【アラサーリアル婚活記①】ハイスペ男子狙いで“類は友を呼ぶ”法則にのっかるの巻

20代なんてまだまだチヤホヤされてナンボでしょ!なんていい気になって過ごしていたら・・・気づけばアラサー&彼氏いない歴5年。周りは長く付き合っている彼と婚約秒読み!なんて女子が急激に増えだした。
一方で、私は最近WEB系コンサル会社に転職したばかりで、毎日慣れない仕事に奮闘するも、このままじゃ気づいたときには30代に突入しているかも・・・と、ようやく焦りだした、ごく一般的なOL。
ワタシ、一之瀬ゆりか 27歳のセキララ婚活ドキュメントをここに綴っていく。

理想の男性、なんて言ってられなくなった

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理想の男性像は、爽やかで仕事がデキる品のいい男性。誠実な人っていうのは言うまでもない譲れない条件だった。20代前半はメンクイだと言われ続けていたけど、今はそんなことを言っている場合じゃないってことは分かっているほど、切羽詰ってる現実を突きつけられる日々・・・(泣)。

だから、見た目がタイプではない男性の誘いにも、とりあえずは会ってみようと積極的に行動!  フットワークは軽いほうだから、ありがたいことに友人から飲み会に誘われたり、出会いの場には恵まれてきた。でも、だんだんと仕事のようにその場をさばくことが、目的となってしまって「仕切りなれた感じの貫禄を放っているよね」と男性陣に言われる始末・・・。

悩みは、ぶりっ子キャラや媚(こび)を売るのが苦手だから、飲み会では盛り上げ役に徹してしまい、恋愛より男友達が増え続けるサイクルが完全に出来上がってしまっていること。 いつまでもLINEの友だちを増やしている場合ではない!  新しい出会いのひとつひとつを大切にしなくては。と女27歳、ここに立ちあがる!

“運命の王子様”がいない現実を受け止める

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転職したばかりの職場は、少人数のベンチャー企業。だから、社員同士の会話はすべて丸聞こえです。そのおかげでみんな仲が良く、躊躇(ちゅうちょ)なく恋愛事情から家庭の愚痴まで、毎日プライベートな会話ばかり。みんなとても楽しそうにしている。
「いつか私にも恋愛の質問が飛んでくるかも・・・」。 そう覚悟はしていたところ、思ったよりも早くその時が来た。

先輩「ゆりかちゃんって、彼氏いないって言ってたよね?どれくらい彼氏いないの?」

ゆりか「ええと・・・、もうすぐ5年経ちますかね」

先輩「嘘でしょ! 何かトラウマでもあるの? それともかなり理想が高いとか?」

ゆりか「いえ、そういうわけではないんですが。なかなか恋愛に発展しなくて・・・」

会社の男性陣が、一気に引いていくのが分かった。でもこのパターンにはもう慣れている。

彼氏探しをしているなかで、ひとつ貫いてきたことがある。それは5年も彼氏が出来ない大きな理由でもある。

『この人と、将来的にずっと一緒に居るイメージが想像できる男性としか、お付き合いはしない』

簡単に言ってしまえば、その人と結婚ができるかどうか。かといって、結婚に執着しているわけではないのだ。重い恋愛をしたいわけでもない。ただ単に、無駄な時間は過ごしたくない。貴重な時間を失いたくないだけ。

けれど、最近になって、最初から理想に当てはまる王子様みたいな人が現れるわけない、とようやく気付いた。というより、あれこれ言うのやめたのだ。
「チャンスがあれば、どんな人とでも一度向き合ってみよう」。と、転職を機に恋愛に対しても気持ちを切り替えて頑張ろう、そう気持ちを入れ替えたのだ。

類は友を呼ぶ!? 貴重なハイスぺ男子に出会う

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翌日、隣の席に座っている29歳の男性上司にこう話しかけられた。

上司「ゆりかちゃんに俺の友達を誰か紹介してあげたいんだよな~。どんな男性がタイプなの?」

その上司は、某大手IT企業から今の会社に引き抜かれ、社内で一番仕事がデキる上司。後輩に対しても気遣いが完璧で、なによりも奥さんが大好きな愛妻家だと知っていたので、とても信頼できる人だった。

突然の言葉に驚きはしたが、とても嬉しいお誘い!  こんなパーフェクトな男性の周りの人といったら、きっと素敵な男性ばかりなはず!と"類は友を呼ぶ”の法則が頭の中を駆け巡った。

