史上初の無観客開催、毎日更新される日本勢のメダルラッシュと、なにかと話題の「TOKYO2020 オリンピック」。オリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務める時計メーカーは、世界に名を馳せるスイスブランド「オメガ」です。そのオメガが期間限定でオープンしているオメガ スカイラウンジは、ブランドの歴史や世界観、プレイフルなスペースなどを体感しながら楽しめるスペシャルな空間。今回、GINGER読者と一緒にお邪魔しました。招待された人のみが入れるプレミアムな会場と、オメガの魅力をご紹介します。
銀座の街を見下ろす、ラグジュアリーな空間
会場は、銀座のニコラス・G・ハイエック センターの最上階。ラグジュアリーなラウンジには巨大なスクリーンが設置され、オリンピックの映像も観ることができます。
銀座の街並みを一望できるガラス張りの会場は、とにかく眺めが抜群! また、壁一面にはオメガを愛用するセレブリティのポートレートが飾られ、ズラリと並んだショーケースにはオメガミュージアムから運ばれたアーカイブピースなども展示されています。
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オメガを愛用するセレブリティのポートレートや貴重なアーカイブピースなど、見ているだけでも心が躍ります。
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〈左から〉ヴィクシーモデルのアレッサンドラ・アンブロジオ、ニコール・キッドマンは国際映画祭のレッドカーペットでオメガの時計を身につけていて話題に。
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ムーンウォッチは、アポロ11号の宇宙飛行士が人類史上初めて月面着陸した際に着用していた時計として有名。
会場内にあるウィッシュボードのカードには、ここを訪れた選手やゲストの方々のオリンピックへの熱い思いが綴られています。
陸上のトラックをイメージしたプレイコーナーには、テーブルサッカーゲームや馬術をイメージしたおもちゃの木馬も。この日は、GINGERゴルフチームに所属している読者2人のために、特別にゴルフパターもセット。
その他、バーカウンターや、禅を意識した日本庭園のテラスもあり、訪れた人が楽しみながら寛げる空間になっています。
今回、訪れたのはちょうど夕暮れどき。黄昏の銀座の街並みも雰囲気たっぷりで、とてもステキでした♪
オリンピック オフィシャルタイムキーパーとしての顔
TOKYO2020で、オリンピック オフィシャルタイムキーパーの役割を務めるのが29回目となるオメガ。その始まりは、1932年のロサンゼルスオリンピック。実はそれ以前のオリンピックの記録は、各審判が異なるメーカーのストップウォッチを使って、タイムを計測していたのだそう。より正確性と公平性を追求するために採用されたのが、高い技術力を持ったオメガだったわけです。
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〈左から〉今回、参加したGINGERゴルフチーム9期生のメンバーの山口杏梨さん(会社員)と吉田光さん(会社員)。ボードの前で記念撮影。
そして、これまでも世界最高峰のアスリートたちのパフォーマンスを追う革新的な新技術の数々を取り入れてきたオメガ。
例えば、陸上競技では、スターティングブロックの背面にスピーカーを設置。すべての選手がピストルの音を完全に同時に聞くことができる工夫をしてあります。また、100万分の1秒という優れた分解能を持つクァンタムタイマーで計時を行っていたり、1秒間に1万枚の画像を記録するフォトフィニッシュカメラで、人間の目では追えないゴールの瞬間の微差をもクリアに判定することができます。
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左端の機器は、ゴール位置に設置されるフォトセル。光線がゴール地点を横切っていて、選手がゴールした瞬間のタイムが確実に計測できる仕様。
そのほかにも、さまざまな競技で、その特性に合わせた計測技術が駆使されています。しかも、タイマーだけでなく、その機器自体をすべて製作し、提供しているというから、驚き!
