旬の野菜を美味しく摂り入れて、ヘルシーな食生活を。料理家 田中美奈子さんの連載「野菜が際立つ簡単ごはん」。今回はきゅうりとイカの香味野菜炒めをご紹介。
夏も食べやすい炒め物は薬味使いがポイント
今回紹介するのは、きゅうりとイカを使った、さっぱりとした炒め物。ポイントは、普段は薬味として活躍するみょうがや新生姜を具材として取り入れるところ。こってりしない、爽やかな炒め物を夏の夕飯のおかずにいかが?
●材料(作りやすい分量/2人分)
きゅうり 2本
新生姜 50g
みょうが 3個
イカ(胴の部分) 100g
片栗粉 少々
塩 少々
ごま油 大さじ1
料理酒 大さじ1
鶏ガラスープ顆粒 小さじ1
(仕上げ)
山椒 お好みで
●作り方(所要時間10分)
1. みょうがを縦に6等分、新生姜はよく洗い皮付きのまま太めの千切りにする。
2. きゅうりは両端を落とし、ピーラーで皮を剥く。
3. イカは甲子に格子に切り目を入れて2センチ程にカットする。
4. 2と3に片栗粉を薄くまぶしておく。
5. フライパンにごま油をいれ、イカ以外の材料を焼く。
6. きゅうりに焼き色が軽くついたら、イカを入れる。
全体に塩をふり、火を入れすぎない程度で料理酒と鶏ガラスープを入れて全体を混ぜ合わせ、汁気が無くなれば完成。
●ポイント
胡瓜とイカに片栗粉をまぶすことで水分を閉じ込め、ジューシーな仕上がりに。さらに自然なとろみがつき、味が絡みやすくなります。
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