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LIVING趣味

2022.06.22

お酒から始まる美術談義。あの巨匠の好みは?【水曜夜はアートの話を】

美術を面白おかしく、わかりやすく解説する“アートテラー”として活躍するとに~さんによる連載。読者の皆さまからの質問も随時受け付けています! 今回は、アートにちなんだお酒をご紹介。

アート
こんばんは。アートテラーのとに~です。
突然ですが、皆さまはお酒はお好きですか? 自分は一日で一番楽しみなのが晩酌というくらいに、大の酒好きです。その日の夜に美味しいお酒を飲むために、一日頑張っているような気さえします。さて、世の中にはさまざまなお酒がありますが、そのなかには芸術界の巨匠と関わりの深いお酒もあります。例えば、ピカソやダリが好んだというリキュール、スーズ。「彼の絵はすべてアブサンで描かれている」と人々に言わしめたほどロートレックが愛飲したアブサン。麗子像でお馴染みの岸田劉生が常に手元に置いておいたという山口県の日本酒「男自慢」。美術好きなら一度は飲んでみたいそれらのお酒。ということで、本日は芸術家にまつわるお酒の数々をご紹介します。

主食は日本酒

醉心
日本美術界の巨匠・横山大観が、「醉心のお酒は一つの芸術だ」と絶賛した広島県の日本酒「醉心」。もともと好きで、妻に買いに行かせていたところ、あまりにも頻繁に買い求められるので当時の社長が興味を持ち、わざわざ家に訪ねてきたのだそう。そして、2人は意気投合し、社長は太っ腹にも“一生分の飲み分”を約束してくれたのだとか。とはいえ、さすがに無料で貰うのは気が引けた大観は、年に1枚、絵を描いて送ったそうで、それらの作品は醉心山根本店の敷地内にある大観記念館に保管されているそうです。
醉心
ちなみに、大観にとって醉心は主食。ご飯は朝に茶碗で軽く1杯食べるくらいで、あとは醉心しか口にしなかったのだとか。「大観の体は醉心でできているの。大観の血も肉も醉心」と言っても過言ではありません。

万物の天才が愛したワイン?

万物の天才ことレオナルド・ダ・ヴィンチ。その名前の「ダ・ヴィンチ」とは「ヴィンチ村(出身)の」という意味です。彼が生まれたトスカーナのヴィンチ村は、ワイン大国イタリアのなかでも屈指の生産量を誇る銘醸地。そこで育ったこともあり、幼いころからブドウ栽培に興味を持っていたそうで、手稿にはワイン造りに関する記述も残っているそうです。なお、彼の代表作の一つである《最後の晩餐》を描き上げた際には、報酬としてミラノのブドウ畑を与えられたとも。ちなみに、レオナルドはワインについて、こんな記述もしています。

「ワインは水で少し薄めて飲みましょう」

さてさて、現在でもヴィンチ村には、レオナルドの生家からほど近い場所にワイナリーがあり、レオナルドの絵をデザインに取り入れたラベルのワインを発売しています。
レオナルドの絵をデザインに取り入れたラベルのワイン
もちろん水で薄めない方が美味しく頂けます。

なんだこの酒は!

昭和を代表する芸術家・岡本太郎。そのお酒好きの片鱗は子どものころから発揮されていたようで、「小学生のころ、理科の時間の実験用アルコールを使いながら、ぷーんとしびれるような甘い匂いがたまらなくうれしかった」と、のちに回顧しています。何でも、父である漫画家・岡本一平も酒好きだったようで、その子どもゆえ、「生来大へんな酒好きに運命づけられていたのだろう」と話していたそうです。

とはいえ、実際に太郎がお酒を好んで飲むようになったのは、1930年代のフランス滞在中のこと。パリのモンパルナスで芸術家たちとお酒を酌み交わすなかで、ワインやコニャックの味を覚えていったそうです。

さて、そんな太郎が好きだったお酒の一つに『らんびき』という大分の麦焼酎があります。
らんびき
大分の温泉場で提供されて以来、すっかり惚れ込んでしまったとのこと。その味は太郎曰く「きりっと鋭いのに、不思議なまろやかさ。いわば優艶な貴婦人のような味わい」だそうです。
らんびき
破天荒な印象の強い岡本太郎ですが、意外と食レポは得意だったのかも。

皆さまからの質問大募集!

「デートにピッタリの美術館は?」「カフェがオススメの美術館って?」という具体的な質問から、「現代アートって、何が面白いの?」「何であんなに美術品って高いの?」「ピカソってすごいの?」という誰にも聞けなかった質問まで。
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アートテラー・とに〜の【水曜夜はアートの話を】をもっと読む。

TEXT=アートテラー・とに〜

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