お正月が終わっても、まだまだ続くパーティーシーズン。今回はそんなおもてなしや持ち寄りパーティーでも使える、簡単なのに一目置かれるレシピをご紹介します。
おせち料理まで仰々しくなく、年末年始で濃い味にちょっと疲れた胃にも優しい味付けです。 パーティー料理なのに栄養満点! 今年もお仕事を頑張ってもらいたいお父さんにも、お子さんにも食べてほしい一皿です。
あっさりした味付けだからパクパク食べられるお煮しめ
根菜たっぷりのお煮しめは寒い冬にはぴったり! 根菜は身体を内側から温めてくれます。たくさん食べて冷え解消。
干し椎茸と鶏肉のお出汁で飽きの来ない味付けです。我が家ではモモ肉ではなく胸肉を使います。じっくりコトコトと煮るので胸肉でもパサつかず美味しくいただけます。
●材料
人参・・1本
蓮根・・1節
牛蒡(ごぼう)・・1本
里芋・・8個
筍(水煮)・・1本
蒟蒻(こんにゃく)・・1/2枚
絹さや・・10枚程度
鶏肉 [胸でもモモでも可]・・1枚
干し椎茸・・6~8枚
椎茸の戻し汁3カップ
★醤油・・大さじ2
★酒・・大さじ3
★みりん・・大さじ3
★砂糖・・大さじ1
●作り方
①干し椎茸は3カップ分のお水で2時間以上水に浸し戻しておく。
戻し汁はお出汁として使うのでとっておく。
②人参、蓮根、牛蒡、里芋、鶏肉、椎茸は一口大に切ります。
(飾り切りする場合は牛蒡は乱切り、蓮根は8ミリ位の厚さに切り花切りに、里芋は6角に皮をむく。人参は花型でくりぬき飾り切りに)
筍はくし切りにし、蒟蒻は8ミリ程度の厚さに切り手網蒟蒻を作る。
絹さやは沸騰したお湯でさっと茹でる。
③鍋に少量の油をひき鶏肉を炒める。
④鶏肉に焼き色がついたら火の通りにくい順に鍋に入れていきます。
⑤椎茸の戻し汁をひたひたに被るくらい入れる。3カップで足りなければ水を足す。
⑥煮立ったら★の調味料をすべて入れる。灰汁(あく)が出れば取る。落し蓋をし弱火で30分煮ます。落し蓋がなければアルミホイルで代用を。
器に盛り付け絹さやも散らせば完成です。
※栄養を逃がさなために蓮根、牛蒡を酢水に浸けませんでしたが、見栄え良くしたい場合は浸けてください。あく抜き済みでない蒟蒻はあく抜きをしてください。
箸休めにもぴったり彩りキレイな甘くないなます
生きくらげは牛蒡より食物繊維が3倍!摂取しずらいビタミンDも豊富でカルシウムの吸収を手助けしてくれます。ビタミンD不足の女性も多いので進んで食べていただきたい食品です。
野菜のシャキシャキ感とキクラゲのコリコリ感を楽しみたいので、塩もみ不要です!
●材料
人参・・1/2本
きゅうり・・1本
大根・・1/4本
生きくらげ・・4枚
ゆずの皮・・少々
すりごま・・少々
★お酢・・大匙4
★醤油・・大匙2
★ごま油・・少々
●作り方
①きくらげは30秒熱湯にくぐらせ、人参、きゅうり、大根をスライサーで千切りにします。小さく切ったゆずの皮も合わせておきます。
②★の調味料を入れて混ぜ、最後にすりごまをふる。
※野菜の皮には栄養がいっぱい!でも苦手な方は人参、大根の皮を剥いてください。
リンゴたっぷり、大人も子供も大好ききんとん
リンゴ、レモンのビタミンCとはちみつの殺菌効果で美味しく食べて風邪予防も。糖度の高い薩摩芋を使えば砂糖を入れなくても美味しく仕上がります! 甘ったるいきんとんではなくリンゴとレモンで爽やかな味わいです。
●材料
リンゴ・・1コ
安納芋・・大2本
★レモン汁・・大匙2
★はちみつ・・大匙1.5
●作り方
①リンゴをいちょう切りにし鍋に移し★を入れて弱火でリンゴが柔らかくなるまで煮詰めます。
②安納芋はアルミホイルで包みトースターで柔らかくなるまで焼きます。
③柔らかくなった安納芋の皮を剥き滑らかになるまでつぶす。
④①と③を合わせて混ぜれば出来上がり。
岡田彩(おかだあや)
アスリートフードマイスター3級。主人はオリックス・バファローズのT-岡田。昨年3月に男児を出産し一児の母に。