性に関する悩みは、昔に比べればオープンに話せるようになったとはいえ、なかなか気軽に相談しにくいもの。そこで、女性が抱えるセックスに関するモヤモヤについて、3人の性のエキスパート(一徹さん、髙橋怜奈先生、ラランド サーヤさん)がアドバイス!
パートナーとのセックスで満足したことがない
「現在1年ほど交際しているパートナーがいますが、その彼とのエッチどころか、実は今まで誰ともセックスでイッたことがないんです。一応喘ぎ声は出すし、感じてるフリはするんだけど、心から満足したことがない。どうやったらイケるようになるのか、日々悩んでます。ひとりエッチではイケるんだけど…どうすればいいのでしょうか?」(Y・Kさん 31歳/医療系勤務)
一徹さんの回答
ローターを使いながら、挿入をしてもらう。ただ、イケなかったからといって思い詰めないで…
「ローターを使って自身を高めながら、挿入をしていただくのはどうでしょうか。ただ、統計では70%近くの女性が、セックスでイッたことがないといわれています。セックスではスキンシップや精神的な繋がりに喜びを感じ、ひとりエッチで純粋な快楽を追求するなど、使い分けて楽しんでみてはいかがでしょうか」
髙橋先生の回答
パートナーにどこが気持ちいいかをしっかり伝えて
「女性のほうが、セックスに関して自分の希望をあまり強く言えなかったり、遠慮してしまう傾向にあります。でもそれって、お互いの性的同意が取れていない状態。ローターでオーガズムに達することができるのであれば、どこが気持ちいいかある程度把握しているのだと思います。恥ずかしがらずに『ここをこうやって触ってほしい』など、相手に要望してみてはいかがでしょうか」
サーヤさんの回答
手とローターが優秀すぎる!
「最近のローターは優秀すぎます。私も日本の技術力が集結したみたいなバイブが出たときはヒザを打ちました。自分の体は自分がよくわかっているのでひとりで達することができるのは当然かもしれません。パートナーとのセックスではいったん演技を弱めて、サブリミナルで要求を伝えていけば良いのではないでしょうか。太鼓の達人でピッタリ的が来たタイミングで叩けたときは『良』と表示されるように、あなたも然るべきタイミングで『良』という反応をすることを心掛けてほしいです。きっと優しいあなたは『可』『不可』のタイミングでも『良』の反応をしてしまっているのではないでしょうか。反応の基準を戻し、最高の交わりができた暁には、元気良く『また遊べるドン!』と言ってあげてほしいです(笑)」
お悩みにズバッと回答してくれたのはこの3人!
一徹さん
大学卒業後、公認会計士の勉強中にAV男優として活動を開始し、エロメンとして注目を集める。AVレーベル「RINGTREE」を設立し、女性向けアダルトサイト「GIRLS’CH」で配信中。
髙橋怜奈先生
渋谷文化村通りレディスクリニック院長、東邦大学医療センター大橋病院で月経困難症専門外来を担当。産婦人科医YouTuber高橋怜奈として医療情報の発信を行う。
ラランド サーヤさん
2014年、お笑いサークルで出会ったニシダさんとラランドを結成。TBSラジオ「ラランド・ツキの兎」、YouTubeチャンネル「ララチューン」などで生理や性について発信中。