こんにちは。お料理担当の坂本ちなみです。秋が深まる中、お仕事でもプライベートでも外出の頻度が増えてきました。 お昼ご飯にはできる限りお弁当を持参するようにしているので、打ち合わせ時など驚かれることもしばしば。常備菜が豊富な時や気の置けない仕事仲間と一緒の時は、予め2人〜3人分用意して出かけています。
余談ですが、 秋の優しい木漏れ日の中で一緒にお弁当を食べていると、お互い思わぬ発見があったり心を開きあったりと嬉しいことも。 私はこれをお弁当マジックと呼んでいます。話が逸れましたが、冬になるまでもうしばらくこのとっておきのシーズンを楽しみたいと思っています。
というわけで今回は、2人〜3人向けのお弁当をご紹介します♪
白ネギと牛肉の卵巻き
こちらは、11月〜2月までが最も美味しいとされている旬の白ネギを使ったボリューム弁当です。
1. 白ネギを長いまま(フライパンに入らない場合は2等分)、端から端まで薄切り牛肉で巻きます。
2. 片栗粉をまぶして、油を引いたフライパンで焼きます。全面に焼き色がついたらフタをして蒸し焼きにします(蒸し焼きにすることでネギに火が通ります)。
3. 照り焼きに調味して、さらに薄卵焼きで巻いて旨味を封じ込めます。出来上がりはお弁当の深さに合わせてカットしてから詰めます。おにぎりは、ごま油と塩で味付けしたものを握っています。
さつまいもがゴロゴロ入った秋弁当
さつまいもが大好物と聞いていたのでこれを持参すると、フタを開けた瞬間お顔がにっこり!そんなこともありました。予め好物を聞いておくと笑顔が増えるかもしれません。
人参と黄人参の千切りを入れた炊き込みご飯に、蒸したさつまいもをあとから混ぜています。キューブ型にカットしたさつまいもなら、通常のようにご飯と一緒に炊き込むのですが、こちらは扇型に薄くスライスしたものを使っているため、形が崩れないようにあとから貼り付けるように握っています。
写真では白胡麻塩をふりかけていますが、黒胡麻塩ならさらにおいしそうに見えそうですね。
カレー風味のおにぎらず
食べやすくて作るのも簡単な「おにぎらず」は本当に便利なお弁当。一世を風靡したのも納得です。発明した方に、お礼を言いたくなるほど作るたびにその良さを実感しています。何と言っても、ご飯と具材のバランスも絶妙に仕上がるところが嬉しい!
色鮮やかな紅葉弁当
抜き型を使って野菜の魅力をアップ。すべての具材をちりばめることによって視覚的にも美しくなります。さつまいもコロッケは、パン粉に黒ごまを混ぜたものを衣にしています。
詰めるコツは、ラップで丸型にした塩おにぎり5個を隙間を開けて並べます。できた隙間に小さく切った葉物を敷き、その上にさつまいもコロッケを並べます。さらに隙間に野菜ロールを詰めていきます。少しご飯の白色が見える程度に人参紅葉と枝豆を散らしたら出来上がり。
*写真の葉物は大葉を使用しています。
*野菜ロールは赤軸ほうれん草をごま油で炒めたものを千枚漬け大根で巻いています。
和菓子のようなおにぎり
彩り豊かな見た目も、40gという小ささも、中に忍ばせたさまざまな具材も、ワクワクする要素たっぷりの手毬おにぎりです。こちらは、お弁当というよりは差し入れや持ち寄りに適しているかもしれませんね。
お土産として持参する際は、お弁当箱ではなくそのままお渡しできるよう、使い捨ての弁当箱などを使用しています。その際は、クッキングシートを敷いて詰めるておくと箱にくっつかず衛生的にも安心です。
食いしん坊さんの唐揚げ弁当
卵焼きにウインナー、きゅうり竹輪に唐揚げ、オーソドックスなおかずが勢ぞろいのお弁当。鶏肉に関しては、あっさりした胸肉とジューシーなもも肉を半々に揚げています。
こちらは、小麦粉に醤油、酒、摩り下ろしたにんにくと生姜を揉み込んで味付けしたものです。片栗粉をまぶして揚げると白い粉がふいてパリッと仕上がりるので、こちらもオススメです。
スイーツ付きお弁当
右から、いちご大福、海老のフリッターディル風味、紫いもの茶巾、アスパラガスの薄焼き豚巻きです。
おつまみおかずとスイーツが列を作っている様子が幸せなお弁当です。少し気が早いですが、ポットラッククリスマスや、お正月にも重宝しそうなメニューです。
いかがでしたか。まだまだオススメしたいお弁当はたくさんあるので、
今後もご紹介できればと思っています。お楽しみに。
*「100個のお弁当」や「ごちそうおにぎり」は、YouTubeでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=1OOoJivc548