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〈左上から時計まわりに〉視覚と音を合図にレースをスタートさせる「スターティングピストル」。機械式のストップウォッチは過去のもの! 100万分の1秒という優れた分解能を持つ「クァンタムタイマー」。ゼッケンに仕込んでスピードや距離などアスリートの詳細な情報を入手できる「陸上競技用タグトラッカー」。こちらは今大会からの新技術、1秒間に1万枚の画像を記録するフォトフィニッシュカメラ「スキャン0ヴィジョン ミリア」。
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スイスで手作りされているという、レースの最終周を告げるオメガの伝統的な「ラストラップベル」。2人とも思わず、記念に写真をパシャリ。
「オフィシャルタイムキーパーというのは知っていましたが、あの電光掲示板の時計をオメガが提供しているだけなのかと思っていました。TVで観ていても全然気づかないところで、オメガのものがこんなにもいろいろと使われているんだなと知って感動しました! これからは、オリンピック中継でも、もっと細かなところまでじっくりと見てみようと思います(吉田さん)」
実際に使用された聖火のトーチも!
オメガ スカイラウンジには、聖火ランナーが使用した実物のトーチも展示されていて、実際に手に持って写真撮影できるというサプライズも!
「こんな経験ができるなんてすごい! 一生の想い出になりました♡(山口さん)」。
そして、人気のオメガウォッチを試着させていただくことに。オメガはメンズウォッチのイメージが大きいけれど、現行のレディースモデルは400種類以上! 実はメンズモデルより多いのだそう。
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〈上から〉左は「シーマスター アクアテラ」。波模様のフェイスとメモリがボートの形というのがおしゃれ。右は一番人気ブレスレットタイプの「コンステレーション」。星座という意味のこの時計は、キラキラのダイヤモンドベゼルや文字盤、ケースに施された有名なハーフムーンデザインが特徴。トレンドのビッグフェイスの「トレゾア」。クラシカルな薄型ケースと現代的なエレガンスのデザインが美しいコレクション。
こちらは東京 2020 リミテッド エディション。スポーツマインドとおしゃれ感が両立したプレミアムウォッチに心が高鳴ります。
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「シーマスター プラネットオーシャン 東京2020 リミテッド エディション」。ホワイトセラミックのダイアルに、日本の国旗を表す赤い針先が可愛い。また、裏には東京2020のエンブレムが入ったスペシャルデザイン。
2人が試着に選んだ時計は、ホワイトカラーがエレガントなモデル。
「オリンピック限定モデルをつけさせていただいたんですけど、ものすごくキレイ! 今までオメガに対して男性的なイメージを持っていたのですが、実際に手首につけてみて、めちゃくちゃ欲しくなりました(吉田さん)」
「私が選んだのはスピードマスター。ダイヤモンドがとてもキラキラしていて、気分が上がりますね。オメガは手が届かない高級なイメージでしたが、こうして改めて見ると、レディースのおしゃれな時計がたくさんあって、着こなしのアクセントとしてもいいなと思いました。本当にすごくステキです!(山口さん)」
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左は吉田さんセレクトのシーマスターの東京2020モデル、右は山口さんが選んだスピードマスター。
そして、GINGERゴルフチームということで、オリンピックのゴルフの試合(録画)を観戦。
ノンアルコールカクテルをいただきながら、贅沢なひとときを堪能しました♪
2人に今回の感想を聞いてみると…
山口さん「本当に会場がとてもゴージャスでステキ! オリンピック関連の展示も素晴らしかったです! オメガは時計だけではなく、オリンピックを影で支えていることを知りました。計測機器などの展示を見て、ハイレベルな技術と、その“正確さ”を実現するための時計ブランドの情熱に感動です」
吉田さん「オリンピック競技と結果の測定は切り離せないもの。今回、いろいろな展示を見ることができて、本当に勉強になりました。そして、オメガが世界から求められ支持されているブランドである大きな理由を知り、本当にすごいと思いました。今日ここを訪れることができたことに感激しています。ありがとうございました!」
と大満足な様子でした。
ストップウォッチから始まり、現在ではハイテク技術を駆使してオリンピックに貢献しているオメガ。オリンピックは残すところあと数日、そしてパラリンピックがスタートします。皆さんもきっと、今までと違う目線で選手たちの“記録”を見守ってしまうのではないでしょうか? これからも、TV画面に映るOMEGAの文字に注目です!
※撮影時のみマスクを外しています。