日本の文房具は世界一! おしゃれで機能的!と、よく外国人スタッフより言われます。フィリピンのミライズで働いているマネージャー陣も日本のペンがお気に入りです。
ところがホッチキスや、シャープペンシルなど、英語で何と言う?と問われると意外と出てこない文房具にまつわる英語(そのままでは通じません!)。今回はそんな単語をご紹介します。
「文房具」の英語はスペルにご注意
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英語で文房具は、stationery。名詞で複数でもそのままです。
stationaryとつい書きたくなってしまうのですが、aだと形容詞となり、常にそのままの状態でいるという意味になってしまいます。
「ホッチキスとって!」は通じない
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英語でホッチキスは、stapler(ステイプラー)です。
ホッチキスの芯は、staple(ステイプル)というわけです。
Will you pass me the ホッチキス?
(そのホッチキスを取ってくれます?)で通じなかった方。
Will you pass me the stapler?
でトライしてください!
ホッチキスはそもそもアメリカのホッチキス会社の社名で、日本に入ってきたときに、ホッチキス社の社名が印字されていたので、日本ではそのままホッチキスとよばれるようになったそうです。
商品名がアイテム名になった例
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英語で付箋はsticky noteですが、Post it(という商品名)でも一般的に通じます。
同じように、ティッシュペーパーも、tissue paperですが、Kleenex(という商品名)と呼ぶことのほうが一般的だと思います。
書くものを英語にしてみよう!
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書くものはすべてpenでしょうか? 日本語と同様、それぞれ単語があります!
鉛筆=pencil
シャープペン=mechanical pencil
ボールペン=ballpoint pen
万年筆=fountain pen
筆=writing brush
海外の人には、お土産として大人気のフリクションペンは、商品名です。英語でも、friction(摩擦) penでも通じるようになってきました! 通じない場合は、erasable penといえば通じるはずです。
間違えがちなアイテム「ダンボール」
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文房具ではありませんが、英語で出てこないアイテムとしてダンボールがあります。ダンボールは日本語で、英語では、cardboard boxと言います。
「ダンボール」と英語風に言っても通じないので、ご注意ください!
語彙強化の訓練にもなりますので、オフィスで身の回りにあるアイテム、ぜひ英語にしてみてください。