ヘルシーな食生活をキープすることも、大人の大切なスキル。旬の野菜を美味しく摂り入れて、元気になりましょう。料理家 田中美奈子さんの連載「野菜が際立つ簡単ごはん」。今回は、新生姜を使ったレシピをご紹介します。
新生姜の甘酢漬け
夏の新生姜は6月ごろから店頭に並び始めます。収穫したての生姜=新生姜は、シャキシャキとみずみずしくてフレッシュ。繊維も少なめで、食べやすいのも特長です。この美味しさを楽しむなら、やはり簡単に作れる甘酢漬けがおすすめです。
●材料(作りやすい分量)
新生姜 200g
甘酢
酢 1/2カップ
水 1/2カップ
三温糖 大さじ4
塩 小さじ1/2
●作り方(所要時間10分)※冷ます時間は入っていません。
1. 生姜をきれいに洗い、硬い部分や先を切り落とし、薄切りにする。スライサーを使用してもよい。
2. 熱湯でさっと茹で、キッチンペーパーを敷いたざるの上に広げて冷ます。
3. 甘酢の材料を鍋に入れ、煮立てて砂糖を溶かす。
4. 清潔な瓶に2の生姜を入れ3の甘酢を入れる。
応用編!漬け丼を作りましょう
蒸し暑さが増して食欲が落ちてくる時季は、さっぱりした食事が好まれます。新生姜の甘酢漬けは、食欲促進にも効きめアリ。週末のランチにぴったりの漬け丼、こちらもぜひ作ってみてください。
●材料(作りやすい分量)
漬け丼のタレ
醤油 100cc
みりん 20cc
酒 20cc
出汁昆布 1センチ
お好みの具材
刺身(マグロ、エビなど)
アボカド
新生姜の甘酢漬け 適量
ごはん 適量
仕上げに
大葉 適量
ミョウガ 適量
ごま 適量
わさび 適量
●作り方
1. 漬け丼のタレを準備。みりんと酒を耐熱容器に入れて、蓋をせずにレンジ600Wで40秒ほど加熱する。煮切ってから醤油と合わせて出汁昆布をつけて冷ます。
2. お好みの刺身やアボカドなどをバットに並べ、冷ましたタレを絡めて落としラップする。10分以上漬け込めば完成。
3. ガリごはんを準備。ごはんに、新生姜の甘酢漬けのみじん切りと漬け汁を適量まぜる。ガリごはんの上に、2を並べて、仕上げに大葉、ミョウガ、ごま、わさびをお好みでのせる。
出来上がり!
新生姜は生の状態だと日持ちが短いのですが、甘酢漬けに加工して冷蔵保存すれば1ヵ月程度は持ちます。ガリごはんにしたり、他の野菜と和えたり、もちろんそのままいただいても美味。ぜひ冷蔵庫に常備しましょう!
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