からもヨリを戻したことをうらやましがられています。でも実は、セックスの相性は最悪で(笑)。私は性欲が強い方ですし、特にお酒を飲むとすぐにしたくなっちゃうんです。一方で彼は、めちゃくちゃ淡白。お互いセックスは外でしよう、と提案したいのですが、彼からどう思われるか不安です…」(K・Kさん 33歳/メーカー勤務)
一徹さんの回答
どんな優先順位を求めているか今一度確認しよう
「むしろ結婚される前だからこそ、早めに確認されたほうが良いかと思います。また、セックスで何を満たしているか自分に問うてみて。純粋な快楽、相手と繋がる喜び。高収入の彼と付き合うことで周りから羨望される喜び。今はセルフプレジャーグッズがたくさんあるので、ぜひ一度体験されてみては。そこでどうしても満たされないときは女性用風俗などもあります。欲望のレベルを分析して、彼に許容されると予想されるものから打診してみては? そもそも結婚する必要があるかも検討してみても良いかもしれません」
髙橋先生の回答
どう思われるか不安な状態で結婚することはできない
「結婚するということは生活を共にするということです。何かと決め事をつくったり、腹を割って話さなければいけないことがあります。どう思われるか不安、という状態では、結婚後もセックスのことにかかわらず、たくさんの壁にぶつかるでしょう。結婚生活において、性生活は切っても切れないことだと思います。早めに話し合うことで結果がどうであれ先に進むことができるでしょう。モヤモヤした気持ちを抱えているよりも早めに伝えて、貴重な人生の時間をより良く使ってくださいね」
サーヤさんの回答
NYのセックスコラムかと思った
「もしかするとあなたは『セックス・アンド・ザ・シティ』に出てきますか? 自分の性欲と向き合い、結婚のメリット・デメリットを考慮し、革新的な提案までしようとしている。NYからのお便りかと思いました。素晴らしいですね。『セックスを外でしよう』という提案は、確かに独占欲の強い方にはしんどいルールなのでネガティブな反応をされるかもしれませんが、性生活を無視して結婚生活を進めるのは不可能だと思うので、ぜひ実践してみてほしいです」
お悩みにズバッと回答してくれたのはこの3人!
一徹さん
大学卒業後、公認会計士の勉強中にAV男優として活動を開始し、エロメンとして注目を集める。AVレーベル「RINGTREE」を設立し、女性向けアダルトサイト「GIRLS’CH」で配信中。
髙橋怜奈先生
渋谷文化村通りレディスクリニック院長、東邦大学医療センター大橋病院で月経困難症専門外来を担当。産婦人科医YouTuber高橋怜奈として医療情報の発信を行う。
ラランド サーヤさん
2014年、お笑いサークルで出会ったニシダさんとラランドを結成。TBSラジオ「ラランド・ツキの兎」、YouTubeチャンネル「ララチューン」などで生理や性について発信中。