パートナーシップコーチ、小松恭子さんの連載。よくある恋愛の悩みをピックアップし、パートナーとよい関係を築くためのアドバイスをお届けします。
婚活を続けるも上手くいかない。そんな日々を過ごしていると自信がどんどん低下し、絶望モードに。もしくは「もう結婚なんてどうでもいい!」と仕事に打ち込み始めるという拗ねモードに入ってしまうことも! 本当はどうしたいのだろうか? 自信を持って最愛の人に愛され、その人の妻になる! そう決めたのならば、落ち込んでいる場合ではありません、拗ねている場合でもありません。今からしっかりと自分を整え、来年の婚活対策はじめていきましょう!
嫌いな男性を明確にする!
理想の男性をリストアップしている方は多いと思うのです。しかしこればかりをしていると現実離れした「妄想彼氏」を作り出すことになってしまうことも。「理想の男性」と同時に「絶対に選ばない男性」も把握しておいてくださいね。むしろこちらのほうを大切にすること。
「絶対にこれだけは嫌」という基準を明確にもっていると出会いの幅が広がります。多くの女性が優しい男性を理想にあげていますがそもそも優しくない男性なんて少ないのです。つまり、よほど無理! 嫌!な男性でない限り、その方との可能性は十分に考えられるということ。「妄想彼氏」に気を取られてその実りある可能性をスルーしないようにしてくださいね。
理想の男性にばかり気を取られていると、ちょっとした嫌なところさえも許せなくなり悲しみや怒りが倍増することでしょう。結婚を考える交際において「好き」だけを基準に相手を選ぶことには少し幼さを感じます。自分がどこまで相手を受け止められるかを知っておくこと。相手任せにするのではなく自分自身が明確にしておくことでよりスムーズに結婚につながる良縁に恵まれますよ。
刺激的な関係に溺れない
恋愛に初恋のころと同じ感覚を求めていませんか? 30代にもなると恋愛に対するトキメキは薄れていくものです。それを知らずして刺激的な関係を求め続けていると「なんでその人なの?!」と言わずにはいられないような怪しい男性と付き合うことに。
当人はもちろん無自覚です。このダメ男タイプとの恋愛関係から抜けだせない人を見ていると、彼の優しさと冷たさのギャップに溺れていることがわかります。荒波にのまれるほど、優しさが刺激になるので苦しくても離れられない関係になっていくのです。
結婚を前提とした付き合いを求めているのならこの刺激的な恋に終止符を打つこと!
恋愛に苦手意識のある人、寂しさを感じている人ほど刺激に反応し、このパターンにはまりやすので気をつけてくださいね。結婚相手を選ぶ条件があるとすれば、自分が健全な精神状態にあることです。寂しい、苦しい状態での相手選びにはご注意くださいね。
「今の彼」だけにフォーカスしない
結婚相手として「完成された男性」との出会いを期待していませんか? 実はこれ、ものすごくもったいないことなのです。なぜならば完成された男性などいないのですから。
「彼の未来の可能性」、ポテンシャルまで含めて相手を選んでいきましょう。つまり、「将来性を見極める力」をつけることが女性には求められるのです。
そのためには相手の本質をチェックしていくこと。そして何よりも「自分が相手を信頼しているのか?」を何度も問いかけ、気持ちを確認していくことです。「相手が自分を信頼させてくれるのか?」ではなくて。そうすることで相手の変化によって自分の気持ちが簡単に揺れ動くことなく、安心して付き合っていくことができるのです。
いつでも選択基準は「自分」です! 自分の意志で選択した人との関係は、希望に満ち溢れています。希望のもてない関係には、さよならしてしまいましょう。いつでもスッキリとした気持ちで婚活を進めることが、結婚への最短ルートであることを覚えておいてくださいね。
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