カリスマ的な人気を誇る岡崎京子の短編漫画が原作の『チワワちゃん』が映画化。“チワワ”の親友役を演じるのは、モデル・女優として活躍する玉城ティナさん。20代の実力派俳優が集結する話題の映画、作品への思いや見どころなどを伺いました!
原作はカリスマ的な人気を誇る岡崎京子の短編漫画、監督は27歳の二宮健。20代実力派俳優が集結する話題の映画『チワワちゃん』で、遊びグループに突然現れ謎の死を遂げた“チワワ”の親友ユミを演じる玉城さん。
「ユミはひとりだけ女の子らしいファッションだし、普通っぽい感じでキャラクターは曖昧。でもチワワにとても興味があったんだと思います」
夜ごとバーに繰り出す遊び仲間たち。ある事件が起こって手に入った600万円を、バカンス先での豪華なパーティーで3日で使い切る。
「私がこのグループにいたら? 積極的に騒いだりするタイプでもないし・・・立ち位置的にはユミみたいに曖昧な存在になると思います(笑)。プールでの撮影のとき、春だったんですけどすごく寒くて。それなのに、あんなに一日中水着でいたのは初めてでした」
そのプールで印象的だったのが、チワワちゃんとのキスシーン。
「何も意識せず自然にできました。チワワ役の吉田志織ちゃんはとにかく明るくて笑顔が太陽みたいで、チワワにぴったり。ユミはチワワの天真爛漫さに本当に惹かれていたんだな、と思えました」
21歳という若さの玉城さんだが、その演技力の高さ、圧倒的な存在感から年上女性からの支持も厚い。
「うれしいです。しっかりしている風に見えるのかな(笑)。今は本当に仕事に夢中なんです。あとは家で食事を作ったり、映画を観たり、ボーッとしたり・・・。普通の生活を大事に、怠らないようにしています」
2018年は多くの映画、ドラマに出演。2019年は、主演映画の公開も決定している。
「普段からあまり『できない』とか『嫌だ』とか言わないんです。逆に何でもできるんじゃないか、と思うタイプ。でも実際は完璧にうまくいった、と思う
ことはないですね。あやふやに進んでしまうと結果に対して後悔もできない
ので、自分の道は周りに流されず自分でえい!と決めます。後悔が残るスト
ーリーは面白いし、人生もきっとそう。うまくいったことだけが正解ではない、私は後悔を大事にしているんです」
話題の映画『チワワちゃん』は1月18日(金)より公開!
『ヘルタースケルター』『リバーズ・エッジ』など、1980~90年代にかけて数多くの人気作品を送り出した漫画家の岡崎京子が94年に発表した『チワワちゃん』を実写映画化。SNSが普及した現代の東京を舞台に、門脇麦、成田凌、玉城ティナなど20代実力派俳優が演じる若者たちが繰り広げる青春群像劇。見事に映像化された“岡崎ワールド”をぜひ映画館で!
『チワワちゃん』
【出演】門脇麦、成田凌、玉城ティナほか
【監督・脚本】二宮健
【原作】岡崎京子『チワワちゃん』(KADOKAWA)
2019年1月18日(金)より全国ロードショー
https://chiwawa-movie.jp/