月間約600万PV、twitter約36万フォロワー(2アカウント合計)! 日本一恋愛相談を受けている大人気ブロガー DJあおいさんによる恋愛講座。
結婚偏差値50の問題です。
恋愛ご無沙汰女子がなかなか人を好きになれないのは、◯◯力が鈍っているから
○○に当てはまる文字を入れて、文章を完成させてください。
正解は「観察」力でした。「好き」という気持ちがわからない、という恋愛ご無沙汰女子が多いのですが、「好き」という気持ちの成分の殆どは「知っている」ということなんですよ。例えば、予告編を見て興味を持った映画はまだ「好き」ではないんです。どんなに自分好みのイケメン俳優が主役を演じていても、どんなに興行収入がウン百億円あっても、大ヒット作品の続編であろうが、全米が泣こうが、権威ある賞レースを総なめしていようが、「まだ知らない」という時点でそれはまだ「好き」ではなく「興味」に過ぎないんです。
予告編で興味を持ち一回作品を観て、そしてそれを気に入ることができて初めて「好き」になるわけですが、それだけではまだまだ小さな好意です。「もう一回観たい」という興味に駆られてリピートして観てみると、一回目では気が付かなかったことが見えてくるんですよね。
「このセリフはあのシーンの伏線になっていたのか」とか「このときのヒロインの心情はこういうことだったのか」とか、何回も何回もリピートして観ていくことにより、本筋とは関係のない細かい設定や監督の遊び心までわかっていくことができて、知れば知るほど「好き」になっていくということですね。
一見何の変哲も無いありきたりなストーリーでも、リピートして観ていくと思わぬ発見があったりしますので、「好き」という気持ちになるためにはそれなりの観察力が必要になるということです。
というわけで、恋愛ご無沙汰女子がなかなか異性を好きになれないのは、観察力が鈍っているということも言えるでしょう。異性と一回デートをした程度でもう全てを理解したつもりになり、その時点で「ナシ」という判を押してしまい、そしてリピートはしないという繰り返し。その人をよく知らないまま見切っているわけですから好きになれるはずもなく、恋愛で迷走してしまうというわけです。
その人のその人らしさを発見できるのは二回目以降ですからね。一回目のデートで全てを知った気になって見切らないように。もしかしたらその人は思いがけない「名作」なのかもしれませんよ。以上、DJあおいでした。