気分爽快を叶える、デトックスの代名詞とも言えるサウナが流行中。今回は、モデル・女優の松井愛莉さん、劇作家・演出家の岸本鮎佳さん、TBSアナウンサーの篠原梨菜さんのサウナー3人に直撃取材を決行。サウナの魅力を深掘り!
Q1. サウナとの出合いは?
松井さん(以下敬称略)最初は、友達に無理やり連れて行かれました(笑)。
岸本さん(以下敬称略)サウナに詳しい友人が、サウナのことを熱心に語っているのを聞いたんです。そのころはそれほどサウナが流行っていなかったので話半分に聞いていたものの、その日のうちに聞いた方法でサウナに入ったら、めちゃめちゃととのいました。
篠原さん(以下敬称略)温泉やスーパー銭湯が大大大好きな家族で、小さなころからずっと通っていましたが、サウナの入り方を知らぬまま大学生になって、どうやらサウナと水風呂を組み合わせると良いらしいと聞きかじったんです。大学がスパラクーアの徒歩圏内だったこともあり、いろいろ調べてから試してみたところ、今までにないほどの気持ち良さを体感できました!
Q2. サウナにハマった理由は?
松井 ずっと怖かった水風呂に、入ったあとのととのう感覚。あれにやられましたー!
岸本 水風呂が怖くてなかなか入れなかったのですが、「この水風呂に入れなければ、私は一生ポンコツだ!」という暗示をかけて(笑)入ってみました。すると、水風呂から出て1分後、今まで感じたことのない高揚感と多幸感に包まれて「これが“ととのう”ということなのか」と実感し、気が付いたら次の日もサウナに行ってました。
篠原 運動をあまりしないので汗をかく気持ち良さと、体調や気分が明らかに良くなるという実感からですね。あと、サウナ後のご飯はこの世で一番おいしいと思うからです!
Q3. サウナに出合って変化はあった?
松井 立ちくらみすることがあったのですが、サウナにハマりだしてからは自律神経が整うみたいで、ほぼなくなったといううれしい変化が!
岸本 大袈裟ではなく、人生が変わりました。毎年必ず風邪を引いていたのに、ここ数年は引かなくなりました。これが一番大きな変化です。確実に免疫力が高まったことを感じています。あと、何か嫌なことがあったとき駆け込み寺のようにサウナに行くので、悩みとかどうでもよくなりましたね。絶対的な安心感を与えてくれます。
篠原 サウナで得られた変化は、肩こりや脚のむくみが軽減されたことや、オンオフの切り替えがはっきりできるようになったことです。何より、ぐっすり眠れるようになりました!
Q4. サウナ前にすることは?
松井 特に意識してすることはないけれどメイクを落としてから行きます!
岸本 吸収の良いお水「温泉水」をがぶ飲みすることが多いです。いろいろ試しましたが、やはりサウナドリンクは、飲みやすいお水が一番。あと、消化が悪くなるので、なるべくご飯は食べないです。
篠原 ミネラルなど発汗で失われるものを補給したいので、麦茶かイオンウォーターを飲みます! お腹はちょっと空いているくらいがベスト。空腹すぎても満腹すぎてもいけませんが、私はやや空腹気味くらいが理想的です。
Q5. サウナの“MYルーティン”は?
松井 サウナ約10分→水風呂約3分→外気浴5分を3セット
岸本 湯船に浸かる→サウナ→水風呂→外気浴を3セット
篠原 髪も体も洗ってから、サウナ→水風呂→休憩を繰り返します。サウナに長く入っていたいので、息が楽になるように濡れタオルを被ります。周りに人がいないときに限り、ふくらはぎのマッサージも欠かしません。
Q6. サウナ後のお楽しみは?
