月間約600万PV、twitter約36万フォロワー(2アカウント合計)! 日本一恋愛相談を受けている大人気ブロガー DJあおいさんによる恋愛講座、第75回目。
結婚偏差値50の問題です。
女性の浮気、または不倫の理由で最も多い理由はなんでしょうか?
正解は「女として見られたかった」でした。
女性の浮気、または不倫の理由で最も多いのは、「女として見られたかった」という理由です。
彼氏や旦那さんが、自分のことをすっかり女性として見てくれなくなってしまい、もう自分の姿を見ても目をハートマークにすることもないし、その姿を瞬きでモグモグと咀嚼して脳みそに飲み込んでくれることもない……そんな男と女の関係というよりも、すでに性別を超越した近親者のような関係になってしまい、どんなに真っ赤な口紅を引いても、どんなにセクシーな衣装を身にまとっても、それこそ峰不二子バリの悩殺ダイナマイトフェロモンを出そうとも、自分が自分である限り、チベットスナギツネのような目で見られるだけ――。
そんなときに、跪(ひざまず)いてプリンセスの手を取り手の甲へキス、舞踏会で真っ白な歯を光らせ「僕と踊ってくれませんか?」みたいな、そんな胡散臭い王子様モドキが現れると、女性はコロッと落ちてしまうようです。
浮気や不倫をされたくないのなら、男は惚れた女を生涯通して女として扱え、一生私に恋をしろ、という主張もあると思いますが、それは人間が人間である限り普通に無理なことです。人間は同じ人に恋をし続けるようには出来ていないのです。
恋愛から親愛へ移行するのは当たり前、というよりも親愛は恋愛の上位互換であり、序列で言えば親愛の方が上なのですよ。
じゃあなに? 恋愛から親愛に移行してしまったら、もう女は女である必要はないの? 女の皮を被ったおっさんになればいいの?という罵声が聞こえてきそうですが、それも違います。
そもそも「女が女であり続ける努力」とは、彼氏や旦那さんや世の中すべてのイケメンに向けられた努力ではなく、実は女性社会で生きていくための努力ではないでしょうか。
べつにキレイになってマウントを取ってやろうという努力ではなく、ただ自分が身を寄せる女のコミュニティのなかで浮かないため、それこそコミュニティ内での偏差値50を死守するための努力ではありませんか?
「女が女であり続ける」ということは、特別見窄(みすぼ)らしくなく、特別キレイでもなく、ただただ普通であり続けるための努力であって、最初から男のために女でいるわけではないのですよね。以上DJあおいでした。
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