夏休みの次は、シルバーウィーク。旅に出たいけれど、旅先でも忙しく動きすぎた結果、疲れ果てて帰国…なんてことに陥っていませんか? 日頃の疲れを払拭し、心身ともに“本気でのんびり”を楽しむ旅がしたい。それ、グアムで叶います。GINGER取材班がそんな“頑張らない旅”をレポート。
時差ボケの心配ナシ。すぐそこにある海外リゾートへ

美しい海は日本にもあるけれど、パスポートを持って海外へ行くバカンスは気持ちの高鳴り具合がだんぜん違う。たとえば東京からわずか3~3時間半のフライトで到着するグアムは、体力的な負担は少ないにもかかわらず、気分が劇的に変わるデスティネーション。
似たような距離感でいえば韓国や台湾も人気だけれど、旅のテーマがまったく違う。買い物、美容、食べ歩き…アジアの街の魅力とはある意味真逆で、のんびり、ゆったり、気楽に、時間を忘れて過ごす——それがグアムの楽しみ方なのだ。
とにかく忙しいのは勘弁。ノープランで過ごして、休むこと自体を楽しみたい。…ということで吟味した結果、今回選んだホテルは「クラウンプラザリゾートグアム」。グアム空港から車で15分もかからない好立地。つまり、東京で飛行機に乗ったら4時間も経たないうちに、もうホテルにチェックインしてリゾート時間をスタートできるわけで、タイパにこだわる女子も納得のアクセスのよさも魅力だ。

このホテルの何がすごいって…、プレミアムビーチフロントホテルと銘打つだけあって、ご覧のとおり、まさしく完璧なるオーシャンフロント! しかも目の前のこの海は、グアムで最も美しいことで知られるタモン湾。肉眼で魚の泳ぐ姿を楽しめるほど透明度が高く、穏やかで、ヒーリング効果たっぷり。日本に置いてきた些末なあれこれがすっかり遠のいて、カラダもココロも一挙に軽くなっていくのがわかる。これぞ、海外リゾートの醍醐味!
良い部屋の条件は“居心地がいい”に尽きる

頑張らない旅で重要なことのひとつは、客室の居心地のよさ。部屋にいるよりも外に行きたいと思わせるような、気持ち的に窮屈になったり、洗練されすぎてリラックスできない雰囲気はNG。リゾートでは特にそう。自分の部屋にいるかのような、使い勝手のよさ、インテリア、レイアウトであってほしい。


クラウンプラザリゾートグアムの客室は、まさにその匙加減が絶妙なのだ。海の色とリンクしたブルーをアクセントに配したカラーリングも、さり気なく演出されたリゾート感も、オープンクローゼットの使いやすさも。プールサイドのデッキチェアで寝そべるのもいいけれど、この部屋のベッドで読書しながら昼寝したい…そういう居心地のよさ。

そしてやはり、窓の外の景色は海であって欲しいから、オーシャンビューをリクエストすることはマストに。どの時間帯もあらん限りの美しさで魅了してくれるタモン湾の絶景は、見飽きることがない。この海から上がってくる気持ちのいい風とかすかな波の音も、部屋で過ごす時間が心地よい理由。滞在中は客室のベランダも大いに活用したい。
泳いだり寝たり。海とプールを行ったり来たり

客室から見下ろした、ホテルのインフィニティプール。ビーチは文字どおり、目の前。まるっと一日、プールとビーチ周りで楽しむのがおすすめだ。
気が向いたらマリンアクティビティにトライして、疲れたらビーチチェアでうたた寝。喉が渇いたらプールサイドのバーカウンターで一杯いただき、ホテル名物のピザも試したい。なんとなくの計画(というほどでもない予定)を思い描きはするけれど、急ぐことなく、ゆるりと動き出す。時間に追われず、時計を見る必要もない一日、最高!


キッズ用のプールは別に用意されているので、こちらのメインプールは落ち着いた雰囲気。プール内にはビーチベッドが設置されているので、ここに寝そべって瞼を閉じメディテーション…なんていうのも素敵。水に入ってクールダウン、プールサイドで風を感じながら水着が乾くまで読書。その繰り返しが、たまらなく贅沢な時間。

気が向いたら、海にも出てほしい。スタンドアップ・パドルボーダーやカヤック、シュノーケリングなどのマリンアクティビティは、タモン湾の美しさを実感できる気軽なアクション。遠浅の海は波も穏やかで、初心者も安心してトライできる。
休憩はプールサイドのインフィニティバーにて。この景色、この気候で、ビールが美味しくないわけがない。“グアム最高”といわれるピザを頬張りながら、スロートラベルの魅力を堪能。


グアムは女子旅にもいいけれど、ひとり旅にも向いている。ホテル滞在型の、ラクチンな旅。何をしてもいいし、何もしなくてもいい。実はそんな自由は、日常生活ではなかなか手に入らないものだから。
メインダイニング、ザ テラスでグルメ三昧

女子旅、そしてひとり旅という視点でも、クラウンプラザリゾートグアムを推したい大きな理由がある。それはメインダイニングのザ テラスの充実ぶり。世界各国のグルメ料理が並んだビュッフェスタイルは、食べたい料理も、量も、順番も、すべてMyスタイルを貫ける。
広々としたビュッフェコーナーには、新鮮な海の幸や地産の野菜たち、ブイヤベースなどの手の込んだ料理から、自身でアレンジ可能なヌードルやナシゴレンのコーナーまであり。ローストカービングステーションでは、リクエストに応じてその日の肉料理をサーブしてくれる。バリエーションが豊富すぎて、朝食、ランチ、ディナーと利用しても飽きることがない。
そしてこのダイニングが素晴らしいのは、数タイプのシートがあって、足を運ぶたびにまるで違うレストランを訪れたかのように楽しめること。
朝食は窓際のテーブルで海を眺めながら、ランチはボックスシートでのんびりと、ディナーはブルーのアートペインティングが飾られた落ち着いた空間で…といった具合に。
もちろん、インフィニティバーやロビーバーでも食事できるので、選択肢はさらに広がる。シグネチャークラウンバーガーやアフタヌーンティーなど、バーエリアにもいろいろなトピックスがあるのでお見逃しなく。
グアム旅のリピーターになる

今回、頑張らない旅のすすめとしてグアムを紹介したけれど、グアムにはスキューバダイビングを目当てに訪れる人も多く、ゴルフ天国といわれるほどコースも充実しているし、トレッキングなども人気。幾度となく訪れることで、その魅力をひとつずつ体感していくのもいい。
海外でしか味わえない解放感を、国内旅行のような距離感で楽しめる場所。グアムの空に広がる景色は、ダイナミックでドラマティック。今、ここにいることの感動を呼び起こしてくれる。

のんびりを堪能した一日の終わり、複雑なオレンジに彩られたサンセットに遭遇する。カラダもココロからも疲れが消えて、再び頑張ろうという気持ちになっていることに気づく。もしまた元気がなくなったら、もう回復させる方法を知っている。グアムはすぐそこにあって、いつだって心地よく迎えてくれるから。
取材協力/
CROWNE PLAZA RESORT GUAM(クラウンプラザリゾートグアム)
https://guam.crowneplaza.com/ja/