焼き栗、焼き芋に並んで、なぜかこの時期になると突然食べたくなるのが焼きおにぎり。タレの香ばしい香りがなんとも美味しく、まさに日本のソウルフード的存在ですよね。でも、作るとなると面倒な気がしてしまうのはなぜでしょうか? 実際シンプルだからこそ意外に上手に作るのが難しいのかもしれません。
そこで今回はポイント解説付きで作り方を紹介したいと思います。そしてプラス、すっごく美味しいナンプラーや生姜汁を使ったとっておきのタレの作り方もシェアしますね。秋の夜長、焼きおにぎりを片手に、どうぞのんびり過ごしてくださいね。
おにぎりを握るポイント
塩をつけずに、しっかりぎゅっと握ります。うまく握れない場合は、写真のようにラップを敷いた型にご飯を詰めて上からぎゅっと押して作ります。
そしてもうひとつ大事なことは、オニギリをあまり厚めに作らないこと。こうすることで、香ばしくなる部分をたっぷり味わえます。
焼き方のポイント
焼くフライパンを中火でよく熱し、サラダ油を加え温まったら、おにぎりを乗せます。そのままいじらず、下面に焼き色をつけます。ひっくり返し、裏面も同様にします。この作業をもう1回繰り返します。
タレを塗るときのポイント
タレを塗るタレを刷毛でうっすらと塗ります。ここで、つけすぎるとおにぎりが壊れてしまうので、注意してください。
表面に塗ったタレが乾いて来たら、裏返し逆面にタレを塗ります。同様に乾いて来たら、ひっくり返します。この作業を2〜3回繰り返します。
とっておきのタレレシピ4種
ここで紹介する作り方を参考に、好みで分量を調節してみてください。
基本の醤油タレレシピ
醤油:みりん=3:1(好みで胡麻油を少々加える)
アレンジレシピ 1 「ガーリックナンプラー」
ナンプラーと酒を1対1の割合で混ぜ、すりおろしニンニクをたっぷり加える。このままタレとして使えるが、ニンニクが焦げやすいので、できれば5分ほどねかせた後、漉してニンニクを取り除く。
アレンジレシピ 2 「生姜醤油」
生姜汁:醤油:みりん=1:1:1
アレンジレシピ 3 「甘味噌」
味噌:みりん:ごま油:醤油=3:3:1:1