忙しいランチにもフライパンひとつでぱっと作れるねぎ塩やきそばです。ソース焼きそばよりもシンプルな具材で仕上げるのでとっても簡単。また、乾燥と冷えで風邪をひきやすくなっている時期におすすめの、ねぎをたっぷりと使います。定番の焼きそばに味のマンネリ化を感じているときにも、ぜひ作ってみてください。
薬膳的セルフケア食材
・豚肉とねぎ
豚肉は体の潤いを作るので、秋~冬にかけての乾燥の進む時季におすすめです。肌だけでなく、鼻やのどなど乾燥が気になる方はぜひ食べてみてください。体を内から保湿することはアンチエイジングにもつながります。また、ねぎは「辛味(しんみ)」の食材といって、風邪の予防に効果的。ねぎのほかにも生姜、ニラ、にんにく等が「辛味」の食材にあたります。薬膳でいう辛味(しんみ)というのは、辛味(からみ)とは別の概念です。食べるとじんわり体が温まり、体表の防衛力を高める食材を辛味(しんみ)の食材といいます。
具材2つでシンプル!「豚の塩ねぎ焼きそば」
●材料(2人分)
豚バラ薄切り肉 140g
中華蒸し麺 2玉
ねぎ 1本
A
酒 大さじ2
鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1
塩 小さじ1/4
レモン汁 小さじ1
粗びき黒こしょう 適量
ごま油 大さじ1/2
●作り方
1. ねぎは青い部分まですべてみじん切りにする。豚肉は長さ4cmに切る。Aを合わせる。
2. フライパンにごま油を中火で熱し豚肉を広げる。あまり触らず、片面こんがりと焼き色がつくまで焼く。ねぎ、中華蒸し麺を加えて、Aを回しかけてほぐす。
3. 2~3分炒め、レモン汁を加える。全体に馴染んだら器に盛り、粗びき黒こしょうを振る。
●ポイント
・塩はあら塩を使用しています。さらさらした精製塩の場合は、少し量を減らしてお好みで調整してください。
・中華蒸し麺は加える前に、袋の中で優しく揉むとほぐれやすくなります。