【桜庭ななみの2020年】新たな挑戦のために、手に入れた武器とは?

メモリアルイヤーがいよいよ開幕。誰にとってもスペシャルな年となりそうな2020年、 新しい自分になるために、新しい世界に飛び出すために、何かせずにはいられなくなるはず!そんな新年の幕開けに、気になるあの人は何を目指している?


今回は、ワールドワイドに活躍している女優の桜庭ななみさんにフィーチャー。

何か強みを手に入れると、女性は美しくブラッシュアップされるとそう。語学という武器を持ち、さらなる高みを目指す桜庭ななみさんに、2020年の生き方を伺います。 

留学が新しい価値観を授けてくれました

現在、NHK連続テレビ小説「スカーレット」にてヒロインの妹役を熱演し、日本中の注目を浴びている桜庭ななみさん。実は語学が堪能で、2018年にはジョン・ウー監督の香港・中国合作映画『マンハント Man Hunt』に出演するなど、活躍の場を海外にも広げています。 

「中国や韓国のドラマが大好きで、それが語学にハマるきっかけでした。字幕なしでもわかるようになりたいと、中国語の勉強を始めたんです」

何事も基礎を大切にする性格。最初の半年間は文法や発音の基礎を指導する先生について、みっちりと学んだそう。

「今思えばこの時期の勉強がすごくためになっているのですが、困ったことに当時はまったく頭に入ってこなくて。暗記も宿題も大の苦手だから、続けるのは無理かもと思っていました」

それが変わったのが台湾、そして上海への留学。 

「何も話せない状態で行ったのですごく心配だったのですが、現地の友人ができてすべてが変わりました。何を考えているのか知りたい。そして私のことも知ってもらいたい。その一心で必死に会話をすると、熱量が伝わるのか、愛をもって応えてくれる。その好循環で輪がどんどん広がり、プライベートで知り合った監督の作品に出演することにまでなったんです」

日本とは違う演出方法に驚き、新しい価値観を手に入れたと語ってくれました。 

「台本の詳細を監督やスタッフ、共演者と深く話し合いながら進めることで、演技の幅が広がりました。仕事からプライベートまで、世の中にはこんなにも選択肢があるのだとわかって、貪欲に学びたくなったんです」

自分で限界を作らない。 さらに上を目指すために

では、桜庭さんはどんな方法で語学力を高めていったのでしょうか。

「『好きこそものの上手なれ』というのでしょうか。私の場合、基礎を叩き込んだあとは、自分に合う勉強方法だけを取り入れていきました。それは、家に帰ったら、好きなタレントさんの海外ドラマやバラエティ番組をYouTubeで流しっぱなしにしておく方法。わざわざ勉強に時間を割くのではなく、好きなことを日常に取り入れる。すると無理なく自然に力がついていったんです」

今では日本の情報を中国語で配信するインターネットサービス「NHK華語視界」にて、MCという大役を務めるまでに成長しています。

「語学を身につける前は、私には何も取り柄がないように思えて、他人を見ては『いいな、すごいな』とうらやむばかりの人間でした。でも努力で語学という武器を手に入れて、少しずつ変わってきたんです。それまでは一日一日をこなすので必死だったけど、今では『明日はこう生きよう』という明確な目標を立てるようになりました」

すると一日が終わったとき、いい意味での後悔や反省が出てきて、「明日はもっとこう生きたい」と自分を高めることができるようになったのだそう。

「絶対できないと思っていたことができるようになると、限界なんてどこにもなくて、自分自身が作っているだけだと身をもってわかる。まだまだいろんなことに挑戦したいし、さらに限界点を越えていきたいんです」

そこで2020年の目標を聞いてみると、こんな答えが返ってきました。

「今、 27 歳。 20 代のうちはとにかく仕事に邁進したい。もっと女優としていろんな役柄にトライしたいし、MCのような新しいチャレンジもしていきたい。もちろん語学力を活かして世界を舞台に活躍したい気持ちもあります。 

そして30代になったら、人のため、周囲のために力を注ぎたい。家庭を持つこともあるかもしれない。どちらにしろ頭にあるのは、〝自分でゴールを決めない〞ということ。もっともっと視野を広げて、新しい自分を開拓していきたいと考えています」


Profile/ さくらばななみ●1992年10月17日生まれ、鹿児島県出身。中国語(北京語)は中国政府認定資格 中国語検定5級取得(中級レベル以上)。 2016年、台湾ドラマ「戀愛 沙塵暴」にて、中国語での演技が話題に。同様に韓国語も得意とする。NHK連続テレ ビ小説「スカーレット」にレギ ュラー出演中。

撮影/青柳理都子( 内山事務所)
スタイリング/豊島優子
ヘア&メイク/SAKURA(まきうらオフィス)
インタビュー/本庄真穂 

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