松井 その場所にある好きな物を飲む! すごくおいしく感じます。
岸本 必ずシートマスクを持参して、肌を保湿します。友達と行くときは、友達の分も用意するほど(笑)。そしてなによりの楽しみは、サウナ飯です! サウナ後のご飯ってなんでこんなにおいしいのかといつも思います。
篠原 髪のダメージが一番気になるので、濡れている状態で洗い流さないトリートメントをして、火照った肌には、化粧水を浴びるようにつけてクールダウンさせます。そして水分補給! サウナ後の生ビールは格別ですが、いち推しなのはオロナミンCとポカリスエットを混ぜた「オポロ」です。家に帰ってから飲むときは、コンビニの氷カップにオロナミンCを1本注ぎ、入れられるだけポカリを入れるという、オロナミンC濃いめの一品を作ります。最高です!
Q7. サウナにオススメなのは?
松井 水風呂です。怖いかもしれませんが、思い切って入るべし!
岸本 持ち運び用のサウナマットです。私は少々潔癖なところがあるので、自分専用の折りたたみ式のサウナマット(1,000円くらい)を持ち込んでいます。あと、熱で髪の毛が傷みやすいから、髪をガードするためのタオルなどを持参したほうがいいと思います。
篠原 小さいタオルと洗い流さないヘアトリートメントとクレンジングさえあれば、いつでもどこでもサウナに行けます(笑)。水風呂か水シャワーも欠かせません。水風呂が怖い方は、罰ゲームだと思って1回チャレンジを。一瞬肩まで浸かってすぐ出て、そのあと改めて入ってみると意外と平気ということも。水風呂、おすすめです!
Q8. これだけは注意!サウナのマナーって?
松井 黙浴がマナー。あとは脱水状態に気をつけて。
岸本 サウナでかいた汗を洗い流さず、そのまま水風呂に入ることです。これは、絶対にタブー。私も見つけたら、注意するレベルです(笑)。あと、コロナ禍の影響もあるので、基本的にサウナではおしゃべり禁止です。
篠原 私は基本ソロサウナーなので、話す相手がいないんですが(笑)。覚えておいたほうがいいと思うマナーは6つほどです。1. サウナに入る前にしっかり全身を洗う。2. サウナに入る前にある程度体を拭く。3. 滴るほど濡れたタオルは持ち込まない。4. サウナマットに直に座らない。5. タオルで場所取りしない。6. おしゃべりしない。
Q9. GINGER読者へ サウナの魅力を教えて!
松井 騙されたと思って行ってみて。気持ち良さに気付けるはずです!
岸本 「サウナ流行ってるよねぇ~(遠い目)」って、流行りに乗るのが恥ずかしいという人や、水風呂が苦手で二の足を踏んでいる人が多いと思いますが、少しだけ勇気を出して試してみてください。人生が変わると思います。最近は多くのサウナがオープンし、女性専用やラグジュアリー系など選択肢も増えているので、ぜひ!
篠原 誰もが好きになるとまでは言いませんが、一度体験すると多くの人がやみつきになります(経験談)。百聞は一見に如かず、まずはトライしてみると、いつのまにかサウナを中心に生活が回り出すかもしれません。お酒より体に良くて爽快ですよ! もし、混んでいるのが気になるならば、「サウナイキタイ」というサイトで混み具合をチェックしてから行くのもいいかもしれません。
松井愛莉(まついあいり)
サウナ歴:1年弱、サウナペース:月2〜3回。
本誌モデルをはじめ、ドラマやバラエティなどマルチに大活躍中の愛莉もサウナにハマり中。「サウナはリフレッシュ。ぼーっとサウナに入るとスッキリします」。Instagram @airi1226_official
岸本鮎佳(きしもとあゆか)
サウナ歴:3年、サウナペース:週2〜3回。
GINGER WEBのサウナ連載「サウナヴィッチ」が大好評の岸本さんは、サウナを舞台にしたラジオドラマの脚本・演出も担当するほど(音声サブスクNUMAで配信中)。Twitter @kishimotoayuka
篠原梨菜(しのはらりな)
サウナ歴:6年、サウナペース:週1回。
朝の情報番組「THE TIME,」などで活躍中のTBSアナサウナー。そんな篠原さんのサウナ愛がダダもれなYouTubeチャンネル「赤坂サウナ」は超必見! Twitter @shinorinatbs、instagram @shinorinatbs