こんにちは。坂本ちなみです。新年を迎えて心機一転フレッシュな気持ちで仕事や勉強に取り組んでいらっしゃる方々も多いと思います。お正月は過ぎましたが、まだまだこれから成人式や節分、ひな祭り、端午の節句とハレの日は続きます。
今回は、気持ちの切り替えができて新しいことを始めるのに適した節目に、ぜひ使っていただきたい「縁起の良い箸置き」の作り方をお届けします。
ゲストの心を掴む、細やかな気遣い
まず、左右に小枝が2本出ている10㎝程度の松の枝を用意します。次に葉先が均一になるよう3㎝ほどに剪定します。
茎の下から3分の1程度を白い紙もしくはマスキングテープで巻いていきます。右上のような水玉模様のマスキングテープを入れても美しいです。写真ではオーソドックスなものをご紹介していますが、ぜひいろんなアレンジをお楽しみくださいね。
金色の紐または金色のワイヤーであわじ結びを作ります。あわじ結びの作り方は、インターネットでたくさん出てきますので、参考になさってください。
あわじ結びの両端にでている紐を、白い紙の上の部分に巻きつけて裏側で留めます。ワイヤーの場合は、裏側でねじります。
白い部分にお箸を置いたら縁起の良い箸置きの出来上がりです。こうしたちょっとした心遣いが、お祝い気分を盛り上げてくれます。
松の佇まいを見ていると、どこか日本の古風な庭園を思い浮かべます。あわじ結びとの相性も華やかで、素朴なお料理も華やかに演出されます。
祝膳にぴったりの箸置き、いかがでしたか。ハレの日、皆さんの得意料理とともにぜひ箸置きも手づくりしてみてくださいね。おもてなしの心が伝わって、喜ばれること請け合いですよ!