テレビ番組「マツコの知らない世界」でマツコ・デラックスさんにも驚かれた忘れられないマニア3組の今を取材。今回はスパイス料理研究家の一条もんこさんが登場。
いつもそばによりそってくれる優しい存在
年間800食のレトルトカレーを食べるという一条もんこさん。料理家としてのカレー修業に30代を費やし、現在はスパイス料理教室を運営。カレーと「運命共同体」として向き合う一方でレトルトは「癒しをくれる趣味」なのだそう。
「東日本震災以来、レトルトの存在・美味しさに気が付いた人も多いはず。レトルトカレーは人を救うことができる。簡単で美味しいから、仕事の合間に食べても短時間で至福の息抜きに」
食べたレトルトをアップするブログから人気に火が付き、教室以外にもレシピ開発などにひっぱりだこ。
「休みなんてなくてもやりたいこと=カレーを極めるっていう目標にやっとたどり着いたから、まったく疲れません」
毎朝食べるレトルトカレーで、一条さんは夢を叶えるパワーを手に入れているようです。
一条もんこさんが語る「レトルトカレー」の推しポイント
種類がたくさんあって一生飽きない!
最近は把握しきれないほどのご当地カレーが日々登場。それぞれまったく違うものなので毎日食べても飽きることはなし
300円出せば、高級レストランの味
お店で食べればかなりの値段になるものも、レトルトであれば300円台から。自宅で贅沢なレストラン体験が。
とにかく進化し続けている
昔は「手間がかからない」が売りだったが、今はなんといっても味。美味しく改良され続けていて、ひと時も目が離せない。
レトルトの概念を変える!おすすめ4品
〈左上〉ビーフ・ナハリ(5個セット¥3,500/36チャンバーズ・オブ・スパイス)
クセになる辛口で、やわらかなお肉。しかもさらっとしていて食べやすく、重くないので女性に人気です。
〈右上〉欧風ビーフカレー(¥356/中村屋)
インド風と欧風の見事な調和。中村屋さんは値段の幅も広くラインナップが充実。玉ねぎも自社栽培です。
〈左下〉阿波尾鶏とマッシュルームのカレー(¥853/ANAケータリングサービス)
ANAのファーストクラスで出されるカレー。手作り感のあるシンプルな味で、旅行気分を味わえます。
〈右下〉ベンガリー・マトンカレー(5個セット¥3,500/36チャンバーズ・オブ・スパイス)
具が大きくスパイス使いも素晴らしい。高級感がありレトルトだとは信じられないと思います。
一条もんこ(いちじょうもんこ)
家族のために、幼少期からカレーを作る。フレンチ、インド料理、イタリアンレストランで「カレー料理人」として10年以上の修業を積む。休みの日はCoCo壱番屋でバイトをしていたことも。その間も毎日朝食にレトルトカレーを食べる。15年にわたり毎朝食べたレトルトカレーをアップしたブログが注目を集め、メディアに出演。以降「マツコの知らない世界」(TBS)、「あさイチ」(NHK)などのテレビ出演を重ね、カレーメーカーとのコラボレーションも多数。スパイス料理教室は3ヵ月待ちの大人気に。