月間約600万PV、twitter約36万フォロワー(2アカウント合計)! 日本一恋愛相談を受けている大人気ブロガー DJあおいさんによる恋愛講座、第77回目。
結婚偏差値80の問題です。
婚活で捨てた方がいいものとは、一体何でしょうか?
正解は「結婚をするため、という目的」でした。
「結婚を前提としたお付き合い」というと、「遊びの恋愛はもうお断り!」みたいな、誠実なイメージがあるような気がしてしまうのですけども、実際のところはどうなのでしょうか。
「結婚を前提としたお付き合い」というものを東奔西走して探している女性を観察していると、その誠実なイメージが崩れてしまうことがあります。
なんかこう、人を心底好きになることよりも、結婚に見合う条件を満たすことが最優先事項になっているような、一種の打算が働いているような、そんな気がしてなりません。
どんなに好きになった人でも、結婚に見合う条件を満たしていなければ、泣く泣く決別を選択してしまう人もいますし、それほど好きな人ではなくても、結婚の条件を満たしていれば、そのままお付き合いを続けてしまう……。
常に付き合う理由も別れる理由も「結婚」で、それって果たして誠実な動機なの?と首を傾げたくなってしまいます。
完全なる個人的感覚でしかないのですが、なんかこう、身体目的の不誠実な男がセックスフレンドを探しているような、結婚という利己的な目的を果たすためのパートナー探しというか、いわば「結婚フレンド」を探しているような気がしてならないのです。
人を好きになることって、目的がないはずなんですよね。
目的がないから無条件に好きになれるところもあって、その無条件の愛情を原動力にして、お互いが変化し合い、お互いが許し合い、そして時間を掛けてお互いがお互いにマッチングしていき、そして結婚に至るのです。
結婚を目的にパートナーを探すということは、この一連のプロセスを端折ることになってしまうわけで、無条件の愛情を土台にして変化し合い許し合うという大事な過程がすっぽりと抜け落ちているんですよね。
変化するという愛情もなければ、許すという愛情もない、どこにも愛情を証明するものがないから、余程相性が良い人でなければ続かないし、そんな相性の良い人なんてそうそういるものでもないので難航してしまうわけです。結果、自身の抱える結婚願望のせいで、結婚難民になってしまう婚活女性もたくさんいるのですよ。
婚活は「結婚をするため」という目的は捨てた方がいいのかもしれませんね。以上、DJあおいでした。