紹介してくれることになったその彼は、上司の前職の同僚。今は彼も転職し、某外資コンサルティングファームでバリバリと働くエリートマンだという。今は彼女がおらず、仕事ばかりの日々で女性の影すらないらしい。
「高すぎる理想は捨てる」なんて宣言したはいいけど、やっぱり「キターッ、ハイスぺック男子!」と一気にテンションが上がってしまった。

お相手の男性の写真を見せてもらったが、顔も悪くはなかった。むしろ前情報で聞いていたスペックのおかげでかなり加点されていたので、3割増しでカッコ良く見えたくらい(笑)。

向こうも私の写真を見て、ぜひ一度お会いしましょうと言ってくれた。
「だったら話は早い」とその日に会う約束まで取りつけてくれた。さすが仕事のデキる上司。

上司「最初は2人じゃ気まずいだろうから、俺たち夫婦とそいつとゆりかちゃんの4人で食事に行こう」

ゆりか「はい!楽しみです♡」

ドキドキのご対面!彼のセンスが光るオシャレな店へ

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信頼できる人の紹介で、こういう場をセッティングしてもらって男性に会うのは久しぶりのことだった。
正直、上司の紹介ってかなりのプレッシャーだと思わない?  もし、上手くいかなかったときのことを考えると、相当リスクが大きい。
でも、紹介のメリットって、ナンパや飲み会で知り合う男性なんかより数百倍も安心感があるってこと。得体のしれない男性はもう懲り懲り!

いよいよ、当日。お店は、グルメで美味しいお店を巡るのが趣味だという彼が、イチオシのお店を予約してくれた。店内に足を踏み入れた瞬間、センスの良さがうかがえた。

ゆりか(心の声)(そうそう、こういうお店を選べる男って意外と少ないのよね)

でもそんな好印象も、実際に顔を合わせた瞬間、正直少しがっかりしてしまった。なんだかあか抜けない感じの普通の人だったからだ。

「はじめまして。遅れてすみません。仕事の打ち合わせが長引いてしまって・・・。ゆりかさん、今日は時間作ってくれてありがとうございます」

話し方や仕草から育ちの良さが滲み出ていて、話を聞けば生粋の慶應ボーイ。ただ気になるのは、写真では分からなかった出っ歯だけ。でも、なんだかほっこりする優しげな印象がある彼をここでは“コグマくん”と呼ぶことにする。

外資系コンサルで働いていれば、彼の年齢だとおそらく年収1000万前後はもらっているはず。と脳内の電卓が数字を叩き出す。それとともに、「お金はあるはずなのに、なぜ歯並びを治さないの?」と気になって仕方がなかったが、歯はいつでも治せる!と自分に言い聞かせて減点するのをこらえる(笑)。

そこそこ会話が盛り上がってきたところで、コグマくんが突然おもむろにPCを開き、イヤホンを付けはじめた。

コグマくん「あ、ごめん。このあと部署のスカイプ会議があって参加しなきゃいけないんだ。イヤホンで聞いてるだけで大丈夫だから、みんな会話続けててくれていいよ」

ゆりか(心の声)(うわ、出たー!!  仕事忙しいアピールする、イタイ男。聞いてるだけの会議とか参加する意味ある? wwwww )

上司夫妻を見ると、「いつも彼、こんなんだから」と言いたげな目をしている。

スカイプ会議を聞き終えた後のコグマくんは、大きなプロジェクトを乗り超えたかのような、やり切ったドヤ顔をしていた。・・・いや、だからそれがイタイんだってば(笑)。

その日、1軒目でお開きにする流れになり、お会計はもちろん払うつもりでいた。けれど、一番年下なんだから今日はいいよとみんなが奢ってくれた。

帰りの電車の方面がコグマくんと同じだったので、途中まで一緒に乗った車中の会話で、

コグマくん「週末に僕の家でホームパーティーするんだ。今日のふたりも来るし、良かったらゆりかちゃんもおいでよ」

ゆりか「本当ですか? 嬉しい!」

と次のお誘いが! もちろん「OK」と返事した。ハイスペックで堅実そうな彼が果たしてどんなところに住んでるのか気になるところ。今回は減点ポイント要素はあったけど、ホームパーティーではどうなのか。さて、お宅拝見といきますか。

文/一之瀬ゆりか

次回「一生分かり合えない男女の価値観」

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彼氏いない歴5年ながら、出会いの場へは積極的に赴くアクティブ派。数えきれないほどの出会いの場へ飛び込んでいったため、友達に紹介できる男性が増える一方という有り様。この状況を打破するべく、次にお付き合いする人と絶対に結婚する!と固く誓い、日夜婚活に励んでいる。
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